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2013年11月15日(金)

ウワサのBEMANIアーティストユニット“VENUS”を直撃インタビューウィザウチュナイ! 読めば広がるBrand New World!!

文:サガコ

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■『ZEUS』収録の新曲はアイドル!? アレンジにも気合が入りまくり!

“VENUS”

――ではミニアルバム『ZEUS』の収録曲について、お二人からぜひ解説をいただきたいのですが。

DJ YOSHITAKA:新曲の『Chu☆Chu☆Tonight』は僕が作曲を担当しました。みんなとのレスポンスをすごく意識して作ってあって、ライブ感満載です! サビはスーパーアイドルメロディに仕上がっていますよ。

Sota Fujimori:僕はアレンジを担当しました。スーパーアイドルアレンジをバリバリと入れ込んで(笑)。

――どんだけアイドルなんですか(笑)!

Sota Fujimori:それはもうすごく(笑)。ほかにも実はアイドル要素があるんですが……言っちゃダメ?

DJ YOSHITAKA:それはまだヒミツ! です!

――き、気になりますね! では、新曲以外それぞれの楽曲のExtended Mixについてひとことずつお願いします。

Sota Fujimori:『Survival Games』については、僕らのデビュー曲ということもあって、気合を入れようと2人で話し合いつつ作りました。そのうえで、3年前の発表時よりもっと今風のアレンジに仕上げました。『Far Away』はいかにも90年代だなと、わかる方ならニヤッとしてもらえる笑いどころを盛り込んでいます。

DJ YOSHITAKA:ベースも変えたりして、聞いた感じがまた新鮮なんじゃないかなと思いますよ。

Sota Fujimori:『Brand New World』も、新しい音をたくさん入れたので、おもしろいアレンジになりました。そして『Wow Wow VENUS』ですが、こちらは僕らの楽曲の中でもとくに人気があるので、2番の歌詞を新たに書き下ろして、ロングバージョンに仕上げています。それを受け、サビの後にDメロも追加されていますので、ここが聞きどころですね。この書き下ろしの歌詞には、ぜひご注目いただければと思います。笑えますから!


――こうして楽曲を聴いてみると、本当に遊びとマジメが同居している気がして、臨機応変に変化していくユニットなんだなと思わされます。 

DJ YOSHITAKA:結成当初はどこかバブルの匂いがする、90年代サウンドを意識していたのですが、いつの間にか90年代アイドル的なノリに進んできたというか……。

Sota Fujimori:とはいえこの『ZEUS』で、“VENUS”としてのフェイズ1は終了したのかなという気はしますね。毎回、同じことやってもおもしろくないから。もっともっと違うことにトライしていきたいです。

――じゃあ、ここからはフェイズ2へ移行なんですね? アルバムを出してハイおしまいという意味ではなくて。

Sota Fujimori:もちろん。

DJ YOSHITAKA:自由な雰囲気というか、ファンが喜んでくれればそれでOKというノリこそが、“VENUS”というユニットのコンセプトだと思っているので、これからもどんどん楽しませたいし、ガンガン加速していきたいです! いろいろな意味で。

──加速って言葉はとてもしっくりきます。ファンが“VENUS”に求めている音というのがあったとして、常にその予想の先を行ってくれる感じがうれしいんです。「わっ、そうきたか!」って。

DJ YOSHITAKA:リアルに90年代に音楽を聞きまくった世代はもちろん、若い人にも応援してもらえていますし、その点は本当にありがたいなぁと思っています。ファンのみんなのイメージに作られつつ、僕らがその一歩先を進むという今の距離感が、すごく心地いいです。

Sota Fujimori:もともと、DJ YOSHITAKAから突然「ちょっとやってみない?」と声をかけられて始まった、ネタユニットみたいなものなのにね(笑)。もはやそうは思えないところまで来た感があります。

DJ YOSHITAKA:ファンのみなさんに支えられてここまで来れたからこそ、僕はもっと先に進みたいんです! いつになるかは不明ですが、“いつか絶対に2ndアルバムを作るぞ!”って、2人で決めてますからね!

――心から楽しみにしています。

■2人が“VENUS”から得られたものは!?

“VENUS”

――ちなみにお2人が個々の活動ではなく、この“VENUS”の活動だからこそ得られたものって何かありますか?

DJ YOSHITAKA:僕は純粋に、歌が上達したかも(笑)。たくさん歌って磨かれた感じはすごくしますね。

Sota Fujimori:俺は“遊び心の大切さ”かなぁ。さっき言ったこととかぶりますけど、遊び心って本当に大事だなって。

DJ YOSHITAKA:それはコヤジギャグ的なものも含めて?(笑)

Sota Fujimori:もちろん(笑)。そう、なんだかんだ言っても僕たちが手がけているものってゲームなんですよ。ゲーム=遊びを作ってる。遊びって楽しいものですよね。楽しい遊び、楽しんでもらえるものを生み出すには、作ってる自分がまず楽しまなくちゃ、決していいものは作れないんじゃないかと思うんです。だから、思いっきり楽しんだほうがみんなも楽しいんじゃないかって……そんなことを“VENUS”の活動から教わった気がします。

DJ YOSHITAKA:まさに、僕もそう思ってます。

Sota Fujimori:羽目をはずすユニットっていう前提だったからこそ、羽目をはずして作れた音もあると思うので。その音は、Sota Fujimori個人として作っていたのでは出てこなかったんじゃないかと。そういったことを、身をもって知れたなという気がしています。

――そこには互いに尊敬できる存在だという要素も大きく起因しているのでは? しっかりとした信頼がなかったら、互いを相手に思いっきり羽目をはずすことだってできませんよね。

DJ YOSHITAKA:その通りです。Sota Fujimoriはとにかく向上心が高い人。ずっとそう思っていたけど、ユニットを組んでみて改めて認識して、驚かされましたね。お願いしたことは締め切りをしっかり守って、しかも望んだクオリティ以上のものをバッチリ仕上げてくれる。「わあ、こんな音で来たか!」っていう驚きもあったりして、ちょっと悔しいくらいなんだよね。ジェラッとするというか。

Sota Fujimori:褒められてるなぁ(笑)。

DJ YOSHITAKA:いやいやいや。で、Sotaくん? そろそろ僕のいいところもしゃべってもらっても構わないんだよ!?

Sota Fujimori:DJ YOSHITAKAのいいところ……そうだなー。とにかくマルチな人だなと思います。作る音楽がスゴいというのはもちろんですけど、エンターテイメントとしての自分の立ち位置がわかってて、司会もできるし、ゲームをプロデュースもしてるし、“VENUS”でアイドル活動もやっちゃうしで……あ、そうか! DJ YOSHITAKAこそが“ZEUS(全能神)”なんだ!

DJ YOSHITAKA:はぁ!?

Sota Fujimori:いや、マルチにこなすという意味ではホントに“ZEUS”っぽいよ(笑)。誰にでもできることじゃない。まぁ、マルチすぎ=忙しすぎて、一緒に打ち合わせしたいとか作業したいって時に、ちっともつかまらないっていうのが玉にキズだけど。

DJ YOSHITAKA:そんなこと言ったら、Sotaくんはちょっと気分屋なところがあって、絡みづらいときとかあるからね? 多分、本人の中にモードがたくさんあるんだ。例えば“Sota Fujimoriモード”、“VENUSモード”、“ギャグモード”、“マジメモード”みたいに。しかも、それの切り替わるきっかけが超わかりづらい(苦笑)。

Sota Fujimori:あー、わかる。それ、自分でもわかるなぁ(笑)。

DJ YOSHITAKA:「さっきまで、別のモードだったじゃん!?」って言いたくなること、結構あるからね。僕とは違った意味で、つかまえづらいヤツなわけですよ(笑)。

――なるほど。とはいえ、お互いをよく理解してらっしゃるというか、よく見てるんだなぁと思わずにはいられないわけで。そりゃカンチガイされますよねっていうか。

Sota Fujimori:それで勘違いされてしまうのは、正直残念ですね……。

DJ YOSHITAKA:というわけなので、皆さん僕たちのことはピュアな目で応援してくださいね(笑)。

――では、とても名残惜しいのですが、最後にお二人からシメのひとことをお願いします!

DJ YOSHITAKA:僕らも全力で楽しんで“VENUS”でウィザウチュナイしてますので、みんなも全力でウィザウチュナイしちゃってください! 曲は本気で、ガチで作ってますから!!

Sota Fujimori:引き続き“VENUS”と『REFLEC BEAT』をよろしくお願いします。そして、世界に向けて僕は言いたい。僕らの恋愛対象は、女性のみですよ!!

DJ YOSHITAKA:……えっ……。

Sota Fujimori:そこ、残念そうな顔しない!!(苦笑)

 そんなわけで“VENUS”のロングインタビュー、いかがでしたでしょうか? 気になってしまった人はぜひ、お近くのゲームセンターの『REFLEC BEAT colette』をプレイしてみてください。

 なお、10月23日から11月10日までの期間限定で開催された“VENUS DiGiTAL LiVE TOUR 2013”ですが、ここで驚愕の新情報が!? なんと、ファンのみなさんのアツい声援に支えられて、この伝説のイベントが復活することになったのだ! こちらは、みんなで奏でた“1,000,000ウィザウチュナイ”を記念しての追加公演“100万ウィザウチュナイ記念!VENUS DiGiTAL LiVE追加公演”になるとのこと。気になる追加公演の日付は11月23日~24日の2DAYS(全国一斉開催)だ。

 前回のLiVEチケットを持っているプレイヤーは、新たにチケットをゲットしなくてもそのまま参加OK! チケットを持っていなかった人は、11月15日の15時から、チケットの再抽選が実施されるとのことなので、ぜひゲットしてイベントに参加してみよう。

 なお、この再抽選期間に当たりでゲットできるチケットはすべて“アリーナチケット”になるとのこと。2階席、1階席のチケットを持っている人も、これを機会に再度抽選にチャレンジしてみてはいかがだろう!?

(C)Konami Digital Entertainment

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