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2013年12月11日(水)

『SDガンダム カプセルファイター オンライン』のインターフェースが変わる! 初心者にもやさしい大型アップデートは間もなく!!

文:斎藤ゆうすけ

■ミッション型カスタムパーツでミッション攻略も容易に!

――その他のアップデート内容についてもお聞かせいただけますでしょうか?

ソン:他には、これまでは対戦でだけ使用できたカスタムパーツを“ミッション型カスタムパーツ”という形で、ミッションでも使用できるようにいたします。

 5月のアップデートでは、より自由にユニットをカスタマイズしてもらいたいという思いから、カスタムパーツシステムを実装させていただきました。しかし、あまりにも多彩なパーツを実装しすぎたため、「ミッションでも使用可能とすると、ミッションのゲームバランスが崩れてしまうのでは?」という懸念が生まれ、対戦でのみ使用可能とさせていただいていたのが現状です。

 しかし、ミッションを中心に遊んでいるユーザーから、「ミッションでもカスタムパーツを使いたい」という声をたくさんいただきましたので、ミッション専用のカスタムパーツを今回実装させていただくことにしました。

『SDガンダム カプセルファイター オンライン』
▲これまでのカスタムパーツカテゴリーに、ミッション型のカテゴリーが新たに追加される。

鳴海:ミッション型カスタムパーツの実装は、ミッションの攻略を楽しむ初心者の方たちのサポートという側面もあります。

 ミッション型カスタムパーツに設定されたユニットのレベル制限も、低めに設定されていますし、対戦用のカスタムパーツの能力値上昇率が数%程度なのに対し、ミッション型カスタムパーツの中には、40%も能力値が上昇するものもあります。そのため、なかなかミッションを攻略できない初心者も、ミッション型カスタムパーツを装備することで、だいぶ攻略がはかどるようになるのではないでしょうか。

『SDガンダム カプセルファイター オンライン』
▲ミッション型カスタムパーツはどれも強力で、低レベルのユニットでも装備可能。味方を修理することで恩恵を受けられるパーツもあるので、初心者でもミッションで仲間をサポートできるようになる。

小野:ミッション型のカスタムパーツを装着するためにはオペレーターが必要になるのですが、これまでの有料オペレーターの仕様は、価格的にも能力的にも、ユーザーに満足していただけるものではなかったと思っております。

 そこで、今回のアップデートでは、有料オペレーターの価格を半額程度に変更するとともに、能力も大幅にアップさせることにしました。外見や、声を担当されている声優さんも選択の材料にして、自分好みのオペレーターを選んでいただければと思います。

『SDガンダム カプセルファイター オンライン』
▲価格はダウン、能力はアップする有料のオペレーター。画像の“オペレーターTypeA”を担当する中村繪里子さんのほか、喜多村英梨さんや岡本信彦さんら、有名声優陣がオペレーターのボイスを演じている。

■既存ユーザーもうれしいユーザーインターフェースの改善

――今回のアップデートではUIの一部も変更されるとのことですが、これについてご説明いただけますでしょうか?

鳴海:変更されるUIは、ユニット情報とファクトリーのカスタムパーツ情報、出撃中のユニットに関するものになります。

 まずは、ユニット情報ですが、こちらは武器アイコンに、近距離ならS、中距離ならM、遠距離ならL、ファンネルならFというように、アルファベットでの表記を追記することで、武器の特性をひと目で判断できるようにしました。

小野:これまでもアイコンの形状で、その武器がビーム・ライフルなのかミサイルなのかといったことは判断できたのですが、同じビーム・ライフルやミサイルでも中距離用や遠距離用があるので、使用してみるまでわからないといったことも多かったと思います。

『SDガンダム カプセルファイター オンライン』 『SDガンダム カプセルファイター オンライン』
▲武器アイコンに特性を示すアルファベットが追記される。ビーム・ライフルは中距離用の武器と思いがちだが、νガンダムのビーム・ライフルはLの表記が示すように、遠距離用だ。中距離に位置する相手には、M表記のビーム・ガンやハイパー・バズーカを使おう。

鳴海:武器アイコンに、武器の特性を追記することで、例えば対戦相手のユニットを確認した時、武器の特性も一目瞭然となります。「この相手とは距離をとって戦おう」とか、「近距離攻撃を警戒しよう」といった戦略も、立てやすくなるはずです。

 また、戦闘中の武器アイコンにも特性が追記されていますので、初心者はロックオンサイトに表示される相手との距離を見て、武器の使い分けがスムーズに行えるようになると思います。例えば、相手との距離が100から1000程度でしたら、武器アイコンにMと表示されている中距離武器を使えば攻撃が届くといった感じです。

――ファクトリーのカスタムパーツや、出撃中のユニットのUI変更についてもお聞かせください。

鳴海:カスタムパーツに関しましては、これまでは装着したカスタムパーツによる能力の上昇率が、カスタムパーツごとに表示されていました。今回のアップデートでは、統合のタグを選択することで、装着したカスタムパーツによって上昇する能力値の合計を確認できるようになります。

『SDガンダム カプセルファイター オンライン』 『SDガンダム カプセルファイター オンライン』
▲ものは試しと、ジャンプ時のブースター消費量が減少するカスタムパーツを2つ装備してみた。個別表記では、それぞれ10%と20%と別々に表示されているが、統合タグを選択すると合算された数字が表示された。

鳴海:出撃中のユニット情報には、カスタムパーツやスキルパーツの装備情報を追加しています。さらに、それぞれの情報をクリックすることでカスタマイズ画面へと飛べる、ショートカットとしての機能も追加しております。直感的な操作ができるようになっているので、利便性がさらにアップしますよ。

『SDガンダム カプセルファイター オンライン』
▲装備中のカスタムパーツやスキルパーツ、バトルアイテムが表示されるようになった出撃中のユニット画面。それぞれの情報は、カスタマイズ画面へのショートカットも兼ねている。

■2014年2月のアップデートでレーティング制を導入

――初心者を意識した12月のアップデートに続き、来年2月のアップデートでは、既存のユーザーにより満足してもらえるゲーム環境を提供するためのアップデートを行うそうですね。来年2月のアップデートについても、お聞かせいただけますでしょうか?

小野:2014年2月のアップデートは、“WINTER UPDATE 「THE WAR」”と題し、対戦システムを変更する予定です。

 具体的には、レーティングシステムを導入することで、クイックマッチやランダムマッチのマッチングにおいて、より適切な相手とのマッチングが行われるようにしたいと考えています。

――プレイヤーごとにレーティングが行われ、同じ実力を持つプレイヤー同士で対戦がマッチングされるようになるということでしょうか?

小野:そうなります。レーティング自体は内部的な数値になりますが、プレイヤーにはラダーという形で情報が公開されます。

――レーティングは内部的な数値とのことですが、レーティングを決定する要素について教えていただけますでしょうか?

小野:レーティングシステムは、日本の運営チームから開発元のソフトマックスさんに提案させていただいたものですが、当初はチェスやサッカーで使用される“Eloレーティング(イロレーティング)”という、対戦結果を積み上げていくタイプのレーティングシステムを提案しておりました。

 しかし、『SDGO』にはユニットごとにCからSまでのランクがあり、CランクのユニットとSランクのユニットではかなりの能力差があるので、Eloレーティングに使用したユニットのランクも反映した、独自のレーティングシステムを実装する予定です。

 このレーティングシステムを導入することで、実力の近い相手やチームと熱い対戦ができるようになります。

→ユニット育成の楽しみがさらにアップ! いずれは世界大会も!?(3ページ目へ)

(C)創通・サンライズ (C)創通・サンライズ・MBS
Produced by BANDAI KOREA
Developed by SOFTMAX / Published by CJ Internet Japan.

データ

▼『SDガンダム カプセルファイター オンライン』
■運営:CJインターネットジャパン
■対応機種:PC(対応OS:Windows XP/Vista/7)
■ジャンル:ACT(オンライン専用)
■正式サービス開始日:2010年6月17日
■プレイ料金:無料(アイテム課金)

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