2013年12月13日(金)
――『パズドラ バトルトーナメント』の開発に至った経緯を教えてください。
門井:山本さんが「アーケード版を作りたい」と相談してきたのがきっかけです。
山本:「アーケードゲーム」を作りたいというのは前々から思っていて、ある日飲みの席で柴さん(『ドラッグ オン ドラグーン3』プロデューサー・柴貴正さん)に言ってみたんです。そうしてアーケードゲームのプロデューサーをされている門井さんにつながったのが、本当の始まりですね。
門井:その時もまた飲みの席でしたね。山本さんとは以前から面識がありましたし、気付いたら他のスタッフも知り合いばっかりになって(笑)。
――作品の見どころを教えてください。
門井:やっぱりリアルタイムでの対戦ですね。それを楽しめるように作っていて、対戦ゲームだけど(自分を含めて)16人もトーナメント内にいるので、ギスギスせずに遊べるはずです。
山本:実を言うと、当初の企画はリアルタイムではなくターン制だったんですよ。でも、それだと先手、後手みたいになって対戦している感覚が薄れるし、プレイ時間も長くなるので、この形に変えました。
――1回のプレイ時間はどれくらいなのでしょうか?
門井:決勝戦まで行って、大体10~11分ですね。対戦ゲームのシステム上、予選や準決勝で負ける人が出てくるので、平均すると7~8分ぐらいでしょうか。1プレイの料金が100円なので、結構長いほうだと思います。
山本:ゲーセン泣かせですけどね(苦笑)。1セットで数百円するゲームもありますけど、本作は1回100円というのが、1つのこだわりなんです。『パズドラ』を遊んでいる人は15歳~25歳くらいの人が多いので、学校帰りに立ち寄ってアーケード版を遊んでもらえれば、と思っています。
門井:それこそ、財布にふとあった100円でプレイしたり、昼ご飯をちょっと節約したりとかね(笑)。あとは、男女問わず楽しめる作品なので、カップルとかでも気軽にプレイしてもらえると思います。
山本:リア充な人も楽しめます!
――もっとも『パズル&ドラゴンズ』らしさを感じられる要素はどこでしょうか?
門井:パズルの部分ですね。マス目は増えましたけど、パズルがうまい人は強い、というかなじみやすいはずです。スキルとかライフとかのシステムは全然違うものの、操作感にとまどうことはないと思います。
山本:ただ、“ドロップを持っていられる時間に制限がない”というのは本作ならではです。スマホでの操作に慣れすぎていると、うっかり4秒で離してしまう人もいるみたいですが(笑)。
――ストーリーモードを用意されているのも『パズバト』の特徴ですよね。
門井:そうですね。かなり豪華になっているので、1人でじっくり遊ぶのにもいいと思います。世界観やストーリーは井上堅二や田口千年堂が手掛けていますし、キャラクターデザインも野村哲也がまさか1カ月に6枚も描くとは……っていうほど描いてくれています(笑)。
ちなみにストーリーモードも、プレイ時間は7~8分くらいです。トーナメント方式は変わらず、ストーリーの部分などが加わるので、読むペースで個人差がありますが。
――スマートフォン版との連動はありますか?
山本:あります。具体的な内容はまだ秘密ですが。
――『パズバト』の現在の完成度は何%くらいでしょうか?
門井:50~60%くらいですかね。大まかな構造は完成していますけど、ロケテの結果を見て直すところが山積みだと思いますし。
――今回のロケテストや、その後の展望をお聞かせください。
山本:焼き直し感がないので、新鮮な感覚で遊んでもらえると思います。今後の展開も、移殖っぽく感じないようなオリジナル要素を、楽しめるようにしていきたいですね。
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