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2013年12月21日(土)

PS Vita『フリーダムウォーズ』最速レビュー。荊(いばら)アクションを使いこなした感想は? 懲役100万年顔の男が初体験!

文:ゴロー

 千葉県・幕張メッセにて、本日12月21日と明日22日に開催されている“ジャンプフェスタ2014”。そのSCEブースでプレイアブル出展されているPS Vita用ソフト『フリーダムウォーズ』のレビューをゴローがお届けします。

『フリーダムウォーズ』
▲SCEブースの入り口では、『フリーダムウォーズ』の超高機能汎用窓口係・プロパくんがお出迎え。
『フリーダムウォーズ』 『フリーダムウォーズ』 『フリーダムウォーズ』
▲試遊コーナーの外観や内装は、作品の舞台となる牢国都市パノプティコンを見事に再現! LAW STREET(ロウストリート)と呼ばれる、独房同士をつないだ区画でプレイします。
『フリーダムウォーズ』 『フリーダムウォーズ』
▲プレイ前は、パノプティコンに服役する重犯罪者“咎人”として写真撮影も。自分の場合、モニターに映る髪の毛が唯一の違和感という悲しさ。
『フリーダムウォーズ』
▲写真撮影を終えた後は、順番待ちしながら牢獄でチュートリアルビデオを鑑賞。プロパくんが独特の口調で、今回の試遊におけるアドバイスをしてくれます。

 『フリーダムウォーズ』の世界を存分に味わったところで、早速プレイをすることに。感想を書く前に、まず本作の概要を少し説明しておきます。

 プレイヤーキャラクターは懲役100万年を科せられた咎人で、略奪者(アブダクター)に捕らわれた市民(シヴィリアン)を奪還するための戦い“ボランティア”への参加を強いられます。シヴィリアンを奪還することで刑期が短くなるので、咎人たちは自由を求めて戦っていくわけです。

 今回の試遊で体験できるミッションは、シヴィリアン3人の奪還を目的にしたもの。これに4人のプレイヤーで協力して挑みます。出撃前の武器選択でバランスがよさそうだった“小剣&サブマシンガン”の組み合わせをチョイスし、4人の出撃準備が整ったところでレッツ貢献!

【出撃前の武器選択に関する補足】
・武器は2種類1セットにした5タイプから選べる
・どのタイプも、1つの武器は小剣(ムラサメ Mk.9)で固定
・もう1つの武器は大剣、槍、サブマシンガン、ガトリングガン、ロケットランチャー

 チュートリアルビデオを見た時に荊(いばら)を使ったアクションがとても気になったので、いろいろと試してみました。荊は、ヒットさせたターゲット(障害物・アブダクター・仲間など)やターゲットの状態によって、できることや効果がさまざまに変化します。

【荊を使った主なアクション】
・障害物や建物の外壁に向かって高速移動(荊ダイブ)
・荊ダイブの連続で高所へ移動
・アイテムの回収
・アブダクターを引き倒す
・アブダクターに急接近しつつ近接武器で攻撃(荊ダイブ攻撃)
・力尽きた仲間の回復
など

 移動する時は、荊ダイブを使ったほうがダッシュよりも断然快適です。荊は真正面に発射されるため、視点操作を駆使すれば荊ダイブの連続でピョンピョンとスムーズに移動できます。建物の屋上に上ることもでき、フィールドを移動しているだけでも楽しいと感じました。荊の使用数はゲージで管理されているのですが、ほとんど減らないうえに自然に回復するので、気にせずにガンガン使ってよいかと。

 バトルでは、大型のアブダクターにキメた“荊ダイブ攻撃”の連続がサイコーに爽快でした。敵を中心に空中で何度も往復しながら剣で斬りつけるという、超スタイリッシュなアクションを簡単操作(ロックオン状態でRボタン→近接攻撃の繰り返し)で繰り出せます。あまりに楽しくなって、シヴィリアンの奪還を忘れるほど夢中にも。

 また、シヴィリアンを奪還した後は、シヴィリアンを搬送するプレイヤーキャラを皆で協力して目的場所まで護衛します。搬送者は“歩く”と“ダッシュ”しか行えないので、追ってくるアブダクターを引き倒したりして時間を稼がなければなりません。試遊では手厚い護衛のおかげで成功しましたが、この奪還→護衛という新しい共闘のテーマは協調性の高さがより求められる部分だと感じましたね。

 武器やアイテムを使ったアクションも試しましたが、このゲームの最大の魅力は“荊アクションの自由度の高さ”に尽きるでしょう。プレイヤーの性格や武器の性能によって使い方は変わりますし、荊を溜めて出すことで普段と違った効果にもなるようです。明日来場する人は、ぜひ荊アクションの可能性を意識してプレイしてみてください。

 なお、明日来場予定の人は下の動画で予習をしておくことをオススメします!

●『フリーダムウォーズ』ボランティアチュートリアルビデオ

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