2013年12月27日(金)
スクウェア・エニックスより、2014年に発売されるPS3用ソフト『キングダム ハーツ HD 2.5 リミックス』。今回は、各収録作品の概要を紹介する。
『キングダム ハーツ HD 2.5 リミックス』は、PS2で発売された『キングダム ハーツ II ファイナル ミックス』、PSPで発売された『キングダム ハーツ バース バイ スリープ ファイナル ミックス』の2作をHD化して収録したタイトル。ゲームの他、『キングダム ハーツ Re:コーデッド』も映像作品として収録している。
本作の物語は、主人公・ソラではなく、ロクサスという少年の視点からスタートする。ロクサスは、黄昏の街“トワイライトタウン”に暮らし、仲間たちと残り少ない夏休みを楽しんでいた。
しかし、不気味な化物や黒いコートの男たちが出現し、ロクサスの周囲で不思議なことが起こり始める。彼がそれらの意味するものを知った時、短い夏休みが終わりを迎える。
ロクサスと入れ替わるように目覚めたソラ、そしてドナルドとグーフィー。彼らは離れ離れになったリクと王様や、島に残してきたカイリとの再会を夢見ながら、新たな冒険へと旅立つ。
▲ロクサスの行動を監視していたりナミネと関係があったりと、謎の多い人物・ディズ。 | ▲『キングダム ハーツ II』では、王様が大活躍する点も見どころの1つ。 |
本作ではソラがキーブレードを手にする時代より約10年前を舞台に、テラ、ヴェントゥス、アクアという3人の視点から物語が綴られる。
この時代には、“キーブレードマスター”と呼ばれる、特に優れたキーブレードの使い手が存在する。テラ、アクア、ヴェントゥスは、キーブレードマスターを目指してマスター・エラクゥスのもとで修行の日々を過ごしていた。
互いに励まし合い、絆を育む3人だが、異形の存在“アンヴァース”の出現やキーブレードマスターであるゼアノートの失踪など、異変が起こり始める。世界を守るため、師の命に応えるため、友を追うため、彼らはそれぞれの目的を持って外の世界へと旅立つ。その運命は交錯しながら、やがて大いなる災いへと飲み込まれていく。
▲轡を並べて修行に励むテラ、アクア、ヴェントゥス。しかし、彼らの運命は大きな転機を迎える……。 |
『キングダム ハーツII』の直後から始まる物語。XIII機関との戦いを終えたソラたちは、もとの生活を取り戻していた。
ジミニーは今までの旅を“ジミニーメモ”として記録していたが、ある日それを整理している中、自身では書き覚えのないメッセージを発見する。
「彼らの痛みをいやしに戻らなければならない――」
王様はこのメッセージにこめられた謎を探るべく、ジミニーメモからデータ世界を作り上げ、解析を始める。しかしデータ世界はバグに侵食されており、王様はバグの排除をデータ世界のソラに依頼する。
▲ソラ本人ではなく、データ世界に再現されたソラが主人公となる。データ世界を蝕むバグの要因とは? |
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