『ウイニングポスト8』ではどんな競馬ライフを楽しめる？ プレイスタイルにあわせて競馬史を築ける“ストーリーモード”や本作の魅力を紹介

文：キャナ☆メン

■プレイヤーは何ができる？　『ウイニングポスト8』の魅力

　馬主の他に生産者を兼ねるプレイヤーは、自分の牧場がプレイの基点になる。牧場には、さまざまな効果を持つ施設を建てることができ、そうした牧場のカスタマイズも本作の楽しみの1つになっている。もちろん、所有する繁殖牝馬に種付けをして、自分の牧場で子馬を誕生させることも可能。成長した馬を調教師に預け、愛着のある自分の馬がレースに勝利すれば、大きな達成感を得られるだろう。

▲今作では、牧場が3Dグラフィックで表現される。牧場内を、馬が生き生きと動き回るシーンも描かれるように。

　以下に、牧場のカスタマイズからレースの出走まで、基本的な遊びの内容をかいつまんで紹介する。

●思いのままの牧場作り

　さまざまな効果を持つ施設を配置・拡張することで、“競走馬の育成に特化した牧場”、“多くの人物が訪れる人脈重視の牧場”など、特色を持った牧場を作り上げることができる。また、各施設に子孫の牧場スタッフを配置すると、施設の持つ効果がアップする。

▲施設を建てれば、牧場の外観も変化する。ただし、施設の配置・拡張には資金が掛かる。		▲所有できる繁殖牝馬の頭数を増やせる“厩舎”。生産に力を入れる場合は、早めに拡張したい。		▲“従業員宿舎”は、より多くの牧場スタッフを配置できるようになる施設。

●所有馬を増やすには？

　牧場で育てる馬は、自分の牧場に繁殖牝馬がいれば種付けを行って生産できる。その他にも、“セリ”で幼駒（子馬）を入手したり、“庭先取引”で他の牧場から直接購入する手段もある。

▲セリでは、他の馬主と競り合いになるので、期待の幼駒は高値になることも。		▲自分の牧場で生産した幼駒。現役兄弟馬の平均勝利距離や、平均デビュー時期もわかる。

●所有馬の育成

　手に入れた幼駒は、一応の目安ととして、“育成度”のゲージを見ることで育ち具合がわかる。もし、自分の親族が育成牧場のスタッフにいれば、この育成度は上昇しやすい。また、競走馬になった後は預けた調教師の特性によって成長の仕方が変わってくる。

　なお、本作からの新要素として“縁の馬”というシステムがある。これは、その人物にとって縁の深い馬であることを示す要素で、調教師の“縁の馬”にあたる馬の子を預ければ、さらに育成しやすくなる。

▲所有馬は、自分の牧場で育成される。期待の馬の場合は、「もしかすると、歴史に名を残す名馬になるかもしれませんよ」なんてコメントをしてくれることも。		▲牧場スタッフにも“縁の馬”が設定されていて、その馬の子を育成すると、思わぬボーナス効果を得られる場合がある。

●いざレースへ

　幼駒が競走馬へと成長したら、厩舎へ預けて調教を積んだ後、いよいよレースへ出走する。レースでは、それぞれの競走馬が持つさまざまな能力が重要になる。その他にも、馬と騎手に“縁の馬”の関係があれば、その能力をさらに引き出してくれる。

▲所有する競走馬が、牝馬クラシックレースの初戦である“桜花賞”へ出走するシーン。GIレースでは、応援に力が入りそうだ。		▲レースの演出も強化され、馬の質感の表現だけでなく、環境音のクオリティもアップする。

●競馬ライフを盛り上げる多彩なイベントも

　自分の牧場で紡がれる家族や馬の成長をはじめ、競馬界のさまざまな人々との間に起こる出来事が、プレイヤーの競馬ライフを盛り上げてくれる。また、“縁の馬”のシステムが搭載されたことにより、それによる“人馬の絆”のドラマを楽しめる。

▲福永祐一騎手が“縁の馬”であるシーザリオの子を見に来た場面。幼駒の群れの先頭を駆ける姿を見て、期待を膨らませるイベントだ。		▲所有馬が年度代表馬に選出された際、主戦騎手を務める息子が、翌年の凱旋門賞への挑戦を申し出るシーン。

(C)コーエーテクモゲームス All rights reserved.

• 『ウイニングポスト8』公式サイトはこちら

データ

関連サイト

• 『ウイニングポスト8』公式サイト