2013年12月28日(土)
コーエーテクモゲームスは、PS3/PS Vita/PC用ソフト『ウイニングポスト8』の新情報を公開した。
本作は、馬主兼生産者(オーナーブリーダー)となって競馬界の人々と交流しながら、名馬を輩出していく競馬シミュレーションゲーム『ウイニングポスト』シリーズの最新作。今作では、“受け継がれる血統のロマン”をコンセプトに人馬の絆が描かれ、シリーズで初めてプレイヤーキャラクターの配偶者や子孫が登場する。子どもや孫は、騎手、調教師、牧場長、牧場スタッフとなってプレイヤーを支えてくれる。ゲームの基本的な概要と主な新要素については、11月29日の記事を参照してほしい。
▲プレイヤーの家系図(左)と、子孫が子馬の出産に立ち会う場面(右)。子孫キャラクターをどのように活躍させるか、という楽しみが増える。 |
本日の記事では、プレイスタイルにあわせて日本競馬史の影響を選べる“ストーリーモード”の内容と、オーナーブリーダーとして楽しめる『ウイニングポスト8』ならではの遊びについて紹介していく。
ゲームがスタートするのは1982年。この年は、第1回ジャパンカップが開催されるも、日本馬が海外勢に惨敗し、世界に通用する馬作りを目指し始めたターニングポイントの年になる。オーナーブリーダーとして歩き始めたプレイヤーは、“系統・牝系の確立”、“最優秀生産者賞獲得”、“国内GI全制覇”など、好きな目標に向かってプレイしていくことができる。
▲プレイヤー(顔イラストは秘書)が最優秀馬主を、プレイヤーの牧場が最優秀生産者を受賞したシーン。牧場長は、プレイヤーの子孫キャラクターが務めているようだ。 |
ストーリーモードには、下記の3つのモードが存在し、実際の競馬史の反映のされ方がまったく異なってくる。シンボリルドルフやナリタブライアン、ディープインパクトといった史実のスーパーホースを所有馬として走らせ、競馬史を追体験するか。オリジナルの競走馬を育て上げて、歴代のスーパーホースに挑むか。あるいは、自分だけの競馬史を築き上げていくか。プレイスタイルに合わせてモードを選択しよう。
▲皇帝・シンボリルドルフとオリジナル競走馬との対決。モード次第で、実在の名馬とプレイヤーの所有馬のライバル関係を楽しめる。 |
モードA:実在馬が、基本的に歴史通りの年に誕生し引退していく。レース結果も一部史実を再現した内容になる。競馬史を追体験したい人にオススメ。
モードB:実在馬の誕生年や寿命などは史実どおりだが、レースの結果はプレイヤー次第。オリジナルの馬で、歴代の名馬に挑戦したい人へオススメ。
モードC:実在馬の誕生年や寿命などに、若干の変化が現れるモード。史実では実現されなかった、ドリームマッチが起こることもあり得る。競馬史をベースにしつつ、オリジナルの競馬史を築き上げたい人にオススメ。
なお、2013年が終ると、2014年以降もプレイを継続するか、1982年に戻って周回プレイを行うかを選択できる。もし、2014年以降もプレイを継続するなら、プレイヤーだけの競馬史を作り上げていくことになる。
→自由な競馬ライフを楽しめる『ウイニングポスト8』の魅力とは? オーナーブリーダーとして携わるさまざまな遊びを紹介(2ページ目へ)
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