2014年1月7日(火)
シリーズおなじみの要素である、武器のレベル上げによって解放される“ウェポンストーリー”は本作にも健在! このウェポンストーリーは、世界観をより深く知るための情報が書かれたものから、本編とはまったくリンクしない読み物まで、内容は実に多彩です。僕なんかは、これを読みたいがためにお金を稼いでは、武器素材を買い集める毎日。なんという……プレイか!!
▲各武器は強化用の“武器素材”を使用してレベルを上げることになります。 | ▲武器ごとに用意されているウェポンストーリー。これをすべて読むまで、『DOD3』の戦いは終わらない! |
ある意味、ストーリー本編のミッションよりも手ごたえがある“クエスト”では、サバイバルモード的なものも用意されており、とことん遊べちゃう仕様。また、本作はマルチエンディング制となっており、複数のエンディングが用意されているため、シナリオのボリュームもかなりのもの。
どれも衝撃的なラストシーンが待っているので、ぶっちゃけ“すべてを遊び尽くさないと損!”と断言できちゃいます。
▲“クエスト”は、ストーリーより手ごたえがある高難度のものや、お金稼ぎにピッタリなボーナスステージまで、内容は多種多彩。ストーリーを進めるのに疲れた時の、ワンアクセントにピッタリかも!? |
シリーズ3作目ということで、過去作を知らないプレイヤーは不安に思うかもしれませんが、そんなシリーズビギナーの方もご安心を。本作の物語はこれだけで独立しているため、ここから『DOD』デビューしてもまったく問題ありません。
むしろ、編集部には本作から『DOD』の世界に足を踏み入れ、赤い瞳の信者になった人間もちらほら存在します(笑)。もちろん、過去作を遊んでいるとニヤリとできる部分もたくさんあるので、これまでのシリーズが好きなファンにもオススメですよ!
とはいえ、シメにこんなことを書いちゃうのもなんですが、本作は万人が楽しめる王道ARPGではないとも思っています。アクションゲームとしての難易度(特に最後の最後ね……)にくじけそうになる人もいるでしょうし、味付けの濃い物語やトゲのある登場人物に辟易(へきえき)する人も少なくないでしょう。
しかし、ひとたびハートキャッチされてしまった人は、2度と抜け出せないほどの魔性の魅力もまた、ガッツリと盛り込まれていると思います。
▲普段はつっけんどんなゼロが、ラストシーン間際に見せる慈愛の表情。これが意味するものとは? ぜひ皆さんの目で確かめてほしいです。 |
魂を共にして生きるカイムとアンヘルの物語、さながら父と子のような関係であるノウェとレグナの物語とは、ひと味もふた味も異なるゼロとミハイルの物語。個人的には、ぜひ最後まで見届けてほしいな、と。
少なくとも僕は、深い絶望を前にしてなお、あきらめずに前に進み続けるゼロの生き方に、深い感銘を受けました。ストーリー開始時は謎だらけな彼女の行動も、最後までプレイすればきっと納得できるはず。終盤では、普段ツンケンとしているゼロが、心の奥底で深くミハイルを信頼している様も垣間見られて、グッときますしね。
▲ちなみに、最近の僕のお気に入りキャラはミハイル。東山奈央さんの舌足らずな演技に萌えてしまいます。ミハイル、かわいいよ! かわいいよ!! |
この冬、絶対に遊んでおくべき1作なので、記事を読んで興味がわいた方は、ぜひ本作を手に取って、思う存分ジョイしてもらえればと思います!
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Character Design : Kimihiko Fujisaka.
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