2014年1月31日(金)
自走砲は直接照準・間接照準をShiftキーで入れ替えますが、Ctrlキーを押しっぱなしにすることで、画面右下のミニマップにカーソルを合わせることができます。この際、目標に合わせてマウスを右クリックすれば、間接照準モードのまま瞬時にこの地点に照準を移動することが可能です。また、直接照準モードからでも、ミニマップにカーソルを合わせて右クリックすれば、間接照準モードに移行できます。
さらに、敵戦車に照準を合わせてF2かTキーを押せば、その車両に対して“攻撃中”のマーキングを示すことができます。味方戦車に対する注意喚起になりますし、勘のいい味方なら履帯切りなどで敵戦車の移動を阻止し、攻撃の補助をしてくれることもあるでしょう。
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▲敵車両の上に表示された“<<<”がマーキング。自走砲で出撃する場合はこれを活用してください。 |
この他に、“置きAIM”という照準方法があります。建物の陰など攻撃できない敵をむやみに追いかけるのではなく、ひょっこりと出てきそうな場所に照準を向けて、レティクルを最小にして待つというテクニックです。敵の戦車が攻撃のために顔を出したところなどを射撃すると、ロスなくダメージを与えることができるはずです。
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▲敵戦車の後方などにレティクルを置いて、じっと待ちます。敵戦車の動きを見て、着弾までの時間(1秒から2秒)を足して相手の位置を計算し、射撃をすることで撃破できます。 |
自走砲はとにかく見つかったら負けなので、隠蔽効果を上げる【迷彩】と【迷彩ネット】は必須。乗り込む戦車兵のスキルも、車長の【第六感】以外は【カモフラージュ】だけでもいいくらいです。でも、装填時間を短縮する【装填棒】も、可能であれば装備しておきましょう。
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▲自走砲は隠蔽率が低いので、可能なら迷彩を付けてください。足が速いとか、逃げ切れる自信があるとかであれば、必要ないかもしれませんが……。 |
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▲スキルの【カモフラージュ】は、能力の合計を搭乗者数で割る仕組みになっているので、使うならなるべく多くの乗員に取らせましょう。 |
また、徹甲弾を装備できる砲もありますが、徹甲弾を装備する必要があるかは、はなはだ疑問です。お守り代わりに1~2発を装備するという人もいますが、自走砲が平射で敵を撃破し続けるという状況は、戦いとしてはかなり“終わった”状況です。
・徹甲弾のメリット:高い貫通力によって、命中時に高確率で敵戦車の装甲を貫通するため、大ダメージを与えられる。内張り装甲などのダメージ軽減効果のあるパーツの影響を受けない。
・徹甲弾のデメリット:榴弾と違い爆発しないため、確実に命中しないと一切ダメージが入らない。命中部位によっては弾かれることもある。
1か所ににじっとしているのが自走砲の特性なので、無線機は一番いいグレードのものを装備してください。敵の位置情報が入ってこなければ、攻撃のしようがありません。とにかく無線を最優先で。
なお、敵から見えにくいということで窪地に陣取ると、自分の攻撃範囲が極端に狭まってしまいます。攻撃の際は、なるべく高台の茂みに隠れてください。
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▲窪みに隠れて安心、なんてことは考えないように! これじゃあ、どこも狙えません。 |
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▲敵軽戦車が見えている時は、「相手からも自分が見えている!」と考えるぐらいの慎重さが大事です。 |
自分の力で積極的に戦況を変えていきたいと考えている方は、今回語った運用のポイントを熟知して、ぜひ一流の自走砲乗りを目指してみてください!
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