セガから、2月22日に発売されるPS4/PS3用ソフト『龍が如く 維新！』。本日の記事では、これまでに紹介しきれなかったキャラクター情報をお届けしていく。

　『龍が如く』シリーズは、伝説の極道・桐生一馬を主人公に据え、生々しい人間ドラマを描いてきたアクションアドベンチャーゲーム。その最新作『龍が如く 維新！』では、現代から幕末に舞台が変わり、桐生の内面を持つ“坂本龍馬”が主人公の物語を体験できる。桐生の人生になぞらえて親殺しの罪で追われる龍馬が、“斎藤一”と名を偽り、真犯人の手がかりを求めて新選組に潜り込む斬新なストーリー展開もポイントだ。

　そして本作では、桐生だけではなく、シリーズのさまざまなキャラクターたちが、役どころを変えて姿を見せる。歴史上の人物となって物語に深くかかわるキャラクターもいれば、架空の人物として登場する者も大勢いて、正に『龍が如く』シリーズのオールスターと呼ぶに相応しい顔ぶれがそろっている。

▲たとえば、真島は沖田総司、冴島は永倉新八という役どころ。龍馬（桐生）とともに、新選組の一員として刀を振るう。主要な組織の人物は、過去の記事を参照してほしい。

　では、これまで紹介した登場人物たち以外に、どんなシリーズキャラクターが『龍が如く 維新！』に顔を見せるのか？　本日の記事では、その情報を一挙に掲載する。

■物語に深くかかわる重要キャラクターたち

　以前に紹介した土佐藩、薩長の志士、新選組の幹部ら以外にも、物語に深く関係してくる登場人物たちがいる。それが、以下に紹介する5名だ。ちなみに、朴ろ美（ろは王へんに路）さんが演じる“お登勢”と、平野綾さんが演じる“幾松”は、予約特典のダイジェストナレーションボイスにカスタマイズ用ナレーションボイスが収録されている。

お登勢　声：朴ろ美（ろは王へんに路）

　朴美麗の本作における姿。朴は、『龍が如く5 夢、叶えし者（以下、龍が如く5）』で芸能プロダクションの遣り手社長として、遥に大きな影響を与えた。

　本作では、京でも有数の船宿・寺田屋を切り盛りする“お登勢”として登場する。そのらつ腕ぶりは相変わらずで、女中のおりょうと一緒に店を繁盛させている。宿賃を滞納してばかりの龍馬には、何か思うところがあるようだが……？

幾松　声：平野綾

　『龍が如く4 伝説を継ぐもの（以下、龍が如く4）』で初登場し、主人公の1人・秋山駿の頼れるパートナーとして、今やおなじみの存在となった花。そのふくよかな姿で愛嬌を振りまいていた彼女だが、本作では一転、細身の美女・幾松として登場する。彼女は、龍馬とはどのような形で出会うのだろうか？

勝麟太郎　声：堀内賢雄

　勝海舟の名で広く知られる彼に扮しているのは、『龍が如く5』の青山稔。原作では、東城会の乗っ取りを目論んで、桐生と対峙した人物だ。

　信賞必罰の組織論を展開し、東城会の活性化を図った青山らしく、勝麟太郎の組織運営能力は周囲に高く買われている。大胆な発想で、幕府に大きな貢献をした歴史上の同人とその点では共通しているが、本作の勝の目には野心の炎がちらついており、どうも史実通りの忠臣というわけではないようだ。

白装束の男

　『龍が如く4』に登場し、その策略で巨万の利益をつかもうとした上野誠和会若頭・葛城勲。彼は、白装束に身を包んだなぞの男として登場する。格好だけならば、荘厳な死の雰囲気に包まれたこの男だが、目に宿る鋭い光は、死にゆく者のそれではない。どのような事情を抱えていて、白装束を身にまとい、龍馬の前に姿を現すのだろうか。

千石

　『龍が如く2』で敵役だった近江連合四天王の1人・千石虎之介は、自分と同じ氏の人物として登場する。原作では、“近江の錬金術師”と呼ばれるほど財力に長けていた千石は、本作でも成金じみた格好で、その富の力をうかがわせる。どうやら幕末の豪商であるようだが、そんな彼が、龍馬とどのようにかかわってくるのだろうか？

→サブストーリーでおなじみのキャラクターがついにメインストーリーへ登場！　『龍が如く5』のキャラクターが多数顔を見せるサブストーリーの人物らも紹介（2ページ目へ）

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