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2014年2月22日(土)

【PS4早朝販売】ビックカメラ有楽町店ではSCEJA・河野弘プレジデントも登場!! 30~40人の待機列が形成され、販売開始後も続々人が集まる

文:電撃オンライン

 本日、2月22日にPS4が日本発売を迎えた。ビックカメラ有楽町店では、7:00よりPS4の早朝販売および予約分の引き渡しを実施。販売が開始される7:00の時点ではおよそ30~40人ほどの待機列が形成されており、販売が開始されてからも列は次々と増えていった。

『PS4』 『PS4』 『PS4』
▲店舗の方にうかがったところ、ビックカメラ有楽町店では予約分と当日販売分の台数はおよそ半々ということだった。
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▲6:30からカウントダウンイベントがスタート。参加者にはPS4のマフラータオルが配られ、みんなで首に巻いてPS4販売開始を待った。7:00の10秒前から秒読みが開始され、カウント0とともに一斉にマフラータオルを振り上げ、PS4の日本発売をお祝いした。

 待機列の先頭に並んだのは、千葉県在住の20歳の大学生。話を聞いたところ、本体とともに購入するのは『バトルフィールド4』。FacebookなどSNSとの連携に興味を抱いていたが、動画配信などPS4特有の機能はさておき、まずは思う存分ゲームをプレイしたいということだった。今日は6:10頃に店舗に到着したそうだ。

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▲「最近の日本人には、もっとゲームをプレイしてと言いたい」とのこと。まさにゲーマーの鑑。

 このビックカメラ有楽町店の発売セレモニーには、SCEJA・河野弘プレジデントも視察に訪れた。幸運にもお話を聞くことができたので、その模様をお届けしよう。

『PS4』
▲「私が1番に買った人みたいになってますね(笑)」と、お茶目な一面も。

――PS4発売を迎えた今のお気持ちを聞かせてください。

 ようやく日本で発売を迎えられて、率直によかったです。

――昨年のニューヨークでの発表からちょうど1年ですが、PS4日本発売までのこの1年間はどのようなことに苦労されましたか?

 やはり、PS4の形がまだない段階で、“PS4のコンセプト”をユーザーのみなさんにお伝えすることが最も大変でした。そして、PS4は地域によって発売日が異なり、日本の発売タイミングが他の地域より遅い年明けになったことを、どのようにみなさまにお伝えするかということも悩んだところです。大きな期待を寄せていただき、「日本の発売日を早くしてほしい」という声もありましたので、そこが大きなチャレンジでした。もう1つは、“PS3とはどこが違うか、どこが新しいのか”という点で、PS4が持つおもしろさの伝え方も工夫をしました。

――PS4のローンチにあたって最も気を使ったことはどんなことでしょうか?

 ただ単純に“PS3の後継機”とならないようにすることですね。もちろん、グラフィックや処理能力など性能面の進化もとげているのですが、それだけでは不十分だろうと思っていました。正統進化の部分と、現在主流となっているSNSとの連携の部分をどのように伝えるか、そこに一番気を使いました。

――日本でのPS4の供給台数は十分に確保できているのでしょうか?

 そう思っていますが、これからの需要の盛り上がりによっては十分でないかもしれません。今日、明日の状況をしっかり見たいですね。予約台数については非常に手ごたえを感じてますが、プラスアルファで、予約をされていないお客様がどれくらいお買い求めになるかによっては、数が足りなくなるかどうかもジャッジしなければならないかなと思っています。生産については順調に上がって来ていますので、日本発売を迎え、グローバルで需要が盛り上がっているなか、これからが本当の需要の見極めどころだと思っています。

――これからのPS4の普及には何が必要であるとお考えですか?

 “広がり感”を出せるかどうかですね。コア中のコアのユーザーさんにお買い求めいただくことは最初のステップだと考えていますが、新しいユーザーさんをどう獲得していくかはこれからの課題だと思っています。PS4が持つSHARE機能がソーシャルと連携することで、“発信力”をお客様が獲得できるのがPS4のユニークな特徴なので、そこからどうお客様同士の広がり感を作れるかが、1番チャレンジしたいところですね。

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