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2014年3月11日(火)

『ダークソウル2』のキャラメイクを特集! 8つの素性の特徴やオススメのステ振り方針、育成例などを解説

文:シュー

 注目のアクションRPG『DARK SOULS II(ダークソウル2)』の魅力をお届けする特集企画の第2弾として、キャラクターメイキングやステータスの見方、各素性の特徴、オススメのステータスの振り方、育成方針などを紹介します。

『ダークソウル2』特集第2回画像

■キャラメイクで自身の幻影を作成

 『ダークソウル』では、操作キャラクターの性別や体格、目、鼻、口などを細かくメイキングできます。性別による大きな違いはなく、歩くモーションや声に差がある程度なので、自分好みに設定しましょう。キャラメイク最大の特徴は、各パーツの調整項目の豊富さ。目の大きさや距離感、位置、瞳の色など、さまざまな項目があります。前作よりもパターンが豊富かつ細かく調整できるので、こだわり始めるとゲームが進まないまま数時間が経過することも。

 とはいえ、一度死亡すると亡者となり、ゾンビのような顔になってしまうので、あまり顔を拝めないこともあります。そのぶん、苦労して作ったキャラクターが生き返り、久々に顔を見られた時の安心感や「生き返ったんだ!」という実感は、非常に強いです。

『ダークソウル2』特集第2回画像 『ダークソウル2』特集第2回画像 『ダークソウル2』特集第2回画像
▲痩せ型からガッチリとした体格まで、細かく設定できます。
『ダークソウル2』特集第2回画像
▲顔のメイキングだけでも男性は12項目、女性は10項目存在。そこからさらに細かく枝分かれしていきます。
『ダークソウル2』特集第2回画像 『ダークソウル2』特集第2回画像
▲男性を選んだ場合はヒゲを細かく調整できます。ヒゲにも数パターンあり、さらに色なども変更可能です。

■『ダークソウル2』の8つの素性

 “素性”はキャラを作る時に選択するテンプレートのようなもので、選んだ素性によってプレイヤーの初期ステータスや初期装備品、レベルなどが変わります。『ダークソウル』シリーズでは、ソウルを消費することで自身のステータスを1ずつ強化できるため、どの素性を選んでも最終的には自分好みのステータスにすることが可能です。

 そのため、装備品のままならない序盤を有利に進めたい場合や初期装備品のよし悪しが気になる場合は、自分のプレイスタイルに近い素性を選ぶといいでしょう。

 素性には、筋力が高いパワー寄りの素性や魔力が高い魔法使い寄りの素性など、8種類が存在します。それらの素性を解説する前に、まずはステータスについて解説します。

●プレイヤーステータスの見方

 プレイヤーステータスには大きく分けて2種類あります。生命力や持久力など、ソウルによって強化できるもの9種がメインステータス。HPやスタミナ、装備重量など、メインステータスに影響を受けるものがもう1つのステータスとなります。ここでは、基本的なメインステータスについて解説していきましょう。

『ダークソウル2』特集第2回画像
▲『ダークソウル2』のステータス画面

【メインステータス】
生命力……HPの総量を決めるステータス
持久力……スタミナの総量を決めるステータス
体力……最大装備重量を決めるステータス
記憶力……スペルの記憶スロット数を決めるステータス。詠唱速度も速くなる
筋力……筋力で扱う武器を装備するためのステータス。攻撃力にも影響する
技量……技量で扱う武器を装備するためのステータス。攻撃力にも影響する
適応力……生存のためのさまざまな力が上がるステータス。各種耐性や敏捷に影響する
理力……魔術を使用するために必要なステータス。魔術の威力、魔法防御にも影響する
信仰……奇跡を使用するために必要なステータス。奇跡の威力、雷防御にも影響する

●戦士:攻守のバランスのよさと貴重な盾を持つ近接系ファイター

装備部位

初期装備

【右手武器】

折れた直剣

【左手武器】

鉄の円盾

【指輪】

なし

【兜】

アイアンヘルム

【鎧】

ハードレザーアーマー

【籠手】

ハードレザーガントレット

【具足】

ハードレザーブーツ

【ベルトスロット】

雫石×10

【矢】

なし

【ボルト】

なし

メインステータス名

初期ステータス値

【初期レベル】

12

【生命力】

7

【持久力】

6

【体力】

6

【記憶力】

5

【筋力】

15

【技量】

11

【適応力】

5

【理力】

5

【信仰】

5

・戦士の特徴

 筋力と技量のバランスに優れる近接寄りの素性。武器を装備するために必要な能力値をクリアしていることが多く、序盤からさまざまな種類の武器を扱えることが特徴です。また、全素性の中で唯一、盾を初期装備として持っているため、他の素性より安全に序盤を戦えます。安定感を重視したいプレイヤーや筋力と技量を一緒に育てたいプレイヤーにオススメです。

『ダークソウル2』特集第2回画像
▲敵の攻撃を弾くパリィを成功させると敵が体勢を崩すので、強力な致命の一撃を与えられます。

・戦士のステ振り例

 レベルアップの方針は、筋力寄りにするか技量寄りにするか、もしくは両方を伸ばすかを選べます。持久力の育成、つまりスタミナを上げれば盾を使って攻撃を受けられる回数を増やせることも視野に入れて、攻守のバランスを考えながらステータスを振り分けていくといいでしょう。

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▲敵の攻撃を受けた際のスタミナ消費量は盾の受け能力に依存しています。受け能力が高い盾を装備すれば、少ないスタミナで敵の攻撃を受けられるので反撃しやすいです。

●騎士:生命力と状態異常耐性の高さが持ち味の防御重視の素性

装備部位

初期装備

【右手武器】

ブロードソード

【左手武器】

なし

【指輪】

なし

【兜】

なし

【鎧】

大鷹の鎧

【籠手】

大鷹のグローブ

【具足】

大鷹のブーツ

【ベルトスロット】

雫石×10

【矢】

なし

【ボルト】

なし

メインステータス名

初期ステータス値

【初期レベル】

13

【生命力】

12

【持久力】

6

【体力】

7

【記憶力】

4

【筋力】

11

【技量】

8

【適応力】

9

【理力】

3

【信仰】

6

・騎士の特徴

 生命力と適応力に優れ、高いHPと各状態異常耐性を備えた防御寄りの素性。HP968と素性の中でも断トツの最大HPを誇り、打たれ強さを武器に攻めていけます。さらに、適応力を強化することで強靭度が上昇し、敵の攻撃を受けてものけ反りにくくなる利点もあるため、ザコの攻撃でひるむことなく立ち回れます。盾を装備すればさらに安定感が増すので、回避が苦手なプレイヤーにオススメです。

『ダークソウル2』特集第2回画像
▲素性を決める時のおくりものは、最大HPを増やす“生命の指輪”。装備すれば序盤からHP1,000を越えられるので、序盤の敵の攻撃は怖くありません。

・騎士のステ振り例

 レベルアップ時は、高いHPや適応力を伸ばして防御性能をさらに上げていくといいでしょう。防御力が高い防具は重いことが多く、『ダークソウル2』では装備重量の割合に応じて動きが遅くなるので、体力を上昇させて装備重量を増やすことも大切です。

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▲防具の中には、装備すると強靭度が上昇するものもあります。強靭度が高ければ、ザコの一撃を受けてもよろけずに反撃できるので、騎士の特徴を生かせます。

●剣士:攻撃は最大の防御! 二刀流による怒涛の連続攻撃が魅力

装備部位

初期装備

【右手武器】

シミター+1

【左手武器】

ショートソード+1

【指輪】

なし

【兜】

放浪のフード

【鎧】

放浪のコート

【籠手】

放浪のマンシェット

【具足】

放浪のブーツ

【ベルトスロット】

雫石×10

【矢】

なし

【ボルト】

なし

メインステータス名

初期ステータス値

【初期レベル】

12

【生命力】

4

【持久力】

8

【体力】

4

【記憶力】

6

【筋力】

9

【技量】

16

【適応力】

6

【理力】

7

【信仰】

5

・剣士の特徴

 全素性の中でトップの技量を持つ素性。技量を育てると、『ダークソウル2』で新たに実装された“二刀流構え”を使うことが可能で、左右の手にそれぞれ持った武器を使って怒涛の攻撃を仕掛けられます。初期装備のシミターとショートソードがはじめから強化されている点も特徴で、戦士や騎士と比べてしまうと筋力が低めですが、強化された武器や“二刀流構え”によって攻撃面が充実しています。反対に生命力や体力が低く、防御面に不安が残るので、回避を主体にうまく攻撃をかわしていきましょう。

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▲二刀流時にL2ボタンで出せる“クロス斬り”は破壊力抜群。亡者兵ならほぼ一撃で倒せます。

・剣士のステ振り例

 生命力が低く、打たれ弱いところを強化したいところですが、持久力を伸ばしてローリング可能回数を増やすことがまずはオススメです。もともと技量が高い素性なので、少し強化するだけで多彩な武器で“二刀流構え”が可能になります。二刀流のおかげで攻撃回数を増やせますが、スタミナがなければせっかくの攻撃回数を生かせないので、技量と持久力を中心にステータスを振りましょう。

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▲敵の攻撃を察知したらすかさずローリングで距離を取る。そして、敵の攻撃が終わった瞬間に全力で反撃するのが技量系キャラの基本的な戦い方です。

●野盗:斧と弓を装備し遠近どちらの戦いもこなせる万能戦士

装備部位

初期装備

【右手武器】

ハンドアクス、ショートボウ

【左手武器】

なし

【指輪】

なし

【兜】

野盗の棘兜

【鎧】

野盗の鎧

【籠手】

野盗の手甲

【具足】

野盗のブーツ

【ベルトスロット】

雫石×10

【矢】

矢×25

【ボルト】

なし

メインステータス名

初期ステータス値

【初期レベル】

11

【生命力】

9

【持久力】

7

【体力】

11

【記憶力】

2

【筋力】

9

【技量】

14

【適応力】

3

【理力】

1

【信仰】

8

・野盗の特徴

 筋力よりも技量に優れ、ハンドアクスとショートボウを装備した遠近両用に対応できる素性です。1対1が基本の『ダークソウル2』において、始めから敵をおびき出せる手段があるために戦いやすく、体力も高いので比較的初心者にもオススメです。反対に記憶力や理力が低いので、魔法の使用も考えている人にはあまり向かない素性と言えます。

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▲初期装備のハンドアクスは技量の能力補正値がないので、エストックなどの刺剣やシミターなどの曲剣に持ち替えると特徴を生かせます。

・野盗のステ振り例

 技量を強化しても物理攻撃は大きく上昇しませんが、弓矢や短剣など一部の武器の能力補正値に大きく影響するので、技量寄りの素性は、ややテクニカルな戦い方が必要になります。剣士よりも生命力が高いので、回避よりも防御面の強化を中心にステ振りをすると特徴を生かせます。

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▲弓はL1(右手に弓を持った場合はR1)で精密射撃が可能で、うまく敵の頭部に矢が命中すれば通常よりもダメージが増加します。積極的に狙いましょう。

●聖職者:奇跡による厚い回復手段を持つ生存力に優れた素性

装備部位

初期装備

【右手武器】

聖職の聖鈴、メイス

【左手武器】

なし

【指輪】

なし

【兜】

なし

【鎧】

古龍院の長衣

【籠手】

なし

【具足】

なし

【ベルトスロット】

雫石×10

【矢】

なし

【ボルト】

なし

メインステータス名

初期ステータス値

【初期レベル】

14

【生命力】

10

【持久力】

3

【体力】

8

【記憶力】

10

【筋力】

11

【技量】

5

【適応力】

4

【理力】

4

【信仰】

12

・聖職者の特徴

 奇跡と呼ばれる魔法を最初から使えることが大きな特徴の素性。奇跡とは、HPを回復したり、最後に休んだ篝火に戻ったり、辺りを明るく照らしたりといった補助寄りの魔法です。聖職者は、始めからHPを回復できる奇跡を使えるので、エスト瓶や雫石を節約をしながら戦えることが利点ですね。生命力のステータスも高く打たれ強いので、初心者にオススメの素性です。

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▲初期から習得している“回復”の奇跡は、その場に座って地面から紋章が出てから回復し始めます。使用する場合は敵のいない安全な場所で使いましょう。

・聖職者のステ振り例

 信仰を強化することで奇跡の威力や効果を高められます。回復量も上昇するので、敵の攻撃が激しくなってきたら、信仰を強化して回復量を補うといいでしょう。魔法を使える素性は記憶力も強化しつつ、各魔法の威力を強化するように育てることがオススメです。

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▲奇跡や魔術の装備はすべて篝火の“スペル記憶”で行います。新しい奇跡や魔術を習得したら、篝火に寄ることを忘れずに。

●魔術師:魔術を駆使した遠距離攻撃で敵を近寄らせずに戦う

装備部位

初期装備

【右手武器】

魔術師の杖、ダガー

【左手武器】

なし

【指輪】

なし

【兜】

なし

【鎧】

亡者魔術師の黒ローブ

【籠手】

なし

【具足】

異国のズボン

【ベルトスロット】

雫石×10

【矢】

なし

【ボルト】

なし

メインステータス名

初期ステータス値

【初期レベル】

11

【生命力】

5

【持久力】

6

【体力】

5

【記憶力】

12

【筋力】

3

【技量】

7

【適応力】

8

【理力】

14

【信仰】

4

・魔術師の特徴

 奇跡とは違い、攻撃寄りの魔法である“魔術”を使える素性です。特に最初から習得している“ソウルの矢”は遠距離から攻撃できる魔術で、高低差を無視して敵に飛んでいく優れもの。序盤は魔法防御力が低い敵が多く、ほぼ一撃で倒せる威力に加え、離れた場所から敵を攻撃できる点が魅力です。使用回数に制限はありますが、篝火で休息すれば何回でも回復できるので、道中が非常に楽。近接攻撃が苦手だなと感じたら、魔術師で始めてみることをオススメします。

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▲“ソウルの矢”は敵に対して一直線に飛び、真下の敵にもロックオンできる優秀な魔術です。高台から降りる際の足場の確保がしやすいです。

・魔術師のステ振り例

 魔術師の生命線とも言える魔術の威力を上げるためにも、理力の強化を最優先で行いましょう。より多くの魔術を使い分けるためにも、記憶力の強化も忘れてはなりません。生命力や持久力が低くて打たれ弱いので、適応力を強化して敏捷を上げ、敵から素早く距離を取る作戦もありです。

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▲序盤から貴重な魔法属性を惜しみなく使えるので、巨大な敵も楽に倒せます。

●探索者:豊富なアイテムで道中のサポートをしながら戦う

装備部位

初期装備

【右手武器】

ダガー

【左手武器】

なし

【指輪】

魔法晶石の指輪

【兜】

旅商人の帽子

【鎧】

旅商人のコート

【籠手】

旅商人のグローブ

【具足】

旅商人のブーツ

【ベルトスロット】

雫石×20、魔力壺×8、芳しく香る粘液×4、七色石×5、
錆びついた硬貨×2、修理の光粉×1、ファロスの石×1

【矢】

なし

【ボルト】

ウッドボルト×20

メインステータス名

初期ステータス値

【初期レベル】

10

【生命力】

7

【持久力】

6

【体力】

9

【記憶力】

7

【筋力】

6

【技量】

6

【適応力】

12

【理力】

5

【信仰】

5

・探索者の特徴

 初期装備の武器はダガーのみですが、“魔力壺”や“火炎壺”といった冒険に役立つアイテムを豊富に持っていることが特徴の素性です。武器に魔法属性を付与できる“芳しく香る粘液”を所持していることもポイント。攻撃力が低いダガーの威力を底上げしてくれるので、道中の亡者も比較的楽に倒せます。適応力が高くて敏捷に優れているため、攻撃速度が速く、素早い動きやヒット&アウェイで戦いたいプレイヤーにオススメです。

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▲“芳しく香る粘液”使用時は、ダガーでも約2倍の威力に。道中ならこれで安心して進めます。

・探索者のステ振り例

 筋力と技量が低く、武器を装備するために必要な能力値が足りないことが多いので、この2つの強化は必須でしょう。適応力の高さを生かして敏捷を上げていき、回避重視の立ち回りに特化させることもオススメです。

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▲敏捷が高ければ敵の背後を取ることも簡単になり、致命の一撃を成功させやすくなります。短剣系の武器であれば、致命の一撃の威力が増すので相性がいいです。

●持たざるもの:すべてを持たず身体1つで立ち向かう勇気ある素性

装備部位

初期装備

【右手武器】

なし

【左手武器】

なし

【指輪】

なし

【兜】

なし

【鎧】

なし

【籠手】

なし

【具足】

なし

【ベルトスロット】

なし

【矢】

なし

【ボルト】

なし

メインステータス名

初期ステータス値

【初期レベル】

1

【生命力】

6

【持久力】

6

【体力】

6

【記憶力】

6

【筋力】

6

【技量】

6

【適応力】

6

【理力】

6

【信仰】

6

・持たざるものの特徴

 名前の通り、装備品やおくりものを持たない裸一貫の素性。攻撃手段はなんと素手です。メインステータスはオール6と、ある意味でもっともバランスに優れています。このように一切の特徴がありませんが、逆に自分好みに成長させやすいという利点があります。

 初期レベルも低いので、序盤から少ないソウル消費量で筋力に特化したキャラや魔力に特化したキャラなどを作りやすいです。とはいえ序盤が非常にツラいので、2周目を始めるプレイヤーの他、前作を極めて人間性を捧げているようなプレイヤーにオススメです。

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▲一番最初に出会う敵に素手で攻撃した場合のダメージは37。序盤の敵ですら5回近く攻撃しないと倒せないので、必然的に難易度も上がります。

・持たざるもののステ振り例

 プレイヤーを自由に強化できる拡張性が魅力の持たざるもの。特化型のキャラを作るのに最適ですが、そこに行き着くまでが非常に大変です。素手だけでは心もとないので、まずは筋力や技量を強化し、武器を持ってから他のステータスを強化していくといいでしょう。

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▲実は、素性を選択する前に装備していた防具は持っているものの、その防御力は非常に低め。防具は敵からのドロップが命綱となるでしょう。

■3つのレベルアップ&ステ振り例を紹介

 レベルアップをして、自分好みのステータスを持ったキャラを作成できることが『ダークソウル』のおもしろさの1つ。ここでは3つの方向性をもとに、育成例を紹介します。

●何よりも破壊力を優先した筋力特化キャラ

 レベルアップの8割を筋力強化に注ぎ込むことで、近接能力に特化させたパターン。このタイプの魅力は、大剣や斧など重い武器特有の破壊力抜群な一撃で敵を叩き潰したり、ふっ飛ばしたりできること。しかし、高威力の武器を装備しようとすると自然と装備重量が増えていくので、体力の強化も同時に行いましょう。どんなに攻撃力が高くても、動きが遅ければただの的になってしまいます。強化時は記憶力や理力、信仰を一切強化せず、筋力と体力、持久力のみに絞ってステータスを振り分ければ、圧倒的なパワーで亡者どもをなぎ払えるでしょう。

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▲筋力特化+攻撃力の高い特大剣が合わされば、600近いダメージを叩き出すことも。道中の亡者ならこの一撃で難なく倒せます。
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▲特大剣や斧など、筋力寄りのキャラが装備できる武器は非常に重いです。体力にも十分ステ振りを行い、パワーと動きやすさを両立させるといいでしょう。

●多彩なスペルを駆使する理力特化キャラ

 筋力と技量は魔術の使用に必須な触媒装備用に最低限に抑えて、とことん理力を上げていく筋力特化キャラとは真逆のパターン。記憶力を増やすことで1度に装備できる魔術の数が増えていくため、魔術の使い分けを重視したいプレイヤーは、記憶力の確保も視野に強化していくことがオススメ。基本的には理力一筋で強化を行い、中遠距離で戦いましょう。絶大な火力を用いて、敵を一切近寄らせずに倒せることが魅力ですね。

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▲離れた位置からでも、安定して300ダメージ近くを出せるのが魔術の魅力です。弓以上に連射できるのも強みですね。
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▲理力に特化しているので、防御面にやや不安が残ります。魔術の使用に両手持ちは必要ないので、どちらかの手に盾を装備することで、被害を最小限に抑えましょう。

●弓矢や短剣などの性能を高める技量特化キャラ

 攻撃力はそこまで高くなりませんが、能力補正値が高い弓矢や短剣の火力を爆発的に高めることができます。技量を鍛えれば毒攻撃補正や出血攻撃補正なども上昇していくので、毒や出血効果のある武器との相性は抜群。毒を用いてジワジワとHPを減らしたり、出血による高い追加ダメージで亡者たちを倒していくことができます。HPが低い道中の敵には効果を感じにくいかもしれませんが、HPや防御力が高い敵やボスと対峙した際には、追加効果によるダメージの恩恵を実感できるでしょう。

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▲二刀流時のモーションは武器によって異なります。中には攻撃範囲の広い攻撃もあるので、屋内や広い場所など状況によって使い分けることもできます。
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▲技量特化にすれば出血ダメージも増加します。いかにも防御力が高そうな敵でも、出血させてしまえば一気に大ダメージを与えられます。

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(C)2014 NAMCO BANDAI Games Inc. (C)2011-2014 FromSoftware, Inc.

データ

▼『ダークソウル2』
■メーカー:フロム・ソフトウェア
■対応機種:PC
■ジャンル:A・RPG
■発売日:2014年4月25日
■希望小売価格:
 パッケージ版……7,429円(税別)
 ダウンロード版……79ドル(Steamにて配信)
 
■『ダークソウル2』の購入はこちら
Amazon.co.jp

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