ゲーム『ガルパン 戦車道、極めます！』初回限定生産版で楽しめる渕上舞さん、尾崎真実さん、中上育実さんのお茶会に潜入であります

文：伊藤誠之介

　バンダイナムコゲームスから、6月26日に発売されるPS Vita用ACT『ガールズ＆パンツァー 戦車道、極めます！』。その初回限定生産版『ライバルは宝物BOX』の特典DVDに収録される、出演声優陣によるスペシャル座談会の撮影現場の模様をレポートする。

▲左から秋山優花里役の中上育実さん、西住みほ役の渕上舞さん、五十鈴華役の尾崎真実さん。パンツァージャケット姿で登場！

　『ガールズ＆パンツァー 戦車道、極めます！』は、人気TVアニメ『ガールズ＆パンツァー』の中で繰り広げられる戦車戦を、PS Vitaの3D画面で再現した“ドラマチック戦車アクション”。プレイヤーは戦車を操作して、ミッションをクリアしながら、原作アニメのシナリオに沿ってストーリーを進めていく。

▲ゲームのスクリーンショット。このゲームだけで楽しめるオリジナル会話なども収録されている。

　『ライバルは宝物BOX』にはゲームソフト本体に加えて、スペシャル小冊子や描き下ろしビジュアルお風呂ポスターなど、多彩なグッズが封入されるが、オリジナル特典映像を収録したDVDもその1つ。その中のコンテンツとして、今回行われた座談会の映像が収録される。

　この座談会は、物語の主役である大洗女子学園“あんこうチーム”の5人を演じる声優の皆さんが、お茶とお菓子を囲んで楽しく会話するというもの。座談会は第1部と第2部にわかれており、今回取材した第1部には、西住みほ役の渕上舞さん、五十鈴華役の尾崎真実さん、秋山優花里役の中上育実さんの3名が参加した。

▲座談会は、まるでお茶会のようにリラックスした雰囲気で行われた。撮影していない間も、何気ない話で盛り上がる3人。

　原作アニメで大洗女子学園のライバル校として登場する、聖グロリアーナ女学院のダージリン隊長（※紅茶をたしなみながら優雅に試合を観戦する）にちなんで、“お茶会”ではイングリッシュ・アフタヌーン・ティーの雰囲気を再現。三段重ねのケーキスタンドに美しく盛りつけられた、多種多様なお菓子が登場すると、3人のテンションは一気にアップ！　収録の合間には、各自がスマートフォンを取り出して、ミニ撮影会が始まるほど（笑）。女子会ならではの華やかな雰囲気となっていた。

▲三段重ねのケーキスタンドにズラリと並ぶ色とりどりのお菓子に、渕上さんたちは女の子らしく、目を輝かせていた。

　肝心のトークのほうは、カードが入った封筒を1人ずつ選び、中のカードに書かれた質問に答えていくというスタイルで進行していった。「最近、パンツァーハイになった瞬間はありますか？」、「バトルロイヤルをするなら、どこの学校と戦いたいですか？」といった質問に、渕上さんたち3人がいったいどんなふうに回答したのかは、特典DVDでのお楽しみということで、ここでは内緒。気になる人はぜひ、限定版をゲットして確認してほしい。

▲封筒を選んで、中に入っている質問カードを読み上げる。思わず笑顔がこぼれているが、どのような内容が書かれていたのだろうか？

　また座談会では、3人がゲームを実際にプレイする時間も用意された。あんこうチームが操縦するIV号戦車の動きに歓声を上げたり、舞台となる大洗の町並みに見入ったりと、全員がすっかりゲームの内容に引き込まれていた。そのため、撮影の進行を忘れてプレイに熱中してしまうという、予想外のハプニングも。プレイを終えた後には「早く（発売日の）6月にならないかなぁ」といった声が聞かれたほどだった。

▲1人がゲームをプレイしている間、他の2人は横から画面をのぞき込んでアドバイス（？）を送ったりしながら楽しんでいた。

　撮影の最後には、座談会の第2部に出演する武部沙織役の茅野愛衣さん、冷泉麻子役の井口裕香さんに向けて、スペシャルな質問カードを3名で作成した。質問の内容は3人が筆談で決めていったので、取材陣も知ることができなかった。いったいどんな質問が書かれているのか、気になるところだが……。

▲3人が筆談で話し合った質問を、渕上さんがカードに記入。第2部の2人はこの質問に、どのように答えるのだろうか？

　以上で、スペシャル座談会第1部は終了。撮影を終えた3名に、今回の感想と、ファンへのメッセージを伺った。

――ゲームの収録と、特典映像の撮影を終えた感想を教えていただけますか？

中上さん：ゲームの収録では、アニメのストーリーに沿った形でセリフを録り直したんですけど、アニメの収録からずいぶんと間が空いたので、すごく懐かしかったですし、いろんな気持ちが入った作品になったと思います。待ちに待ったゲームの発売までもう少し。自分でもゲームを遊ぶのが楽しみです。

　今日の撮影は、こんなに素敵なセットでやらせてもらえると思っていませんでしたし、お菓子でもテンションが上がりました（笑）。ゲームの収録は1人で録っていたので、今日こうして他のみんなと会って、いろいろ話せたことが楽しかったです。

渕上さん：ゲームの収録の時は、アニメ本編に沿ったストーリーだったので、あの時はこうだったよねとか、そういうことを思い出しながら収録に臨んでいました。でも、それぞれ1人ずつで録っていたので、他のみんながどういう状況で録っていたのかは、今日の撮影で初めて知ることができたんですよ。特典映像の収録というよりは、みんなで和気あいあいとカフェでお茶しているような感覚でした（笑）。ゲームの収録も今回の撮影も、本当に楽しくやらせていただいたなって思っています。

尾崎さん：アニメの収録はキャストの人数が多すぎて、音響制作のスタッフさんが毎回、出欠を取るくらいだったんです。それに比べるとゲームは1人での収録だったので、スタジオに入る時に、三者面談みたいだなと思ったりしました（笑）。『ガールズ＆パンツァー』は私にとって思い入れが強い作品なので、自分が当時演じさせていただいてたシーンをもう一度、今の自分が演じられるというのは、本当に幸せな機会をいただけたと思います。

　今日の撮影では、やっぱりみんな同じようなことを思いながら、ゲームの収録をしていたんだっていうのが、一緒に話せてよかったです。それと、美味しいお菓子とお茶が出てきて、なんて楽しい撮影なんだろうって思いました（笑）。

全員：このお仕事をやっててよかったよねぇ～（笑）。

――ゲームの発売を楽しみに待っているファンの皆さんに、メッセージをお願いします。

中上さん：私も含めて、みんな楽しみにしていたゲームだと思いますが、いよいよ、ついに、もうすぐ、発売になります。今日、ちょっとだけプレイさせていただいたんですが、楽しいですよ！　ぜひ発売まで待っていただいて、発売後はガンガン遊んでいただければと思います。

渕上さん：アニメを見ているだけでも手に汗を握るというか、ドキドキハラハラするシーンが多いのに、ゲームでは自分で戦車を動かして撃つことができるので、まさに『ガールズ＆パンツァー』の世界にいるかのような緊張感や、撃破した時の気持ちよさを感じてもらえるのではないかと思います。ぜひぜひ手にとって、楽しんでくださったらと思います。よろしくお願いします。

尾崎さん：ゲームの中で大洗の町並みが再現されていて、今日の撮影でちょっとだけ遊ばせてもらった時に、「あっ、ここ知ってる！」みたいな場所もあったので、そういうのもぜひ楽しんでもらえたらと思います。発売されたらゲーム機とソフトを持って、大洗の町に行って、自分がゲームの中で走っている場所を実際に移動しながら遊んでもらえると、2倍楽しいんじゃないかなと。聖地巡礼しながらプレイも、ぜひ楽しんでみてください。

中上さん：その時は、車に気をつけてくださいね！

▲最後は、アニメでもおなじみ「パンツァー・フォー！」のポーズで、この日の撮影を締めくくった。

　後日開催された茅野愛衣さん、井口裕香さんによる座談会の模様も後日お届けする予定となっている。ファンはこちらもお楽しみに！

(C)GIRLS und PANZER Projekt (C)BANDAI NAMCO Games Inc.
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