2014年3月27日(木)
アークシステムワークスから、4月10日に発売されるPS3/PS Vita用ソフト『魔都紅色幽撃隊』の新情報が公開された。
『魔都紅色幽撃隊』は、今井秋芳監督が手掛ける“學園ジュヴナイル伝奇”シリーズの最新作で、『東京魔人學園伝奇』『九龍妖魔學園紀』と世界観を共有する學園ジュヴナイル伝奇アドベンチャー+RPG。プロデューサーは金沢十三男さん、キャラクターデザインは倉花千夏さん、音楽はThe Key Project、OP曲は植松伸夫さんが担当している。
今回は3人のキャラクターと、ストーリーのカギを握る“第六感”の情報をお届けする。また“學園ジュヴナイル伝奇”シリーズと言えば、仲間たちの熱い友情や恋愛も見どころの1つ! 仲間たちの絆を深めるアドベンチャーパートについても、たっぷりと紹介する。
▲悪霊と戦ったり、仲間たちと絆を深めて友情や恋を育んだり……。本作でドラマチックな青春を思う存分に楽しもう!! |
本作は、1人の転校生が新宿の暮綯學園高等学校に転校してきたところから始まる。彼はクラス委員の深舟さゆり(声:桜 稲垣早希)に校内を案内してもらっている時に、夏服を着た少女の幽霊を目にする。そして2人は校内で、赤いコートを着た悪霊に襲われてしまい……。そんなピンチを救ってくれたのは、同じクラスの支我正宗(声:沢城千春)と夕隙社という編集部の社長である伏頼千鶴(声:妃宮麗子)だった。
伏頼たちは出版業のかたわらで、人々を困らせている悪霊と戦っているのだという。彼女にゴーストバスターとしての才能を見出された主人公は、夕隙社のアルバイトとして闇に潜む悪霊と戦うことを決める! 悪霊との戦いの中で彼はかけがえのない友や、大切な人に出会うことに……。
物語は全13話構成で、各話にはゲストキャラクターが登場する。主人公が選んだ選択肢や感情入力システムに応じて、主人公に対するキャラクターの好感度が変化。一定の好感度以上になるなどの条件を満たすと、ゲストキャラクターが仲間となり、一緒に悪霊と戦ってくれる。今回は少女漫画の王子様のようなイケメン・白峰勇槻と、2人の陸上自衛官の存在が明らかに!
▲主人公と同じ高校生である白峰はまだしも、陸上自衛隊の2人とはどのように出会うのだろうか? |
台東区聖リヴァイユ高校3年生で、フェンシング部主将。女性は人類の宝だと思っており、美しい女性を見ると声を掛けずにはいられない性格をしている。得意とするフランス語を交えながら話す姿は、まるで少女漫画の王子様のようだ。
「訓練や努力というのはボクの性に合わないが、仕方ない」
陸上自衛隊庚種(こうしゅ)特務師団所属で、階級は1等陸士。制服を自分でリメイクして着崩すなど、自衛隊には似合わない軽い言動が目立つ。身体から微弱な磁気を発して霊の動きを感知できることから、人間ソナーと言われている。また銃剣道も得意で、霊木からできている長い木銃を使う。
「どっか、遊びに行きてェなァ」
陸上自衛隊庚種(こうしゅ)特務師団所属で、階級は准陸尉。同い年の音江とは違って、正義感が強くマジメな性格をしている。そのためか、音江とは犬猿の仲のようだ。彼女の体液(血液や涙、汗など)は、鉄分濃度が高く、霊に対してダメージを与えられる体質を持つ。
「いつでも自分を呼んでください」
彼らの他に、音江と八汐の上司にあたる人物も登場するようだ。彼は意味深な発言をしているが、果たして陸上自衛隊は主人公たちの敵と味方どちらになるのだろうか?
また、夕隙社にいるのは、人間だけではない! マスコット的な存在の黒猫・シークロアが住みついているようだ。シークロアは仲間になることはないが、ブリーフィングに参加したり、バトルに加わったりなど、意外な場面で活躍してくれるらしい。
▲シークロアは、編集部のマスコットとして編集部員たちに愛されているようだ。 |
▲猫には、幽霊を見つける特殊な力があるという説も。その能力を生かして、バトルやブリーフィングで大活躍する!? |
今井監督作品ではおなじみの感情入力システムが、本作では大幅にパワーアップ。5つの感情に加えて、人間が持っている味・嗅・聴・視・触の感覚を組み合わせて入力できるようになった。その数なんと26通り(1種類は未入力によってできる“無視”)! 組み合わせによって仲間のリアクションや好感度が変化していく。
▲感情には“愛”や“友”など肯定的なものと、“怒”や“悲”などの否定的なニュアンスのものがある。これらをどう使い分けていくかは、プレイヤー次第だ。 |
▲“友+触”では握手や肩を組むようなニュアンスの行動になる。また“愛+味”や“友+嗅”のように、ちょっとマニアックなアクションをすることも可能。ただし、仲間にイヤがられる危険性も……。 |
感情入力システムは仲間の好感度に影響を与えるだけでなく、霊の痕跡を調べるなど、ストーリーの謎を解くためにも使うようだ。
▲霊の出現や痕跡を感知する装置に反応がある時は、周囲を調べることも可能だ。 |
▲コンセントのところに、緑色の怪しげな物体が! どうやら、これは霊が出現した痕のようだ。“悩+視”で、物体を観察できる。 |
アドベンチャーパートの特定の場面で、感情入力システムの正しい組み合わせを入れるなどの条件を満たすと、主人公に“第六感”が目覚める。“第六感”が発動すると五感入力の色が特別なものに変わり、霊に対して使用できるようになる。この能力はその話の間発動し続け、通常ではわからない物語の真相を解き明かすことが可能だ。
▲“第六感入力”では通常とは異なり、すべて“霊”のコマンドになる。 |
▲“第六感”が働いたことによって、霊との対話が可能になる。霊から直接想いを聞くことで、事件の真相に迫れる。 |
五感入力システムで選んだ内容によって、仲間の好感度が変化していく。好感度が上がれば、仲間が主人公を名前やあだ名で呼んでくれるようになる。さらにうまく仲間との絆を深めていけば、仲間から告白されるといったこともあるようだ。
▲仲間とどんな関係を作るかは、すべて主人公の行動次第。頑張って、意中のキャラクターの心を掴もう! |
▲仲間とどんな関係を作るかは、すべて主人公の行動次第。頑張って、意中のキャラクターの心を掴もう! |
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