2014年3月28日(金)
バンダイナムコゲームスは、5月15日に発売するPS3用ソフト『アイドルマスター ワンフォーオール』から、プロデュースのシステムについて新情報を公開した。
『アイドルマスター ワンフォーオール』は、アイドルプロデュースゲームとしての『アイドルマスター』シリーズ最新作。芸能事務所・765プロダクションの所属アイドルたちをトップへ導くべく、プロデュースを行っていく。
今回、『アイドルマスター ワンフォーオール』のメインプロデュース画面が判明した。プレイヤーは、この画面を基点としてアイドルたちをプロデュースしていく。
▲背景には、事務所で和気あいあいと過ごすアイドルたちの姿を見られることもあるようだ。背景の一部からは、日付や状況に応じて変化する様子も見て取れる。 |
画面の右上にはプロデュースしているユニット(アイドル)の情報、左下にはプロデューサー情報、右下には各種活動項目のアイコンが並んでいる。
複数名のアイドルを同時にプロデュースしている場合、メインのアイドルをリーダー、他のアイドルをパートナーとするユニットとして活動させていく。右上に表示される能力値はユニットの場合、各アイドルの能力を合算した値が適用される。また、レッスンによって発生する各種パラメータへの一時的なブースト効果も、ここで確認できる。
プロデューサー情報の欄では、プレイヤーのプロデューサーランクや所持マニー(ゲーム内マネー)が表示されている。また、従来シリーズに存在した“お守り”や“記者”についての表記を確認できるので、これらの要素が本作に引き継がれていることも伺える。
右下部に表示されているアイコンは“お仕事”、“アイドル”、“レッスン”、“ふれあい”、“ショップ”、“Pデスク”の6種類。本作ではお仕事を1つこなすごとに1週間が経過するが、それ以外の行動にて時間の経過は発生しない。プレイヤーのペースで、じっくりとプロデュースを行っていける。
お仕事 |
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▲オーディション、ライブ、フェスなどのさまざまなステージに挑戦する。“お仕事”は、種類によって参加条件や獲得報酬が異なる(後述)。 |
アイドル |
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▲現在プロデュースしているアイドルの能力を確認できる。また、アイドルのコーディネートやスキル(後述)の成長もこの画面から行っていく。 |
レッスン |
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▲レッスンによって、ボーカル/ダンス/ビジュアルのパラメータを上昇させる。なお、本作でのレッスン実施にはマニーが必要で、パラメータの上昇効果は一時的なものとなっている。 |
ふれあい |
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▲アイドルとのコミュニケーションを行う。結果に応じて“思い出ポイント”が溜まり、“お仕事”にて使用できる“思い出アピール”が増加していく。 |
ショップ |
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▲さまざまな衣装やアクセサリーなどを購入できる。特定の条件を満たさなければ出現しない、レアなショップも存在するらしい。 |
Pデスク |
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▲ステージで使用する楽曲の選択や、メイン以外のアイドルへの活動方針の指示などを行える。シーズン目標の達成度も、ここから参照できる。 |
本作には、ボーカル/ダンス/ビジュアルといった基本イメージを向上させる手段として、お仕事で得たEXP(経験値)によって上昇するLv.(レベル)と、一時的な効果をおよぼす“レッスン”に加え、“スキル”という新要素が存在する。スキルは“スキルボード”と呼ばれる一種のスキルツリー上に配置されており、新たなスキルを獲得するごとに次に獲得可能なスキルが開放されていく。新たなスキルは、レベルアップやアイドルランクのアップによって得られる“sp”との引き換えにて入手可能だ。
なお、新たなスキルはアイドルランクの上昇時に開放される場合もある。また、スキルには基本イメージを上昇させるものの他、ボルテージゲージの増加量を上昇させるもの、“思い出アピール”を強化するものなどが存在するようだ。
▲スキル“美しき可能性Lv.1”を取得! 使用すれば、美希の得意とするビジュアル能力がさらに発揮される。なお、このスキルは美希固有のもので、他のアイドルにも固有スキルがあるという。 | ▲フェスに登場するライバルアイドルは、特殊なバーストアピールを使ってスキル同等の効果を発揮してくる場合があるので、油断できない。なお、ライバルアイドルのアピールを無効化するスキルも存在するらしい。 |
その他、上段の画像にもあるように、日高愛がライバルアイドルとして登場することも明らかとなった。秋月涼や水谷絵理といった他の876プロ所属アイドルも登場するのか、こちらも気になるところだ。
『アイドルマスター ワンフォーオール』における大目標は、“各アイドルをトップアイドルに育て上げる”ことと、“プロデューサーランクを上げていく”こと。プレイの基本となる、レッスンやふれあいなどでアイドルのコンディションを整えてお仕事に挑んでいくという流れは、どちらを目指す場合でも共通となる。
・アイドルとのさまざまな活動
レッスンでボーカル/ダンス/ビジュアルのアピールを一時的に上昇させ、コンディショニングを行う。
ふれあいで“思い出ポイント”を上げ、“思い出アピール”の発動回数を増やす。
ショップで購入した衣装やアクセサリを用いて能力値を上げる。
新たなスキルを修得する。
挑戦できるお仕事の一覧には、参加に必要なマニーやランク(難易度)などが表示される。お仕事は種類によって報酬の特性が異なるので、選択が重要だ。
・お仕事の種類と報酬
プロモーション:必ず成功するが、報酬は平均的。
オーディション:マニー獲得重視。
ライブ:ファン人数獲得重視。
フェス:Lvを上げるEXP獲得重視。
トップアイドルに育て上げるには、特別なフェス“アイドルエクストリーム”にて勝利する必要がある。“アイドルエクストリーム”は、プロデュースしているアイドルのアイドルランクがA3以上になると出現。アイドルランクは、特別なお仕事の“ランクアップフェス”に成功すると上昇していく。ランクアップフェスには規定のファン人数を満たしていないと参加できないものもあるので、日ごろのお仕事でファンを獲得していこう。
・アイドルランクが上昇した際の特典
spや“思い出ポイント”がアップ
スキルボードの枠が開放
アイドルとのメインストーリーコミュが進行
プロデューサーランクは前回お伝えした通り、1シーズン/12週ごとの“シーズン目標”を達成させることで上昇していく。プロデューサーランクが上がるにつれて、プロデュース可能なアイドルの人数や使用可能な楽曲なども開放されていく。また、特定の条件を満たして“超達成”に成功すると、報酬のマニーを獲得できる。
・プロデューサーランクが上昇した際に開放されていく要素
プロデュースできるアイドルの人数
高難度・高報酬の“お仕事”
使用可能な楽曲
ショップの新商品
「世界は……変わる? 本当?」
「アイドル活動が思ったほどラクじゃないから」と言い、プレイヤーがプロデュースを始める前からアイドルを辞めようとする美希。溢れんばかりの才能を秘めた彼女を開花させるべく、プロデューサーの悪戦苦闘が始まる。プロデューサーは美希のやる気を引き出すために数々の“ゴホウビ”を用意するが、一見するに今ひとつ喜ばれていないようだ。
「トップアイドル目指して、頑張りますよ。……ええ、頑張りますとも!」
マネジメント志望で765プロに入社したものの、人手不足のため“事務員兼任アイドル”として活動していた律子。そんな自分を立派なアイドルとして成長させていくプロデューサーの手腕に、強く感心する律子だが……?
「なんかマスコミ屋さんが取材に来るような亜美のスゴいニュースはないの、兄ちゃん!?」
亜美と真美、双子のアイドルがデビュー! ……そう発表した時が自分たちのピークだったと落ち込む亜美は、当時以上のビッグニュースで世間を騒がせるべく、トップアイドルを本気で目指し始める。そして、“世間を騒がせてトップアイドルになる”のではなく“トップアイドルになって世間を騒がせる”という、どこか本末転倒な野望が動き出した。
「アメリカ生まれのロンドン育ちの不思議ちゃんで、えっと……、それから……なんだっけ?」
双子の姉妹である亜美と真美は、アイドルとしてキャラが被っているから1人分の仕事が少ない! そんな心配をしていた真美は、自分と亜美の違いを際立たせるようプロデューサーへ頼み込む。いつの間にか“アチマカ計画”と名付けられた計画の行方は、どこへ向かっていくのだろうか?
(C)窪岡俊之 (C)NAMCO BANDAI Games Inc.
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