2014年4月18日(金)
『ポケモンカードゲームXY』の《メガリザードンEX》を使ってデッキを作成! 300ダメージのスゴさを体感
こんにちは! ライターのファイです。『ポケモンカードゲームXY』の新拡張パック『ワイルドブレイズ』はもう手に入れましたか?
『ワイルドブレイズ』の注目カードは、なんといっても300もの大ダメージを与えられる《メガリザードンEX》でしょう。“M進化(メガシンカ)”は強力ですが、“M進化(メガシンカ)”した時点で自分の番が終了してしまう大きなデメリットもあり、ちょっと使い方が難しいところ。
そこで今回はこの《メガリザードンEX》のデッキを作って遊んでみました! デッキを作ろうか迷っている人は、ぜひ参考にしてもらえればと思います。
■超強力な技を持つ《メガリザードンEX》をメインアタッカーに据える
まずはデッキレシピから掲載します。《メガリザードンEX》を主力に、炎タイプのポケモンを多く採用してみました。
▲驚異の300ダメージを与えるワザ“ワイルドブレイズ”を持つエースアタッカー《メガリザードンEX》。決まればポケモンEXでも一発できぜつさせられます! |
■デッキレシピ
ポケモン
《リザードンEX》(XYA)×2
《リザードンEX》(XY2)×2
《メガリザードンEX》(XY2)×3
《シシコ》(XY2)×2
《カエンジシ》(XY2)×2
《バッフロン》(BW5)×1
《レシラム》(BW8)×2
トレーナーズ
《鍛冶屋》×4
《プラターヌ博士》×3
《フラダリ》×3
《N》×3
《ハイパーボール》×4
《エネルギー回収》×4
《ポケモンキャッチャー》×3
《はかせのてがみ》×2
《ポケモンいれかえ》×2
《すごいつりざお》×2
《いいきずぐすり》×2
《パソコン通信》×1
エネルギー
《基本炎エネルギー》×10
《基本悪エネルギー》×3
では早速、このデッキのポイントを紹介します。主力の《メガリザードンEX》はワザがエネルギーを5つ付けなくてはならない“ワイルドブレイズ”しか持っていません。つまり、このワザを早く使うためになんらかのエネルギー加速をしなければなりません。
この点について2つ対策をとっています。まずは単純にエネルギー加速をする方法です。強力なのは《ハイパーボール》や《パソコン通信》と、《鍛冶屋》のコンボ。《ハイパーボール》や《パソコン通信》で山札からカードを手札に加えつつ炎エネルギーをトラッシュし、《鍛冶屋》でトラッシュした炎エネルギーを炎ポケモンに2個付ける動きが可能です。
▲《鍛冶屋》と《ハイパーボール》のコンボで一気にエネルギーを付けよう! |
通常のエネルギーを付けるのとあわせて、1回の番で3個もエネルギーを付けられるわけですね。このデッキには、《シシコ》や《リザードンEX》(XYA)など、3個のエネルギーで使えるワザを持つポケモンが多く入っています。一気に3個のエネルギーがつくことで、いきなり60ダメージを与えるワザを使えるので、相手のポケモンが育ちきっていない時点でこのコンボを成立させられると強力ですね。
しかし、相手がポケモンEXを多く採用していたデッキの場合はどうでしょうか。こちらからダメージを与えることができても、相手の番に強力な反撃を受けてしまうかもしれません。
そこで活躍するのが《カエンジシ》です。このポケモンは、なんと特性“いかくのたてがみ”でたねポケモンからワザのダメージを受けません。ポケモンEXは基本的にたねポケモンなので、どんなに強力なワザにも耐えることができるんです。
これでうまく時間を作れたら、必要なエネルギーを付けた《メガリザードンEX》に“M進化(メガシンカ)”します。あとは300ダメージを与える“ワイルドブレイズ”を連発するだけでサイドをあっという間に取ることができるでしょう。
▲ポケモンEXがメインのデッキに対しては、《カエンジシ》が有効! |
《バッフロン》も、ポケモンEXがメインのデッキではアタッカーとして活躍してくれます。しかも特性の“アフロガード”でワザのダメージを軽減してくれるので、ポケモンEXがメインではないデッキでも、しっかりとポケモンを育てる時間を確保することができます。
では、進化ポケモンが多く入っているデッキだったらどうするのか。その場合は《レシラム》で時間を稼ぎつつ、《リザードンEX》で攻撃していくといいかもしれません。
また、先日行われた“ポケモン竜王戦”で決勝に進んだニシムラ コウト選手のデッキには、《セレビィEX》が採用されていました。《セレビィEX》の特性“タイムリコール”は、進化ポケモンが進化前に持っていたワザも使えるようになるもの。つまりエネルギーが5個ついていなくても、とりあえず《メガリザードンEX》に“M進化(メガシンカ)”させてしまってから、《リザードンEX》のワザを使って攻めることができるんです。さすが決勝に進んだ選手だけあって、目の付けどころが違いますね。
▲《セレビィEX》がいる状態なら、“M進化(メガシンカ)”後も攻撃手段を確保しやすいです。すばらしいアイデアですね。 |
このデッキでは、《プラターヌ博士》や《メガリザードンEX》のワザ“ワイルドブレイズ”の効果で山札がみるみる減っていきます。そこで《すごいつりざお》や《N》といった山札にカードを戻すトレーナーズを多く採用しています。これらを上手に使って、山札が減るスピードを抑えていきたいところですね。
▲“ワイルドブレイズ”の効果で山札がどんどんトラッシュに行ってしまうので、トラッシュからカードを山札や手札に戻すトレーナーズを多数採用しています。 |
■実際に使ってみての感想
デッキができたところで、実戦を想定して人気デッキの1つである《ダークライEX》と《イベルタルEX》を主力にした悪デッキと対決してみました! 向こうの《ヤミラミ》が《どくさいみん光線》を使い回してきて序盤は苦戦を強いられますが、ヤミラミが出て来なければ、こちらの想定通りに《カエンジシ》でダメージを受けずに《メガリザードンEX》を育てることはうまくいくようです。《メガリザードンEX》が早めに動き出せばこちらのもの。“ワイルドブレイズ”で一気にサイドを取っていけます。
しかし、《タチワキシティジム》と《どくさいみん光線》のコンボがやはり強力で、どくできぜつするのが先か、《メガリザードンEX》が育つのが先かという場面が何度もありました。攻撃面は強力なのですが、特殊状態に対する耐性がもう少し必要だなと感じました。皆さんのデッキ構築の参考になれば幸いです。実際にデッキを作っていろいろと試してみてくださいね。
▲《どくさいみん光線》でどくとねむりの特殊状態になってしまうとジワジワ押されてしまいます。 | ▲エネルギーが5個つけば一気に300ダメージ!! ただし、《イベルタルEX》のワザ“イビルボール”でこちらも大ダメージを受けるので、対策を考えないといけませんね。 |
拡張パック『ワイルドブレイズ』には、新しい炎タイプのデッキを作るカードが多く収録されています。新しいデッキを手に、公式イベントの“リザードンメガバトル”などに参加してみてはいかがでしょうか? それではまた!
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