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2014年4月22日(火)

4月24日稼働の『パズドラ バトルトーナメント』を先行攻略!! 4月23日20時からは声優・相坂優歌さんが出演するニコ生の配信も

文:電撃オンライン

 スクウェア・エニックスから4月24日にアーケードで稼働開始となる『パズドラ バトルトーナメント -ラズール王国とマドロミドラゴン-』。本作を担当するライター・ヒビキタケルによる、攻略記事を掲載します。

『パズドラ バトルトーナメント -ラズール王国とマドロミドラゴン-』

 日本国内で2600万ダウンロードを突破した(※2014年4月21日現在)スマホアプリの『パズル&ドラゴンズ』。ドロップを連鎖で消す爽快感やモンスターでチームを組む戦略性などはそのままに、対戦型パズルRPGとして新たな魅力を盛り込んだアーケード作品が、この『パズバト』です。

 いよいよ稼働が間近に迫ってきた今回は、バトルの基本とスマホ版『パズドラ』の違いを押さえつつ、メインである“全国バトルトーナメント”モードのポイントを解説していきます。

■パズルの操作はスマホ版『パズドラ』と同じ! でも、フィールドが横に2列増えてます!

 “ドロップを3つ以上そろえて消すとモンスターが攻撃すること”や“ドロップを5つ以上そろえて消すと全体攻撃になる”といったパズルの基本は、スマホ版『パズドラ』と同じです。でも、オンラインで対戦する『パズバト』では、スマホ版『パズドラ』といくつか異なる場所があります。

『パズドラ バトルトーナメント -ラズール王国とマドロミドラゴン-』
▲“全国バトルトーナメント”の予選の画面。パズルパネルが横に広がっているのがわかります。

 『パズバト』のパズルパネルは、スマホ版『パズドラ』よりも横に2列増えています。実際にプレイしてみると、ドロップの数が多くてちょっとビックリするかもしれません。でも、ドロップの数が多いということは、そのぶん連鎖させやすいということでもあります。

 ちなみに“消すと攻撃できる属性のドロップが光っている”というのも『パズバト』ならではの要素です。上の写真では、チームモンスターの属性に連動して、水属性と闇属性のドロップが光っています。どこからつなげていくかの目安になるので覚えておくといいですよ。

 それから、ドロップの位置はゲームスタート時に画面の右側と左側のどちらに置くかを選択できます。その後“カスタマイズ”モード内の“利き腕変更”でドロップの位置を変更できて、その際に中央にも配置できます。自分の利き腕や使いやすいレイアウトを選んでみてください。

■ドロップの操作時間が無制限! でも素早くコンボを組むことが重要なんです!

 スマホ版『パズドラ』では、ドロップの操作時間が決まっていますが、『パズバト』では無制限に動かし続けることができます。とはいえ『パズバト』はリアルタイムで対戦を行うので、のんびり連鎖を組んでいると相手からダメージを受けてしまいやすい。

 つまり、ある程度のコンボを早く組むことが『パズバト』でのパズルのポイントになってきます。スマホ版『パズドラ』では、じっくりとドロップを動かすルートを考えることができたので、そういうプレイをしていた人にとっては、ちょっと戸惑うところになると思います。

 じつは私もそういう“じっくり派”だったのですが、『パズバト』をプレイするようになってスマホ版『パズドラ』をプレイしているときに早く確実なコンボができるように意識してプレイしてみたところ、どちらのタイトルでも比較的早くコンボが組めるようになりました。

 “じっくり派”のみなさんは、今のうちからスマホ版『パズドラ』でちょっとしたイメージトレーニングをしてみるといいかも?

『パズドラ バトルトーナメント -ラズール王国とマドロミドラゴン-』
▲狙った相手を一発で倒せるコンボ数が理想ですが、まずはコンスタントに4~5コンボ出せるようになるくらいのところを目指したいです。

■プレイヤーにライフがあり、モンスターが倒されるとコストぶんのダメージに

 モンスターにはコストとHP、攻撃力、回復力のパラメータがあります。スマホ版『パズドラ』でチーム内のモンスターの総HPが自分のHPでもありましたが、『パズバト』ではプレイヤーのライフとモンスターそれぞれのHPは別の扱いとなります。

 “全国バトルトーナメント”や“ストーリー”の準決勝以降と“店舗内対戦”では、相手のモンスターを倒すと、そのモンスターのコストぶんだけ相手プレイヤーのライフにダメージが入ります。最終的に相手プレイヤーのライフを0にしたほうの勝利です。

『パズドラ バトルトーナメント -ラズール王国とマドロミドラゴン-』
▲自分のドロップを動かすパズルパネルの上にあるのが自分のライフです。右上のウインドウ下にあるのは相手のライフ。

 ライフも『パズバト』ならではの特徴ですね。これはプレイヤーキャラクターのレベルが上がっていくと徐々に増えていきます。モンスターのコストは、スマホ版『パズドラ』では強さの指標とチーム全体で使用できる枠の最大値を示していました。『パズバト』でのコストは、強さの指標と倒されたときにライフに入るダメージになります。

 つまり『パズバト』では高コストのモンスターをどんどん入れてチームを組めますが、そのぶん育成ができていないと倒されたときのリスクも大きくなります。高コストのモンスターは、リザーバーに入れておいて、ある程度育成してからメインに入れたほうがいいでしょう。

■リザーバーでモンスターを入れ替えつつ戦いましょう

 『パズバト』では、8体のモンスターで1つのチームを組みます。“リーダー”が1体、バトル開始時のメンバーである“サブ”が3体、助っ人が1体、バトル中に入れ替えられる“リザーバー”3体がその内訳です。

 リーダーとサブにいるモンスター(助っ人含む)は、リザーバーと交代できるので、モンスターのHPが減ってきたり、倒されてしまった場合には交代しましょう。ただし、交代してリザーバーの枠に入ったモンスターはその後、一定時間交代できない点に注意です。リーダーを交代した場合でもリーダースキルの効果は続きます。

 また、モンスターのHPはバトルに参加しているモンスターのみハートドロップを消すなどで回復できます。リザーバーにいるモンスターのHPは回復できないので、交代したタイミングで回復系のモンスタースキルなどを使うといいでしょう。

『パズドラ バトルトーナメント -ラズール王国とマドロミドラゴン-』
▲リザーバーがまだ育っていない場合は無理に交代せず、モンスターが倒されてもそのままにしておいて蘇生するのを待つというのも1つの手です。

■モンスターのスキルは使う状況をあらかじめ考えて!

 各モンスターには“リーダースキル”と“スキル”があります。“リーダースキル”はリーダーに設定したモンスターが発揮できる能力。“スキル”は各モンスターのゲージがたまると使えもので、ブレス系やドロップ変換系など、さまざまな種類が存在します。

 “スキル”はモンスターの上に表示されているオーラがたまると“発動”という表示が出て発動可能に。スキルを使いたいモンスターをタッチして、上にフリックすると発動します。ちなみにモンスターをタッチしたときにスキルの効果も表示されます。スマホ版『パズドラ』とはスキルの効果や数値が違うモンスターもいるので、バトル前、スキルの内容の確認を忘れたときなどに便利です。

 スマホ版『パズドラ』では規定のターンが経過するとスキルが使えるようになっていたため、『パズバト』では、最初のうちは使うタイミングがなかなか見つけにくいかもしれません。相手にダメージを与えるスキルの場合は、攻撃後にHPが少しだけ残ったモンスターのトドメの一発として使うといいでしょう。防御力が上がる系統のスキルは出し惜しみせず、たまったらすぐに使ってしまうのが得策です。このようにチームを組むときにスキルを使うタイミングをある程度考えておくのがポイントです

『パズドラ バトルトーナメント -ラズール王国とマドロミドラゴン-』 『パズドラ バトルトーナメント -ラズール王国とマドロミドラゴン-』
▲発動可能になった瞬間は、効果音とともに“スキル発動”という演出が出ます。▲モンスターをタッチして上にフリックで発動。発動の演出中は、わずかな時間ですがドロップの操作などが行えない点に注意です。

■“プレイヤースキル”は工夫とタイミングしだいで強力な武器に

 プレイヤーキャラの隣に表示されているのが“プレイヤースキル”。キャラの左隣にあるのが現在のスキルポイントで、1回のバトルでその数値ぶんのプレイヤースキルが使えます(最大値はレベルアップで上昇します)。

 最初は“白黒ドロップLv1”しか持っていませんが、ゲームをプレイすることで手に入るコインを使って、新たなプレイヤースキルを購入可能。最大3つまで装備できます。

 また、同じ名前を持つプレイヤースキルでも、Lvが高くなると効果もより強力になります。もちろん、消費するスキルポイントも上がるので、そのあたりのバランスを考えつつ装備しましょう。

 プレイヤースキルの効果は、コンボの数が上昇するものや相手のジャマをするものなどかなり豊富にあります。なかには特定のタイプのモンスターの攻撃を封じるものもあるので、流行しているチームのキーモンスターを封じることができればかなり有利に戦うことができるでしょう。

 相手のドロップを白黒にしたり、黒一色にするスキルもドロップ操作を妨害するという意味では有効。でも、慣れてくれば対処も簡単なので“いつ、どのタイミングで使うか?”というところが重要になってきます。

 また、相手にやられて困ったプレイヤースキルは覚えておいて、あとで自分で使ってみるというのもいい手です。

『パズドラ バトルトーナメント -ラズール王国とマドロミドラゴン-』 『パズドラ バトルトーナメント -ラズール王国とマドロミドラゴン-』
▲“コンボ増加Lv1”などのダメージを上乗せできるプレイヤースキルは、攻めどきを判断してから使いましょう。▲“暗黒ドロップ”を敵に使われると、ドロップが真っ黒になってしまいます。何度かドロップを動かすと元の表示に戻るので、あわてなければ大丈夫。

■チームと助っ人を選んで“全国バトルトーナメント”に挑戦

 “全国バトルトーナメント”では、オンラインで16人のプレイヤーがマッチングされます。プレイヤーのランクによってマッチングが決定するため、ある程度同じレベルのプレイヤーとの対戦が組まれる形です。

 モードを選択後、使用するチームと助っ人を選びます。助っ人はその店舗でプレイしたほかのプレイヤーのリーダーか、“モンスターBOX”でお気に入りに登録されたモンスターがランダムで出現。

 助っ人もリーダースキルが発動するので、何気に重要な要素なんです。また、多くの人に借りられると“ちょっといいこと”があるようです。これは稼働前なのでまだ確認できなかったのですが、助っ人に呼んでもらいやすいモンスターを見つけるのもゲームのポイントになってきそうです。

『パズドラ バトルトーナメント -ラズール王国とマドロミドラゴン-』
▲気に入ったモンスターがいなかった場合は、画面右下の“他をさがす”でランダムで入れ替えることもできます。

■予選では“パス”とモンスタースキルを駆使して4位以上を目指そう

 助っ人を決定したらいよいよ予選開始。予選は150秒の制限時間内に、相手モンスターを倒したときのBP(バトルポイント)で競う形です。

 予選では相手のモンスターの上に表示されているカウントが0になると攻撃してくるほか、プレイヤーのライフがないので、こちらのモンスターを倒されてもライフが減らない=予選の途中で敗退はありません。倒すたびに強いモンスターが出現するようになっていますが、少なくとも序盤のトーナメントでは全滅させられることはないので、モンスターが倒されても落ち着いてリザーバーと交代するなどの対処を行いましょう。

 予選では敵が3体1セットで出てくることが多いため、全体攻撃を含めたコンボで3体まとめて倒せると効率がいいです。中途半端に1体残ったりすると、その1体を倒すためにもう1回ドロップを操作する必要ができてしまいます。モンスターを倒すと、倒したモンスターの頭上に表示されていたBPが入ります。途中で“CAUTION!”の表示とともに現れるモンスターは強敵ですが、倒すと多くのBPが獲得できるため、モンスタースキルなどを活用して一気に倒したいところです。

 また、予選のときのみ、プレイヤースキルが“パス”になっています。パスを使うと現在表示されている敵を倒さずに次のグループの敵を出現させることが可能です。BPは手に入りませんが、自分のチームと属性の相性が悪過ぎる相手や残り時間が少ないときに先にいる強敵を倒してBPを稼ぎたいときに有効です。

 さらに残り時間が10秒を切るとランキング画面が表示されなくなります。4位付近の人はここからもうひとがんばりして少しでも上を目指しましょう。

『パズドラ バトルトーナメント -ラズール王国とマドロミドラゴン-』
▲“CAUTION”とともに現れる敵には要注意。いつもよりも多くのコンボをたたき込んで一気に倒しましょう。

■準決勝以降は、倒しやすいモンスターをロックして集中攻撃する

 準決勝以降になると相手がプレイヤーになるので、相手のチームの属性による相性やパズルでの実力が対戦の大きなウエイトを占めてきます。とはいえ、ちょっとしたコツで勝率を上げることができるものです。

 まずは落ち着いて相手のチームの属性をチェック。自分のチームの攻撃で倒しやすい相性のものがあったら、相手のモンスターをタッチして攻撃目標を指定します。これで集中攻撃して一撃で倒すようにすれば相手のライフを奪えますし、戦力ダウンさせることができます。

 先ほど解説したように、あと少しで倒せなかった場合はダメージ系のモンスタースキルを使って追い討ちするのも手です。相手がドロップを操作しているときなら、リザーバーと交代することもできないので確実にトドメを刺せます。

 逆にHPが少なくなったモンスターは早めにリザーバーと交代。ただし、コストが低いモンスターはそのままにしておいて蘇生するのを待つのも1つの手です。攻撃力が高いモンスターの場合は、プレイヤースキルの“モンスター蘇生”で復活させるのも有効。チームの状況が互角なら、バトル開始時にお邪魔系のプレイヤースキルでかく乱して先手を取るのもいいでしょう。モンスタースキルは使うまでにある程度時間がかかるので、それまでの間はプレイヤースキルを工夫することで活路が開けることがあります

 中盤戦になったら、モンスタースキルを使ってさらに戦況を有利に進めます。相手の残りライフが少なくなってきたら、どのモンスターを倒せば0にできるかをチェック。そのモンスターを集中攻撃して倒せば勝利は目前です!

 とまあ、理想の展開を語ってはみたものの、そのとおりに行かないところが『パズバト』のおもしろいところでもあります。でも、ちょっとでも『パズバト』に興味を持っていただいたり、実際にプレイしたあとにこの記事を読んで参考にしてもらえたなら幸いです。

『パズドラ バトルトーナメント -ラズール王国とマドロミドラゴン-』
▲全体攻撃などで敵全員にダメージを与えておくのも有効。また、回復スキルを持つモンスターなどを優先的に攻撃するのもいい作戦です。

■稼働前日の4月23日に『パズバト』のニコニコ生放送、4月26日にはニコ超でも配信!

 稼働前日の4月23日20時から、『パズバト』の楽しさを伝える公式ニコニコ生放送“モンスターもゲット可能!『パズバト』稼働直前スペシャル!!<パズバトっ!>”が配信されます。司会には新進気鋭の声優・相坂優歌さんをお迎えして、私ことヒビキタケルもコメンテーターとして出演。実際のプレイを見ながらゲームの雰囲気やポイントがわかる配信です。

 当日の放送では、『パズバト』で使えるモンスターが手に入るシリアルコードが公開されますので、ぜひ稼働前日のワクワク感を一緒に味わいましょう。

 さらに、4月26日11時からはニコニコ超会議でも<パズバトっ!>の出張版として“<パズバトっ!>ニコ超で豪華ゲスト陣が『パズバト』やっちゃうよスペシャル!”が配信されます。ここでも司会を相坂優歌さんが担当。ほかにもニコ超ならではの豪華ゲストが続々参戦します。

『パズドラ バトルトーナメント -ラズール王国とマドロミドラゴン-』
▲司会の相坂優歌さんが『パズバト』に奮闘する様子は必見です!

(C)GungHo Online Entertainment, Inc. / SQUARE ENIX CO., LTD.
※画面は開発中のものです。

データ

▼『パズドラ バトルトーナメント ‐ラズール王国とマドロミドラゴン‐』
■メーカー:スクウェア・エニックス
■対応機種:AC
■ジャンル:PZG
■稼働時期:2014年4月24日
■プレイ人数:1~16人(最大同時接続人数)
▼『パズドラZ』ダウンロード版
■メーカー:ガンホー・オンライン・エンターテイメント
■対応機種:3DS
■ジャンル:PZG
■発売日:2013年12月12日
■希望小売価格:3,810円+税
▼『パズル&ドラゴンズ』
■メーカー:ガンホー・オンライン・エンターテイメント
■対応機種:iOS/Android
■ジャンル:パズルRPG
■配信日:配信中
■価格:無料(アプリ内課金)

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