2014年4月26日(土)
4月26日~27日に、千葉・幕張メッセにて開催されている“ニコニコ超会議3”。本イベント内にあるバンダイナムコゲームスブースで行われた、PS Vita用ACT『ガールズ&パンツァー 戦車道、極めます!』ステージをレポートする。
|
|
|
---|---|---|
▲バンダイナムコゲームスブースには、『ガールズ&パンツァー』に登場する“あんこうチーム”のパネルと、1/2スケールの“八九式中戦車甲型”が展示されていた。 |
|
|
|
---|---|---|
▲『バンダイナムコゲームスAR』をダウンロードして、戦車の正面にある大洗女子学園の校章にかざすと、AR画像でキャラクターが表示される。2日目に訪れる人は撮影してみては? |
このステージでは、6月26日に発売される『ガールズ&パンツァー 戦車道、極めます!』が紹介された他、ゲームにも登場する戦車のプラモデルをリアルに仕上げるコツを紹介する“戦車模型、作ってみた”が実施された。
まずは、本作を手がけるバンダイナムコゲームス・守山朗子さんと、佐々木あけび役の声優・中村桜さんが登場。守山さんからゲームの概要を聞いた中村さんは、戦車30両を使えることやリアルに再現された大洗町の町並み、ジグザグに蛇行しつつ移動する戦車の動きに大興奮であった。本作の初回特典には、バトルロイヤルモードでアンツィオ高校の“P40重戦車”を使用できるプロダクトコードが封入される。7月に発売されるOVAに先駆けて自分の手で操作できるので、見逃さないように。
|
---|
▲左からMCのまっくすさん、中村桜さん、守山朗子さん。守山さんはソフトの魅力を「『ガールズ&パンツァー』に登場する戦車戦を自分で体験できること」と説明した。 |
|
---|
▲こちらはゲーム中に登場するP40重戦車とアンチョビのイメージ画像。 |
続いて“戦車模型、作ってみた”のコーナーがスタート。中村さんはプラモデル作成をたしなんでいて、戦車の上に戦車を乗せるほど、作ってきたプラモデルが多数あるという。そんな中村さんのように普段からプラモデルを作っている人だけでなく、あまりやらないという人でも手軽な道具で見栄えがぐっとよくなるテクニックを実演するのが、このコーナーだ。ゲストとして、マックスファクトリーのMAX渡辺代表取締役と高久裕輝さんが登場し、テクニックを紹介した。
|
---|
▲マックスファクトリーのMAX渡辺代表取締役(中央)と高久裕輝さん(左から2番目)。 |
とはいえ、さすがに1時間程度でプラモデルを組み立てて仕上げるのは難しいため、今回は基本的な組み立てが済んでいるものをMAX渡辺さんが持参。そこに“お化粧”をして、作品のように仕上げていくという進行であった。
|
|
| ||
---|---|---|---|---|
▲3種類の戦車が用意された後、使用するアイテムが紹介された。 |
今回のために用意されたアイテムは、鉛筆、色鉛筆、イラストを書く時によく使われるコピック、タミヤから発売されているウェザリングマスター、綿棒、ウェットティッシュだ。プラモデルを塗装すると聞くと、換気を必要としたり、外で塗ったりするというイメージがあるが、今回のアイテムは家の中で使っても他人に迷惑をかけないため、MAX渡辺さんもよく使うものばかりだという。さらに、これらは失敗してもやり直しがきくため、初心者でも安心とのことだ。
最初にMAX渡辺さんは、「失敗を恐れないでほしいです!」と力強く解説。いきなり難しい完成形を目指すのではなく、気楽に塗っていき、修正していけば味が出て、それらしくなるとコメントした。
|
|
|
---|
他の2人から「雑ですね!」と言われるほど、MAX渡辺さんはコピックのグレーや茶色をだいたんに塗っていく。塗り終わったら汚れた感じを出すために、コピック0番のカラーレスブレンダーを重ねる。こうすることで、塗った周りの部分が消えて、いい感じに汚れた雰囲気になる。色はグレーや茶色だけでなく、錆びた感じが出るオレンジもオススメしていた。
この作業は難しいテクニックはまったく必要なく、コピックの性質で誰でも実演可能。楽しくなってきたら、実在する重機や他の人の作品などを参考にすることで、さらに上達していくと補足した。
|
|
---|
他にも、立体感を出すために奥まった部分にグレーを塗ることや、ウェザリングマスターで角を塗りエッジ感を出すなどの手法を解説。ウェザリングマスターを塗る際には、100円ショップの化粧品コーナーにある先端がスポンジになっているアイテムがいいことを説明すると、会場からは驚きの声があがった。
|
---|
鉛筆を使うと銀色のような色味が少し出て、金属感が増すうえに、失敗しても消しゴムやウェットティッシュで簡単に修正が可能。色鉛筆をざっと塗って綿棒でこすると、色味がぼやけて味が出るというテクニックも披露された。
3人とも番組として放送されていることを忘れかけるほどに楽しんでいた“戦車模型、作ってみた”のコーナー。最後にMAX渡辺さんは、「もちろん失敗もあると思うのですが、いくらでもやり直せます。少しの作業でぐっと見栄えがよくなるので、ぜひ楽しんでほしいです」とメッセージを送った。
|
|
|
---|---|---|
▲グッドスマイルカンパニーから発売される『ガールズ&パンツァー』グッズが紹介された。7月には『ねんどろいど 西住みほ』が再販される。 | ▲8月に発売予定の『ねんどろいど 秋山優花里』に続いて、『ねんどろいど 武部沙織』の制作が決定した。 |
|
---|
▲『ねんどろいどぷち』シリーズにも『ガールズ&パンツァー』が登場。MAX渡辺さんが「かなりカワイイです!」と太鼓判を押すほどの出来のようだ。 |
|
|
|
---|---|---|
▲4月に発売される『figma 西住みほ』には、さまざまな付属品が用意されている。 | ▲5月に発売予定の『figma 秋山優花里』には主砲基部が用意されるため、オープニングの装填シーンを再現可能。 |
|
|
|
---|---|---|
▲7月発売予定の『figma 武部沙織』は通信手ということで、通信機がセットになっている。他にもさまざまなアイテムが存在するようだ。 | ▲あんこうチームの五十鈴華と冷泉麻子の『figma』も制作中だ。どんなアイテムが付くのだろうか? |
|
---|
▲さらに、『figma』シリーズ同様の1/12スケールの戦車“IV号戦車D型”も制作中。値段は公開されなかったが、「とにかく安くしたいので、誤解を恐れずに言うとチープなところもある。ただ、ずっと遊べるようなものになる」とMAX渡辺さんは説明した。 |
■“ニコニコ超会議3”概要
【開催日時】
2014年4月26日 10:00~18:00
2014年4月27日 10:00~17:00
【開催会場】幕張メッセ 国際展示場1~8 ホール
【入場料】(各税込)
1日券/前売り1,500円、当日2,000円
通し券/前売り2,500円
(C)GIRLS und PANZER Projekt (C)BANDAI NAMCO Games Inc.
※画面は開発中のもの
データ