2014年4月28日(月)
KADOKAWAは、本日4月28日にゲームメーカー“フロム・ソフトウェア”のKADOKAWAグループ参入を発表した。
本発表は、4月28日15:00付けで公示されたKADOKAWAの決算短信内に記載されていたもの。KADOKAWAよりフロム・ソフトウェアの子会社化に関するニュースリリースが発表されたので、以下に追記する。
※以下、発表されたニュースリリースの情報をもとに記事を掲載しております。
株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:松原眞樹 以下KADOKAWA)は、株式会社フロム・ソフトウェア(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:神直利、以下フロム・ソフトウェア)の株式を取得し、子会社化することといたしましたのでお知らせします。
フロム・ソフトウェアは、家庭用ゲーム機向けハイエンドゲームの開発および販売を主力事業としており、「DARK SOULS」、「アーマード・コア」、「天誅」等の人気シリーズを有し、2013年には海外の有力ゲーム情報誌 EDGE が選ぶ「世界のゲーム開発スタジオランキング」において、第8位に選出されました。2014年3月に国内はフロム・ソフトウェアより、海外では株式会社バンダイナムコゲームス様より発売を開始した PlayStation 3、Xbox 360、PC向け「DARK SOULS II」は、全世界で多くのファンに支持されています。家庭用ゲーム機における3Dアクションとアートに加え、深みのあるゲーム性、そして独自の高い技術力により、国内外から注目されているゲーム開発会社です。
KADOKAWAはフロム・ソフトウェアをKADOKAWAの100%子会社である株式会社角川ゲームス(東京都千代田区、代表取締役社長:安田善巳、以下角川ゲームス)と共に、グループのゲーム事業の中核会社と位置付け、事業を展開する予定です。フロム・ソフトウェアと角川ゲームスの両社は、それぞれの得意分野を生かしながら両社の事業を共に拡大発展させるための連携に向けた協議を重ねて参りましたところ、フロム・ソフトウェアがKADOKAWAグループに加わり、角川ゲームスとのシナジー効果を発揮することが最善の策であるとの合意に至り、株式取得を行うことになりました。
今後、フロム・ソフトウェアは、角川ゲームスとの間で企画、開発、販売における資源を相互活用し、両社の強みを生かした新しいIPおよびゲームの制作、成長が見込まれる海外市場や新しいゲームプラットフォームを見据えた事業展開を行い、グループ各社と連携したネット・デジタル、グローバル市場への進出も積極的に行っていく予定です。
なお、フロム・ソフトウェアの会社概要は以下のとおりです。
1)設立:1986年11月1日
2)資本金:2億6,850万円
3)主な事業内容:ゲームソフトの企画・開発・販売、インターネット上のコンテンツの企画・開発
4)代表者:代表取締役社長 神 直利
5)従業員数:230名(2013年10月)