2014年6月4日(水)
電撃大王で連載中のマンガ家さんに、テーマに沿ったものを描いてもらう! そして電撃オンラインで公開する! そんな企画がこの“マンガ家さんがガチで○○を描いてみた!”だ。
先月公開の第1回目は、『あまりまわり』を連載中の黒田bb氏が登場。見目麗しい全裸と、スピード感あふれるネコが話題をさらった。詳しくはこちら。
勢いに乗って第2回目をお届けしたい! 今回、ガチで何かを描いてくれるのは『NOT LIVES -ノットライヴス-』の烏丸渡氏だ。
1人の人間が“プレイヤー”として、もう1人の“アバター”の中に入って戦う――という設定の本作。『電撃大王』誌上の連載では現在、プレイヤーが入れ替わってしまうイベント戦の真っ最中だ。
▲『電撃大王7月号』の『NOT LIVES -ノットライヴス-』より。イケメンの“アバター”をパンモロで求める、“プレイヤー”の破壊王Marikoさん。ダメな娘だ! |
▲そしてこちらはコミックス5巻より。こんなのとかあんなのとか、何もそこまでを描いちゃう烏丸氏のこと。ガチになったらいったいどんなものがマロビ出すやら。 |
気になる烏丸氏のテーマは、どのようにして決まったのか? 担当編集を務めているトムグリーンとの打ち合わせをここに再現しよう。
「電撃大王」誌上で『NOT LIVES -ノットライヴス-』を連載中。シャープかつソリッドな線で描かれる激しいバトル、無表情系ジト目少女の“微妙な感情の変化”を描ききる手腕などなど、その魅力を語れば枚挙にいとまがない。なのだが、たまに『電撃大王』の発売日をお忘れになったり、親御さんから「婚活しろ」と言われて「駆逐艦じゃダメなの?」と返すなどお茶目な一面も。
烏丸渡氏の担当編集。若手の育成には定評があり、彼のもとで修業を積んだ新人は、何を頼んでも「サー! イエッサー!!」と素直にこなしてくれる。……似顔絵はコワモテだが本人は怖くナイデスヨー。とりわけ愛娘の前では、布袋尊のような顔でフニャフニャになる。
トムグリーン(以下トム):もしもし私だ。こないだお願いした、「ガチで何かを描いてみた」ってどう?
烏丸渡氏(以下烏):もうちょっとかかりそうです……。
トム:ガチでパンツを描け。
烏:わーい! あ、でも、パンツはいつも描いているので。他のものにしたいですね。
トム:まぁいいが、1日でやれ。その後、次号のネームもすぐにやれ。
烏:シーマシェーン!! 無理です!!
トム:まったく! ASAP(可及的すみやか)にやりなさい。
烏:はい!
-3日経過-
トム:3日も経ったぞ!
烏:シーマシェーン!! あと1日だけ!
トム:まったく!
-翌日-
トム:コラァァァァアア!!!
烏:えっ!? 完成イラスト、送りましたよ!?
トム:見たよ! だからだよ! ラフなしでいきなり完成ってどういうことやねん!!
烏:あっ!! ノリすぎて忘れてた!!
トム:バッカモーーーン!!
▲烏丸渡氏による“マンガ家さんがガチで“メイド”を描いてみた!”。主人公にして“プレイヤー”の三神シゲルとコンビを組む、“アバター”の天宮鏡花がメイド姿に! |
普段、露出度高めな場面を描いている反動だろうか。クラシカルなメイドさんが仕上がってきた。顔と手以外、全部隠れているという、そのしめやかさがいい! 合わせて、烏丸渡氏のコメントを紹介しよう。
ずっと描いてみたかったメイド天宮さん。担当様にパンツ絵を描けと言われていましたが、あえて上品に仕上げてみました。普段表情があまり変わらない天宮さん、これでも喜んでいます。
お忙しい中、ありがとうございました!
なお、クラシカルなメイドさんを描いてくれた烏丸渡氏の『NOT LIVES -ノットライヴス-』は、第1話の試し読みが可能だ。下記リンクから公式サイトへ飛んで、“試し読み”のアイコンをポチっとしてみてほしい。
>>『NOT LIVES -ノットライヴス-』の試し読みはコチラから
以上、第2回“マンガ家さんがガチで○○を描いてみた!”をお届けした。次回は『俺のぱんつが狙われていた。』の深山おから氏が登場。女の子が男のぱんつを狙いまくるという、尖った内容の『俺ぱん。』を手掛ける深山氏は、どのような“ガチ”を見せてくれるのか。乞う、ご期待ッ!!
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