2014年6月11日(水)
本日6月11日に配信された“Nintendo Digital Event”にて、3DS用RPG『ポケットモンスター オメガルビー』『ポケットモンスター アルファサファイア』の日本国内での発売日が11月21日に決定したと発表された。
また、本作についての最新情報も発表されたので追記する。パッケージを飾る2匹のポケモンは、伝説のポケモン、グラードンとカイオーガが“ゲンシカイキ”をした姿であることが明らかになった。ここでは、それらの最新情報についても紹介していこう。
▲“ゲンシカイキ”したグラードンとカイオーガが戦うイメージイラスト。 |
『ポケットモンスター』シリーズは、ふしぎな生き物“ポケモン”を捕まえたり、育てたり、あるいは友だちと交換したり対戦したりといった遊びを盛り込んだRPG。その子どもから大人まで楽しめるゲーム性が、シリーズを通して好評を博している。『ポケットモンスター オメガルビー/アルファサファイア』は、そんな『ポケットモンスター』シリーズの最新作となるタイトルだ。
『ポケットモンスター オメガルビー/アルファサファイア』は、2002年にゲームボーイアドバンス用ソフトとして発売された『ポケットモンスター ルビー』と『ポケットモンスター サファイア』を元にして制作されている。今作では、大自然に恵まれた広大な世界を舞台に、シリーズ屈指のドラマが描かれていくという。
ホウエン地方には、大地を創造したとされる伝説のポケモン“グラードン”と、海を創造したとされる伝説のポケモン“カイオーガ”が存在するといわれている。ホウエン地方には古くから有名な言い伝えが存在した。
遥か昔。強大な力を有したポケモンがホウエンに現れた。
それは、のちにグラードン・カイオーガと呼ばれる2匹のポケモンだった。
グラードンが吠えると大地が盛り上がり、陸が広がった。太陽が照りつけ、辺りは灼熱に包まれた。
カイオーガが咆哮すると水があふれ出し、海が広がった。辺りに暗雲が立ち込め、豪雨が降り注いだ。
▲伝承を彷彿させるようなシーンが描かれた巨大な壁画が、どこかに存在するようだ。 |
しかし、この伝承には、まだ続きが存在した。
ゲンシの時代――。
自然界にはエネルギーが満ちあふれ、そのエネルギーはグラードン、カイオーガに圧倒的な力をもたらした。
2匹は更なるエネルギーを求め、たびたびに衝突を繰り返し、ホウエンの人々やポケモンの暮らしを大いに脅かした。
自然のエネルギーによって圧倒的な力をみなぎらせた2匹の様は後世の人々をして“ゲンシカイキ”と言わしめ、それぞれの姿は“ゲンシグラードン”、“ゲンシカイオーガ”と呼ばれた。
このように本作のパッケージを飾るポケモンたちは、“ゲンシカイキ”により、現代において本来の姿とあるべき強大な力を取り戻したゲンシグラードンとゲンシカイオーガだったのだ。
・ぶんるい:たいりくポケモン
・タイプ:じめん
・たかさ:3.5m
・おもさ:950.0kg
・とくせい:ひでり
雨雲を吹き払い光と熱で水を蒸発させ、大地を広げたといわれているポケモン。カイオーガとの死闘の末、地下マグマの中で長い眠りについたといわれている。
天気を操るとくせいと、高いこうげき・ぼうぎょを持つ強力なポケモングラードンが、“ゲンシカイキ”を遂げることで、さらに強力に!
“ゲンシカイキ”することで、強力なこうげきに加え、とくこうにもさらに磨きがかかる! また、ほのおタイプが新たに追加されたことで、覚えるほのおタイプの技の威力が上がる。
▲全身に浮き上がったマグマは、暗闇でも光を放つ。より迫力と重量感のある姿となった。 |
・ぶんるい:たいりくポケモン
・タイプ:じめん・ほのお
・たかさ:5.0m
・おもさ:999.7kg
・とくせい:???
グラードンが“ゲンシカイキ”したポケモンであるゲンシグラードン。
全身にみなぎるエネルギーがマグマと化してあふれ出し、超高温で放熱しているため、常に身体の周囲には陽炎が揺らめいている。
マグマ状の肉体がつねに流動し、赤い皮膚はルビーのような質感で輝く。
▲ゲンシグラードンの姿。 |
▲マグマを帯びた槍状の大地が相手を貫く! |
・ぶんるい:かいていポケモン
・タイプ:みず
・たかさ:4.5m
・おもさ:352.0kg
・とくせい:あめふらし
空一面を覆う雨雲を作り出し、大雨を降らせて海を拡げたといわれているポケモン。グラードンと死闘の末、海底の底で長い眠りについたといわれている。
天気を操るとくせいと、高いとくこう・とくぼうを持つ強力なポケモンであるカイオーガは“ゲンシカイキ”で一段と強力に!
“ゲンシカイキ”することで、強力なとくこうに加え、こうげきにもさらに磨きがかかる。そして、さらにとくせいもパワーアップするらしい……!?
▲身体が半透明となり、体内から黄色く光を放つ。より神秘的で壮麗な姿となった。 |
・ぶんるい:かいていポケモン
・タイプ:みず
・たかさ:9.8m
・おもさ:430.0kg
・とくせい:???
カイオーガが“ゲンシカイキ”したポケモンであるゲンシカイオーガ。 全身にみなぎるエネルギーが海水と化して体から湧き出している。
肉体は海水に近い状態で、青い皮膚はサファイアのような質感で輝く。
▲ゲンシカイオーガの姿。 |
▲ゲンシカイオーガから放たれた水柱が相手を襲う! |
データを見るとわかるように、グラードンとカイオーガがゲンシカイキを遂げると、たかさやおもさも大きく変貌している。
特にゲンシグラードンのおもさは、なんと999.7kg! そもそもグラードンは現在までに発見されたポケモンの中で最も重いとされていたが、ゲンキカイギを遂げることで、その記録をさらに更新したことになる。
▲グラードンとゲンシグラードンのサイズ比較。 |
▲カイオーガとゲンシカイオーガのサイズ比較。 |
これまでポケモンが進化できる回数はポケモンごとに限度が決まっていたが、一部のポケモンにのみ、その限度を超えたさらなる進化といわれる“メガシンカ”という現象が起こることが確認された。
ただし、この“メガシンカ”は特定のポケモンと条件下でしか発現が確認されておらず、その起源や事象には、まだ多くの謎が残されている。
『ポケットモンスター オメガルビー/アルファサファイア』では、 ポケモン最大の謎といわれている“メガシンカ”の謎に迫る壮大な物語が描かれることに!
▲知られざる“メガシンカ”の謎が今、解き明かされる! |
▲“メガシンカ”によって姿を変えるポケモンも存在する。 |
“メガシンカ”したポケモンは秘めたパワーを一時的に解放し、通常の進化ではありえない力を発揮する。この“メガシンカ”は通常の進化と異なり、バトルの間に発生。“メガシンカ”をしたポケモンはバトルが終了すると元に戻るがが、バトル中に元に戻ることはない。
また、一度のバトルで“メガシンカ”できるポケモンは1匹のみ。“メガシンカ”をしたポケモンの中には、能力が上がるだけでなく、タイプや特性が変わるものもいることから、バトルで一発逆転をするきっかけにもなる。
[1]トレーナーの身に着けたキーストーンと、ポケモンの持つメガストーンが共鳴すること
[2]トレーナーとポケモンとの間に強い絆があること
キーストーンはトレーナーが身に着ける道具のこと。腕輪などの装飾品に埋め込むなど、その身に着け方はトレーナーによってさまざまとなる。
メガストーンはポケモンに持たせる道具。“メガシンカ”をすることのできるポケモンの数だけ存在する特別な石で、それぞれに名前が付いている。
これまでに発見されたメガストーンの数は28種だが、本作の舞台であるホウエン地方には、まだ見ぬメガストーンが存在すると言われている。
▲メガルカリオやメガミュウツーXの姿も! バトル中にどのポケモンをいつ“メガシンカ”させるか? ポケモンバトルがより奥深くなった。 |
ここでは、今までに確認されたメガシンカポケモンたちの一部を紹介。中には2種類の“メガシンカ”の姿を持つポケモンも存在するという。
▲メガガブリアス | ▲メガミュウツーX | ▲メガミュウツーY | ▲メガルカリオ |
▲メガフシギバナ | ▲メガリザードンX | ▲メガリザードンY | ▲メガカメックス |
冒険の舞台となるホウエン地方は、横長の大きな本島と、その周辺に点在するいくつかの小島で構成されている。
緑あふれる本島の中心には、もくもくと煙を吹き上げる活火山、そして青々と広がる海には数々の島が存在している。
大自然に恵まれたこのホウエン地方では、さまざまなポケモンとさまざまな人々が、ともに認め助け合い、ともに暮らしている。
▲細やかに再現される美しい大自然。ポケモンたちの息づかいが聞こえてきそうだ。 |
▲街のイラストと海の画面写真。このホウエン地方で、いったいどんな冒険がキミを待ち受けているのだろうか? |
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