2014年6月13日(金)
現在アメリカ・ロサンゼルスで開催中の“E3 2014”。ウィザーズ・オブ・ザ・コーストブースでは、『マジック2015 ― デュエルズ・オブ・ザ・プレインズウォーカーズ』の試遊が行われていた。
▲E3 2014会場内にあるウィザーズ・オブ・ザ・コーストのブース。 | ▲試遊ではタブレット(iPad)を使用したが、Xbox 360やPCでもプレイできる。 |
『マジック2015 ― デュエルズ・オブ・ザ・プレインズウォーカーズ』は、世界最高の戦略トレーディングカードゲーム『マジック:ザ・ギャザリング』を手軽に楽しめるソフト。AIを相手にした1人プレイで練習したり、Wi-Fiなどを利用して他プレイヤーと対戦したりできる。本作の配信は7月を予定している。
これまでのシリーズ作品との大きな違いは、“自由にデッキを作成できること”。本作ではゲーム内で所持しているカードを使用し、自由にデッキが組めるという。使いたいカードを任意の枚数選び、それに合わせて自動的にデッキを組んでくれる機能や、作ったデッキを分析してくれる機能もあるという。
▲今作の最大の特徴は自由にデッキ構築が可能なこと。構築したデッキのカードを分析して、どのコストのカードがデッキに何枚入っているのか、どういう色のカードが多いデッキなのか、といった部分もチェックできる。 |
▲これだけは入れたい、というカードを選んで、その他を自動で選んでくれる“オートコンプリート機能”を搭載。 | ▲作成したデッキは名前が付けられる他、デッキボックスの絵柄を選べる。 |
▲収集したカードをコレクションとして閲覧できる。収録しているカード枚数は300枚以上とのこと。 |
その他にも、『マジック:ザ・ギャザリング』取り扱いショップとの連携を強化する機能として、ショップの位置やイベントが開催されている場所を検索する“店舗・イベント検索”機能を搭載。ショップでのプロモブースターパック(6枚入り)とハーフデッキ引き換えキャンペーンなど、実際のカードにも興味を持ってもらうための施策も企画されているようだ。
プレイした感覚としては、これまでのシリーズをプレイした人であればすんなりとなじめる印象。チュートリアル機能がしっかりしているので、『マジック:ザ・ギャザリング』に初めて触る人でも、しっかりとルールを学んでいけるだろう。
▲収録されている次元(ステージ)はイニストラード、テーロス、ラヴニカ、ゼンディカー、シャンダラーの5つ。シャンダラー以外は、実際に発売されているカードセットの名前にちなんだものとなっている。 |
▲それぞれの次元で対戦相手がおり、倒すことでストーリーが進んでいく。 |
発売時期や価格については明らかになっていないが、カードセット『マジック基本セット2015』(※こちらは現実のカード)が発売される7月18日近辺を予定しているとのこと。Xbox LIVE アーケード/Steam/App Store/Amazon Android アプリストア/Google Playで提供予定となっているので、興味がある人はぜひプレイしてもらいたい。
また、電撃オンラインでもすでにお伝えしているが、声優の浪川大輔さんが本作に出演することが決定している。浪川さんは、プレインズウォーカー“ジェイス・ベレレン”の声を担当するとのことだ。浪川さん演じるジェイスの声がどういうものなのか? こちらも楽しみにしておこう。
▲ジェイス・ベレレン(画像左)と浪川大輔さん(画像右)。 |
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