2014年6月12日(木)
人気FPSシリーズの最新作として注目を集める『コール オブ デューティ アドバンスド・ウォーフェア』。本作の開発を担当するSledgehammer GamesのAaron Halon(アーロン・ハーロン)氏にインタビューを行った。
本作の舞台となるのは民間軍事産業が大きく成長した2054年の近未来。先日公開されたプレイデモではハングル語らしき文字が確認でき、韓国のステージも登場するようだ。発売時期は北米では11月4日、日本国内では字幕版2014年11月13日発売予定、吹き替え版は2014年発売予定だ。
▲韓国の太極旗も見てとれる。ほかのステージはまだ不明だ。 |
今回お話をうかがったハーロン氏は『コール オブ デューティ アドバンスド・ウォーフェア』のクリエイティブディレクターを務めている。本作の舞台や見どころを語っていただいたので、ぜひチェックしてほしい。
――『CoD』には、『モダン・ウォーフェア』や『ブラックオプス』、『ゴースト』といろいろなシリーズがあります。最新作となる『アドバンスド・ウォーフェア』の舞台は『ゴースト』と同じく近未来とのことですが、特徴や見どころを教えてください。
新しいゲームを作るにあたって、ニュースのヘッドラインなども頻繁にリサーチし、舞台設定、システムなどを考えていきました。その結果、多くのプレイヤーの要望に応えられる近未来という舞台を選択しました。近未来ならば先進的な要素も入れられるし、これまでのようなプレイも楽しめるのが本作の特徴の1つとなっています。
――最新作ではどことどこの戦いが描かれるのでしょうか?
我々がSledgehammer Gamesとしてゲームを作るなか、ストーリーをどう伝えるか、敵を何にするか考えたところ、今回はPMCという民間軍事会社にスポットを当てました。そのなかでもっとも大切にしているのが、いかにエモーショナルなストーリー展開を出すか。そこで、本作では1人のキャラクターの視点から物語が描かれます。過去作では『ゴースト』が最も近い形になりますが、今回は最初から最後まで1人の視点で語られます。
――最新作には、前作のような4人でエイリアンと戦ったりするようなモードはありますか?
まだお伝えできる段階ではありませんので、今後の情報をお待ちください。
――PVを見たところジャンプをするシーンがありました。今作の戦闘では高低差の要素が重要になるのでしょうか?
そうですね。これまでのような平面的なアクションだけではなく、ジャンプによる高低差を意識したアクションが重要になってきます。
――舞台設定が近未来とのことですが、これまでにはなかったような武器や乗り物も登場するのでしょうか?
PVで出てきましたが、ブースト加速ができるアーマーのようなものが登場します。乗り物にはホバーバイクやホバータンクといったマシンが追加されます。また、実弾ではなくエナジーを撃つ武器や、PVにも出てきた空から降ってくるポッドに乗った兵士なども登場します。
――ゲームエンジンが新しくなっていますが、それによりどのような表現ができるようになっているのでしょうか?
Sledgehammer Gamesは最新作に注力しており、ゲームエンジンもそれに向けて改良してきました。具体的なポイントはやはりグラフィックで、映像だけではなく、新たなゲームプレイも表現できるようになっています。よりリアルなライティングを追求して演出していますし、とても複雑な音声や音の鳴り方もできるようになっているので、期待していてください。
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