『メタルギア ソリッド V ファントムペイン』PS4によるプレイ＆解説プレゼンをリポート――新要素＆詳細情報が！ 読プレも提供!!【E3 2014】

文：電撃オンライン

　E3 2014のKONAMIブース内のシアターにて、『メタルギア ソリッド V ファントムペイン（以下、MGSV：TPP）』のプレイアブル＆解説のセッションを受けた模様をリポート。

　まず最初に、今回のプレゼンはPS4実機によるもので、ムービーシーンもゲームプレイも60fps、解像度1080Pを実現していて、大スクリーンで間近で見たプレイ映像はまさにフォトリアルクオリティであった。残念ながら撮影はNGであるが、テキストにて詳細をお伝えする。

▲こちらは、会場に掲出されていたポスター。

　今回プレゼンされたのは、2013年のE3でトレーラーとして紹介された冒頭（馬に跨るスネークとオセロット）のムービーシーンから始まる、アフガニスタンのオープンワールドでの人質救出ミッションである。『メタルギア ソリッド V グラウンド・ゼロズ』の200倍以上の広さをもつフィールドのひとつ、アフガニスタンがフィールド。時間・天候変化を取り入れたミッションを、限られた時間で多くの要素を見せるために、このE3専用に各要素をチューニングしているとのこと。

　スネークとオセロットとのやり取りのムービーシーン後、シームレスにゲームへと移行。まさに言葉通りのシームレスさであった。

　今回のプレイアブルでのプレゼンテーションで、これまでの記事紹介や映像では出ていたが詳細がわからなかったこと＆新たな要素が判明。それが、以下の4つである。

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（1）“ファントム・シガー”

　スネークが葉巻を吸うと、時計が出てきて、（前記、E3 2013トレーラーでも一部見られる）時間が早く進んでいる気にさせることができるのがこのアイテム。ゲーム内でのリアルな時間経過が存在するこのゲーム。ミッションを進めるうえで要所での使用が考えられる。

（2）新しいダンボールの使い方

　これまでの被りや移動するだけでなく、ダンボールからの敵へのホールドアップ、ダンボールの前面からの飛び出しによる緊急脱出、敵の頭上に支援ダンボールを投下して気絶させるなど、今まで以上のダンボールの使い勝手が紹介された。

（3）『MGS PW』の時にあったフルトン回収のような要素とマザーベースの成長要素

　気絶、眠らせた敵兵をバルーンのようなもので回収。敵兵だけでなく、ジープやコンテナなどの大型武器・アイテムなど、さまざまなものが回収でき、回収されたものはマザーベースへ送られ成長要素になる。

（4）敵のおびき寄せ

　これまでのシリーズでは壁に張り付き、壁をノックするというアクションがあったが、今作では、スネークの義手を動かすことで鳴る音でおびき寄せていた。

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　さてここからは、プレゼンに沿ってリプレイ解説する。

　オセロットと別れた後、まずは馬に乗ったスネークが、最初の敵に遭遇するシーン。遠くから双眼鏡で敵をマーキング後、馬の背の反対に隠れての新しいステルスアクションを披露（前記トレーラーでも確認できる）。その後、ハンドガンで敵を撃って眠らせる。そして、『MGS PW』の時にあったフルトン回収のように、敵兵をバルーンのようなものをつけて空へと……。その後、羊も眠らせて回収（後ほどネタが）。

　その後、スネーク自身で移動して、他の敵を眠らせて回収を繰り返し、敵の本拠地を目指す。途中口笛で馬を呼び戻して乗馬での移動。これまで天気がよかったが突然の砂嵐。天候の変化がゲームのリアリティを表現していた。途中、四角い目的地マークと色違いの白いマーカーが。そこに向かうとダイヤモンドが、それを拾う。

　そして、敵の本拠地が見下ろせる場所に到着。そこから双眼鏡での敵をマーイング。ファントム・シガーを使うと、マーキングした敵が、時間が進む（と錯覚する）ことで、交代したり、違う場所に異動する様子がうかがえた。アナウンスが流れて、マップを開くと諜報班により敵影をマップに反映。そこを目的地としてマーカーを設置してプレイは進んでいった。

　そこからは、ステルスアクションが！　高低差が存在する敵施設を戦略的に制圧していくスネーク。途中、ダンボールを使ったステルスアクションと、支援ダンボールを落下させ敵を気絶させる武器としての使用も披露される。敵とのステルスアクションの途中でジープやコンテナを回収。そしてついに囚われていた味方をみつけてフルトン回収。そこから銃撃戦が展開されるが、ここは敵の本拠地である、多くの敵が存在する。すると、スネークは、ヘリによる空爆を依頼。そして、自らは、敵のジープに乗って本拠地から遠ざかり、背後では、ヘリによる敵拠点の空爆……。そして、自らも救援ヘリに乗りマザーベースへ。

　そして、シーンは海上のマザーベースに。先ほど回収したジープやコンテナをはじめ、これまでのミッションで回収したと思われる対空機関砲や車輌などを見ることができる。

　ヘリから降りてマザーベースにおりると、回収した敵兵、そして初めのころのプレイで回収した羊も（ここで会場は爆笑）。『MGS PW』と同様、マザーベースの成長も重要な要素であり、楽しみのひとつとなるとの解説があった。

　すると、警報サイレンが鳴りだす。敵の襲撃である。今作のマザーベースは他のプレイヤーやミッションで敵対した相手などから、襲われる可能性があるとの解説。敵の襲撃先の向かうスネーク、そして……。ここで、プレイ映像が終了。

　新しい情報、細部にこだわったリアルに再現されたうえで、天候変化がみられたオープンワールドの迫力の映像、なにより戦略を駆使して進められるステルスアクション、マザーベースの育成要素と、短い時間であったが、『MGSV：TPP』の魅力の一部を存分に味わえたプレゼンテーションであった。これまで以上に期待に胸ふくらまして会場を後にした。ああ、早く発売してほしい!!!

　プレゼンに参加したプレスに、写真のTシャツがプレゼントされました。ここまでこのレポートを見ていただいた方の中から1名様に、DIAMOND DOGSの腕章をあしらったTシャツをプレゼントします。以下のフォームより奮ってご応募ください。なお、発表は発送をもってかえさせていただきます。

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(C)Konami Digital Entertainment

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