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2014年6月30日(月)

『LoV3』公式ニコ生「LoV☆すた あ~くせる」第3回は、ZUNさんのトークや、立花慎之介さんの“Ver.3.1R”生対戦など盛りだくさん!

文:ミライ

 スクウェア・エニックスが贈るオンラインマルチ対戦型トレーディングカードゲーム『ロード オブ ヴァーミリオン III』(以下『LoV3』)。電撃紅蓮隊メンバーがお送りするコラム記事第37回では、6月24日(火)に配信された、公式ニコニコ生放送「LoV☆すた あ~くせる」第3回のまとめ記事をお届けします。

 なお、電撃紅蓮隊とはアーケードゲーム雑誌『電撃ARCADEゲーム』や電撃オンラインの『LoV3』記事を担当している、電撃の『LoV3』担当チームのことです。


ミライ
『ロード オブ ヴァーミリオン III Ark-cell』

 皆さんこんにちは。電撃紅蓮隊の女の子(キャラ)好きのミライが今回の「LoV☆すた あ~くせる」の放送まとめ記事を担当させていただきます! 前半はシークレットゲストだった、東方projectの産みの親でたんたんPの先輩でもあるZUNさんを交えた内容の濃いトークが展開! 後半はゲストの立花慎之介さんやゲストランカーの一休IIIさんたちが、“Ver.3.1R”の新カードを使って一足先に生対戦を繰り広げました!!

 なお「LoV☆すた あ~くせる」は7月1日の23:59までタイムシフト視聴が可能となっていますので、まだ見てない方は期間内にぜひご覧ください! 

『ロード オブ ヴァーミリオンIII Ark-cell』
▲レギュラーメンバーは、『LoV3』プロデューサーのたんたんPこと丹沢悠一さん、開発チームのノイさん、アーケード運営チームのにゃべさん、電撃紅蓮隊のハチ。中央にいらっしゃるのが、今回のシークレットゲストだったZUNさんです!

■東方projectとのコラボはたんたんPとお酒の力で決まった!?

 「どうしよう。お酒なしでこうやって話すのって、初めてですよね?」と話すたんたんPとゲストのZUNさんは、なんとタイトー時代の先輩後輩関係だったとか! そんなZUNさんが今回登場した理由は、“Ver.3.1R”で東方projectから博麗霊夢が復活するからでした!! 復活ゲスト使い魔の希望アンケートでは、レナスが1位で霊夢が2位だったため、今回復活となったそうです。

 他の会社とのコラボは本来、時間がかかるそうなのですが、実施決定から短い期間でアップデートを実現させるために“Ver.3.1R”の復活ゲスト使い魔は、かなり駆け足で用意する必要があったとか。そのため、今回はあまり時間のかからない自社タイトルで人気の高かったゲスト使い魔を優先されたようです。

 霊夢は自社のキャラではありませんが、“Ver.3.1R”でカード追加が決まった当日にZUNさんとお酒を飲み、その場でたんたんPが直接お願いしたら、ZUNさんは快諾されたとのこと。コラボの話ってお酒の席で決まったりするんですね(笑)。

『ロード オブ ヴァーミリオンIII Ark-cell』
▲2人の気安い会話から「普段もこういう風に話しながらお酒を飲んでるんだろうなぁ」と伝わってきました!!

 また霊夢について、たんたんPは「『LoVRe:2』の時は、登場してから稼働終了までの期間が短かったので、今回もまた出すことができて嬉しいです」と語っていました。ちなみに『LoVRe:2』の時も、当時のプロデューサーに頼まれて、たんたんPがZUNさんに直接コラボの話を持って行ったそうです。

 東方projectはあまり企業とのコラボはしないみたいなのですが、ZUNさんもアーケードゲーム業界を盛り上げたいと思っていたらしく、二つ返事で了承したそうです。そのときは焼酎のお店で話したそうですが、2人が会う時は必ずお酒がセットなんですね(笑)。

 『LoV3』の霊夢のフレーバーテキストや、称号BGMの楽曲はZUNさんからの提供だそうです。しかもZUNさん御自身の作品のマスターアップ当日が、フレーバーテキストの締切だったらしく、「寝る前にフレーバーテキストは書いてください~!」とたんたんPにプレッシャーをかけられながら書き終えたとか。短い文章の中に世界観やキャラの特徴を盛り込まないといけないので、「文章量は少ないけど意外と大変だった」とZUNさんはおっしゃってました。

 ノイさんによる使い魔としての霊夢の性能の解説も行われました。20コストの人獣でアーツ持ち。アーツの効果は範囲内の使い魔のDEFを上昇させてリジェネも付与します。自軍使い魔で固まって動いた時の戦闘力は中々に高そうですね。カード画像や霊夢のプレイ動画が見たい方は、速報記事からどうぞ!

『ロード オブ ヴァーミリオンIII Ark-cell』
▲新カードの博麗霊夢ですが、人獣でマジシャンは珍しいので、これまでの環境からどう変化するのか今から楽しみです。

■プレイヤーの質問に答える“たんスマ”コーナー。少し哲学的な話も!?

 たんたんPが質問にテンポよく答えてくれる“たんたんPにスマッシュアタック”略して“たんスマ”のコーナー! 今回も数多くの質問が寄せられていたので、テンポよく答えていただきました。その回答を箇条書きで掲載します。

「アバターパーツの“小物”は同時に2つセットできるように開発中です。主人公変更機能と一緒に実装予定で、問題が起こらなければ7月末くらいには!」
「LINEスタンプはやりたいですね。公式のスタンプは結構ハードルが高いのですが、現在にゃべが交渉をがんばってくれています」
「公式サイトのランキングページで、一部の称号が表示されない件は近日中に修正します、すみません」
「新しいコラボはもちろん今後も行っていこうと思っています」
「元々は男性なのに、女性使い魔として登場させる基準は、カード全体の男性率や女性率、マスコット率などの各種割合を見て判断しています」
「『LoV3』のスピンオフゲームが家庭用ゲーム機で出る可能性は、0ではありませんが、質問にあったギガスのレスリングゲームは出ないと思います(笑)」
「オンライン大会企画は常に考えていますが、カード追加や公式大会などのタイミングも踏まえたうえで、ちょうどいい時期に開催したいと考えています」
「ミハイルのアビリティ“ぼくがんばるよ”発動中にスマッシュアタックの操作をしても、ダメージは上がりません。ひょっとすると、敵が減ったことで威力が上がっているように見えているだけかもしれないです。スプレッドショットは元々、範囲内の敵の数が少ないほど威力が上がる仕様ですので」
「プロデューサーとしての職業病は、カードを作る時の過程や費用を知っているので、他の作品のカードを見た時に原価を考えてしまうことです(笑)。それと、仕事が終わってからゲームセンターに行くので、夜11時以降に出没している僕は本物です」
「公式サイトでのバージョンアップ告知に修正意図を最近書いていなかったのは、「LoV☆すた」で説明していたからです。ですが、今後はまた修正意図を書くようにします」
「公式店舗大会はスペースや時間の都合で参加組数を8組から増やすのは難しいです。しかしできるだけ多くの方に楽しんでいただくため、今回の公式店舗大会を踏まえてレギュレーションの調整などを行っていきます」
「“Ver.3.1R”では、カードが入っているピローが紫っぽい色に変わります」
「地方イベントは、かなりがんばって開催しているつもりですが、反響がとても大きいのでさらに増やせるよう、予算の限り努力します」
「テオフィギュアの売上次第ですが、フィギュア第2弾はすでに検討中です」
「ハチさんとマッチングした時の遭遇称号はちょっと考えます」

 また“アーケードゲームが家庭用ゲームより優れている点や魅力はどういったところにあるとお考えでしょうか?”という、ちょっと哲学的な質問もありました。

 これについてたんたんPから話を振られたZUNさんは「ゲームセンターというリアルの場があることが、一番の魅力だと思います。ネット上で交流する方法は増えましたが、実際に集まって自分のプレイを披露したり、他人のプレイを見たりする場は、いまだにゲームセンターくらいしかないですから」と回答。

 たんたんPも「ZUNさんと同じですが、ゲームセンターで同じゲームのファンと出会えたり、コミュニティができることが魅力的だと思いますね」と回答されていました。

 さらに、今回は特別にハチから2人へ「どんなキッカケで仲よくなったんですか?」という質問も。当時あまりお酒を飲む人がいなくて、お酒が好きな2人はよく一緒に飲みに行っていたから、それがキッカケで飲み仲間になったみたいですね。やっぱりお酒か(笑)。

■“たつをの初心者ステップアップ講座”ではゲームの要であるミニマップの見方を解説!

 後半パートはレギュラーメンバーと、ゲストの立花慎之介さん、ゲストランカーの一休IIIさんが登場! 最初はたつをさんによる“たつをの初心者ステップアップ講座”からスタートです。2回目のテーマはミニマップの重要性についてでした。

『ロード オブ ヴァーミリオンIII Ark-cell』
▲ゲストの立花慎之介さん。登場してすぐにノイさんへ「ナイスラムザ!」と声をかけ、前回上方調整されたラムザの素晴らしさを語ってくれました!
『ロード オブ ヴァーミリオンIII Ark-cell』
▲ミニマップに映っているアイコンの外周の色と、プレイヤーと使い魔の名前の色は、各プレイヤーごとに別の色が設定されているので、特定のプレイヤーを警戒している時はこの情報がとても参考になります。
『ロード オブ ヴァーミリオンIII Ark-cell』
▲アイコンの大きさはステータスの数値によって3段階に分かれています。それぞれ“10コスト系の使い魔”“20~30コストの超覚醒”“40コスト以上の超覚醒”と考えておけば概ね正解。基本的にはアイコンの大きさが1つ上の相手には、ジョブ相性的に有利でも1対1では勝つことが難しいそうです。
『ロード オブ ヴァーミリオンIII Ark-cell』
▲マナモンの出現位置は時間によって固定。大事なのは330カウント付近で中央左右に出現する1体ずつと、300カウント付近でゲートとマナタワーの間に出現する全8体。出現する前に先回りしておきましょう!
『ロード オブ ヴァーミリオンIII Ark-cell』
▲逆サイドの大型の使い魔がゲートに戻って、すぐにこちら側のマナタワーから出現して加勢してくれることがあります。これは自分が攻めている時も同じことで、逆サイドから加勢されて返り討ちにあうことも。ミニマップで逆サイドの使い魔の動きは必ずチェックしたいですね。

■立花さんたち出演者が、最強デバッカー軍団と新カードを入れたデッキで対戦!

 続いてはノイさんによる“このデッキで心配ノイ!”のコーナー。今回は“Ver.3.1R”の新カードを使って、みんなでデッキを考えて生対戦を行いました。対戦相手は『LoV3』が誇る(?)最強のデバッガー軍団! ちなみに今回はデバッガー軍団のデッキにも新カードが大量投入されていました!!

『ロード オブ ヴァーミリオンIII Ark-cell』
▲新カードを使って戦えるということで、皆さんのワクワク感が画面から伝わってきました! もちろん自分もワクワクしながら見てました!!

 トップバッターは生放送での成績がとてもいいたつをさん。使ってみたかったというレナスを入れてデッキを作成しました。

『ロード オブ ヴァーミリオンIII Ark-cell』 『ロード オブ ヴァーミリオンIII Ark-cell』
▲デッキはレナスとワグナスを軸とした神族デッキ。トップバッターとしていいところを見せられるか!?▲レナスのアビリティで、相手マナタワーよりかなり遠い位置からの荒らしができています。マナタワーの中央を通り越して反対側でマナ吸収していた使い魔もバッチリ狙えました。
『ロード オブ ヴァーミリオンIII Ark-cell』
▲ワグナスのアビリティにより、密集地帯で放ったスマッシュアタックが周りにもヒットしてまとめてキル! 思わずたつをさんも「これ気持ちいい……」と言ってしまうほど(笑)。試合の結果はアルカナストーンを守りきって勝利。初めて使ったカードでも使いこなせるたつをさんさすがです。

 続いてはゲストの立花慎之介さんがプレイ。楽しそうにデッキを選んでいたのが印象的でした。

『ロード オブ ヴァーミリオンIII Ark-cell』 『ロード オブ ヴァーミリオンIII Ark-cell』
▲デッキはノエルとロックブーケの兄妹を使用した人獣デッキです。BGMも七英雄のテーマにするほどの仕込みっぷり。▲ロックブーケの攻撃が当たったハルフゥが反撃してきたことで、引き寄せ効果が30コストにも発生するということが判明。引き寄せ効果で逃げられないので、攻撃し続けていればハルフゥを落とせていたと、ノイさんが解説してくれました。
『ロード オブ ヴァーミリオンIII Ark-cell』
▲“ピンチアップA”と“パワーライズLv.3”の発動でATKが350になったノエルの強烈な一撃がヒット! 結果は負けてしまいましたが、最後の爆発力が気持ちいい試合でした!!

 次はゲストランカーである一休IIIさんがプレイ。神族使いで有名ですが、今回は不死デッキ。はたしてその実力やいかに!

『ロード オブ ヴァーミリオンIII Ark-cell』 『ロード オブ ヴァーミリオンIII Ark-cell』
▲デッキはゴルベーザとボクオーンが軸の不死単デッキ。アーツを使ってみたいという一休IIIさんが静かな闘志を燃やしています。▲ボクオーンのアーツでゴルベーザを引き寄せて攻撃。今回は逃げられてしまいましたが、ディフェンダーのスマッシュを一緒にあてることができれば逃がさずに倒せる可能性も!
『ロード オブ ヴァーミリオンIII Ark-cell』
▲相手が制圧しているマナタワーからでゴルベーザの“Wメテオ”発動! 制圧中の敵の大半を倒すことに成功しています。ゴルベーザ自身でも序盤にアルカナストーンを割っており、DEFは300を超えてました! そのまま残りのアルカナストーンを守りきって勝利!!

 お次は我らがハチの参戦。興味があったというクジンシーを軸にデッキを組みました。

『ロード オブ ヴァーミリオンIII Ark-cell』 『ロード オブ ヴァーミリオンIII Ark-cell』
▲クジンシーの他にダンターグを入れた不死魔種の混合デッキです。▲クジンシーのソウルスティールは、複数の敵に攻撃を当てることができれば、HPを大きく回復できます。対処しようと思って多くの使い魔で対抗してしまうと、逆効果になることもあるそうです。数が多いほど回復量も上がりますからね。相方のアレクトーと一緒にかなり荒らせました。
『ロード オブ ヴァーミリオンIII Ark-cell』
▲ダンターグの“ぶちかまし”で敵マナタワーの敵を根こそぎ吹っ飛ばす。ダンターグ2人で荒らす光景がなんかすごいです。範囲攻撃でもあるので、固まってアルカナを割っている相手を倒して防衛する時にも役立ちそうですね。最後は集団で防衛しての勝利でした。お疲れ様ハチ!

 ラストはノイさんの登場。ここで、最強デバッガー軍団が本気を出すとのアナウンスが入り、思わずノイさんも「なんで俺の時だけ……」と苦笑い。

『ロード オブ ヴァーミリオンIII Ark-cell』 『ロード オブ ヴァーミリオンIII Ark-cell』
▲霊夢とスービエだけでなく、わだつみも入れた超贅沢な高コストの2種族デッキ。おまけにUSもパワーライズを選択しています。完成すれば相当強いですが果たしてどうなる!?▲スービエのアビリティでディフェンダーを攻撃することにより、敵の攻撃間隔を遅くして反撃を受けにくくします。
『ロード オブ ヴァーミリオンIII Ark-cell』
▲ゴルベーザの“Wメテオ”が直撃しましたが、霊夢のアーツによって粘り強く戦闘できています。リジェネ効果と合わせてDEFも一緒に上がっているのがかなり大きいですね。完成したわだつみのおかげで育っていた敵のゴルベーザを倒すことにも成功し、勝利することができました!

■“Ver.3.1R”の情報とSPカードのマリー・ルーとアストレイアを公開!!

 たんたんPが再登場し、改めて新バージョンの“Ver.3.1R”を紹介してくれました。「LoV☆すた」での詳しい発表内容は速報記事を御確認ください。

『ロード オブ ヴァーミリオンIII Ark-cell』
▲新SPカードはマリー・ルーとアストレイア。どっちもかわいくて欲しくなりました!!

 次回の放送は7月下旬予定です。詳細が決まり次第『LoV3』特集ページに掲載予定。以上「LoV☆すた あ~くせる」第3回放送のレポートを、電撃紅蓮隊のミライがお届けしました。

『ロード オブ ヴァーミリオンIII Ark-cell』
▲次回の放送までには、新カードをたくさん手に入れたいと思ったミライでした!!

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