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2014年7月1日(火)

『シャイニング・レゾナンス』広橋涼さんが演じるマスコットキャラやバトルシステムが公開! 主人公のドラゴン化は暴走のリスクも

文:ゴロー

『シャイニング・レゾナンス』

 セガは、12月11日に発売するPS3用RPG『シャイニング・レゾナンス』の新情報を公開した。

 本作は、これまでの『シャイニング』シリーズに携わってきたスタッフが総力を結集して制作するファンタジーRPG。伝説のドラゴン“煌竜イルバーン”を主人公に、失われた竜の力を巡る戦いが描かれる。バトルについては、歌と音楽を活用した新システムで楽団(バンド)のようなライブ感覚を味わえるという。

 今回は、前回の記事でお届けした主人公・ユーマや精霊使い・リンナのプロフィールに加えて、リンナの相棒・フロマージュやバトルの詳細が明らかにされた。

■主人公・ユーマは伝説のドラゴンへ変身できるが……

 主人公のユーマは煌竜の魂をその身に宿しており、バトル中、強大な力を持つドラゴンへいつでも変身できる。ただし、ドラゴン化している間に一定の制限を超えると、力を制御できなくなって“暴走”を引き起こすことも。

『シャイニング・レゾナンス』 『シャイニング・レゾナンス』
▲戦況を覆す力を持つだけに、ドラゴン化には“暴走”のリスクが付きまとう。仲間に被害がおよぶ可能性があるため、ここぞという時にだけ使っていきたい。

~竜の心を持つ少年~
ユーマ・イルバーン/声:島﨑信長

『シャイニング・レゾナンス』

【クラス】剣士
【武器】龍鳴剣 ヴァンデルホーン
【主要魔法】なし

「僕はずっと探しているんだ。
幼い頃、傷ついたドラゴンを救ってくれた、あの優しい女の子を」

 伝説とされる“煌竜”の魂を宿しており、人と竜の2つの姿を持つ少年。世界に強い影響をおよぼす竜の力を封じ、その力を隠すために“ヒューマノイド体”の姿で世を忍びながら暮らしていた。

『シャイニング・レゾナンス』

 竜の力を狙う帝国軍にその存在を知られて捕えられてしまうが、竜の力を操る戦士“竜奏騎士(ドラグナー)”たちに救い出され、アストリア王国の保護下で竜奏騎士たちに協力することになる。永く世俗と関わりを絶っていたためか、やや消極的な性格で、他者に選択を委ねる傾向が強い。しかし、仲間たちとの心の触れ合いを通して、彼自身も成長していく。そして人と竜、2つの運命に葛藤しながらも、その答えを見つけ、やがて自ら戦いに身を投じるようになる。

 竜の力の一部を具現化した剣“龍鳴剣 ヴァンデルホーン”を武器に戦い、大剣による威力の高い斬撃攻撃を得意とする。竜の姿に変身する時には、この剣が媒介となる。

『シャイニング・レゾナンス』 『シャイニング・レゾナンス』
▲大剣使いであるユーマの基本攻撃は斬撃。攻撃速度はそれほど速くはないが、1発ずつ確実にダメージを与えていく。▲特殊攻撃は、敵を吹き飛ばすダッシュ突き。敵に囲まれた時などに回避を兼ねた一撃としても有効だ。

~未熟な伝説のドラゴン~
煌竜 プログレス体

『シャイニング・レゾナンス』

【クラス】ドラゴン
【武器】角&爪
【主要魔法】ブレス攻撃

 ユーマのもう1つの姿。プログレス体は煌竜イルバーンの“半覚醒”と言える状態で、かつての雄々しき姿に比べると少し弱々しい。戦闘中にいつでも変身できるとはいえ、“煌竜”の力をまだ完全には使いこなせず、暴走することがあることからユーマ自身も竜の力を恐れている。

 頭部に突き出た角の部分は、仲間たちが持つ“竜刃器(アルモニクス)”の音を受信するための感覚器官。竜刃器の奏でる旋律がドラゴンの心と共鳴し、竜の力を正しく導いていく。

『シャイニング・レゾナンス』
▲仲間たちの奏でる音楽や歌がドラゴンの力となり、ドラゴンは本来の力や姿を取り戻していく。ドラゴンの成長も、物語の見どころの1つ。

■精霊使い・リンナと相棒のフロマージュ

 ヒロインの1人でもあるリンナは、竜刃器“龍尾棍 トランロッド”を武器に戦う精霊使い。その相棒・フロマージュは、ペンギンのような愛くるしい姿をした、本作のマスコットキャラクターだ。

~旋風の精霊使い~
リンナ・メイフィールド/声:茅野愛衣

『シャイニング・レゾナンス』

【クラス】ウィッチ
【武器】龍尾棍 トランロッド
【主要魔法】風系

「ウフフフ、このパーティはドラゴンさんのハーレムですね。
修羅場って感じがとってもお姉さん好みですぅ」

 エルフの国・ウェルラント王国出身の精霊使い。竜刃器の1つ“龍尾棍 トランロッド”の使い手で、暗い局面でもパーティを明るくするムードメーカー的存在。歌巫女のキリカを幼い時から見守ってきたため、キリカが心を許せる数少ない存在でもある。

 ふわっとした温厚な性格で、何事にもマイペースな雰囲気を漂わせる。表面上は天然キャラだが、内面は小悪魔系。かなりの策士でわりと毒舌。重要な局面では誰よりも度胸があり、持ち前の正義感で敵に立ち向かう。

『シャイニング・レゾナンス』 『シャイニング・レゾナンス』
▲ユーマの力を巡る戦いに、相棒のフロマージュとともに参戦! 劇中では最大級の魔力を誇る。▲竜奏騎士としての潜在能力は高く、風系の魔法を駆使してパーティを後方から支援する。

音帝片吟(おんていペンギン) フロマージュ/声:広橋涼

『シャイニング・レゾナンス』

 リンナといつも行動を共にする“音の精霊”。的確な助言で仲間を助ける、パーティの頼もしいアドバイザーでもある。性別は♀で、音楽にうるさい。

■コンボ攻撃を基本としたアクション性の高いバトルに

 本作のバトルは、4人パーティのうち1人をプレイヤーが操作し、残りはAIで行動する。プレイヤーキャラクターを自在に操り、仲間の必殺技や魔法などにあわせてコンボを狙っていくのが基本スタイルだ。各キャラで得意とする攻撃や間合い、アクションなどが異なるので、それぞれの個性を生かした連携を意識して戦おう。

『シャイニング・レゾナンス』 『シャイニング・レゾナンス』
▲シンボルエンカウントにより、フィールドでの移動から戦闘へシームレスに移行する。バトル突入時は敵の増援が出現するケースもある。
『シャイニング・レゾナンス』 『シャイニング・レゾナンス』
▲機動力に優れるソニアは、軽快な移動と手数で敵をかき回す。敵の攻撃を察知したら、素早くダッシュで回避しよう。▲遠距離支援を得意とするキリカの特殊攻撃は、拡散ホーミングする“龍翼弓 コトノカグラ”の一撃。
『シャイニング・レゾナンス』
▲ドラゴンとの戦いでは、仲間とのコンビネーションが勝利のカギに。

●竜刃器を演奏して仲間に指令

 自然の力を引き出せる竜刃器は、演奏することで強力な魔法を放てる他、仲間に対して指示を送れる。プレイヤーキャラとして竜奏騎士を使うなら、竜刃器で攻撃や支援をしつつパーティ全体を操ろう。

『シャイニング・レゾナンス』 『シャイニング・レゾナンス』
▲アグナムの竜刃器“龍炎杖 イグリュート”の演奏は、激しい爆炎を呼ぶ。▲リンナが“龍尾棍 トランロッド”を吹き鳴らすと、巨大な竜巻が発生する。
『シャイニング・レゾナンス』 『シャイニング・レゾナンス』
▲戦況に応じて“回復優先”や“攻撃するな”などの指示を出せば、みんなが効率的に戦ってくれる。“自由に”を選んでお任せするのもありだ。▲ピンポイントで回復してほしい時や同じ敵をいっしょに攻撃してほしい時は、個別に指示を送れる。

(C)SEGA

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