2014年7月15日(火)
PS Storeの注目コンテンツを、電撃PSの編集&ライター陣が平日(ほぼ)毎日紹介していく特集企画、“電撃PlayStation×PlayStation Store”。話題のDL販売ゲームをはじめ、ゲームアーカイブス、追加DLC、ベスト版、PV・体験版など、ゲームを深く愛する電撃PSスタッフが、ゲーマー視点でコンテンツをピックアップしていきます。
本日紹介するのは、KONAMIより2010年7月15日に発売された、PSP『幻想水滸伝I&II ベストセレクション』。その後編となる今回は『幻想水滸伝II』編をお届け。なお、“PlayStation Plus”加入者には、2014年9月16日までの間フリープレイで提供されている。
前編『幻想水滸伝I』編に続いて、今回紹介する『幻想水滸伝II』は、何十周遊んだか思い出せないほど個人的に大好きな作品です。親友・ジョウイと2つに分かれた“始まりの紋章”を宿した主人公に訪れる長き戦乱……。前作以上に徹底して戦争を描いた本作の物語は、最後まで目が離せません。
ゲーム界を代表する最高の悪役であり、一度遊んだら絶対忘れることができないインパクトを持つ狂皇子ルカ・ブライト。彼を討っても終わることのない戦いと、主人公を待つ悲劇の数々は、この記事を書くために再プレイしても涙が止まらなくなるほど!
本編は、終始グッときますし、料理対決やクライブイベントなどのサブイベントも豊富。ゲーム自体に“真の名作の紋章”がついているとしか思えない、奇跡と言っていい完成度なのです。仲間になる“108星”を集めるのも楽しく、ミニゲームも遊びごたえがあって、非常にぜいたくな作りなんですよね。
個人的には、PS2の『幻想水滸伝III』がマイフェイバリットなのですが、シリーズの中からどれか1作品を勧めるなら、まちがいなくコレ! でも、前作を遊んでおくとデータコンバートで前作主人公が胸を打つイベントとともに参加してくれるので、前作も遊ぶべきですし、そもそも本作が100点満点中120点の神作なら、前作は115点くらいの名作なので、どっちも遊んでほしい……なんて昔はよく悩んでいたのですが、その両方を遊べるのがPSP版『幻想水滸伝I&II』のいいところです。
クリアすれば、イベントビューワーやサウンドテストも解放され、いつでも『幻想水滸伝』の世界に浸れますしね。クリアしたらもっとこの世界で遊びたくなって、シリーズ全作品遊びたくなること間違いなし! さあ、アナタも今すぐ『幻想水滸伝』の世界へ旅立ちましょう!(ライター:まさん)
(C)Konami Digital Entertainment
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