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2014年7月31日(木)

スクウェア・エニックス グループ、本日から開催の“ChinaJoy 2014”に『新生FFXIV』『クロスゲート』『パズルボブル』を出展

文:キャナ☆メン

 スクウェア・エニックス・ホールディングスは、本日7月31日から中国・上海で開催されているゲーム展示会“China Digital Entertainment Expo(ChinaJoy)2014”へ出展中のタイトルを発表した。

 同社グループが“ChinaJoy 2014”に出展しているタイトルは、PC用MMORPG『ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア』、iOS/Android用アプリ『クロスゲート』、iOS/Android用アプリ『パズルボブル』の3作品。同社では、アジア地域を中心とした成長市場展開を重点戦略の1つとして位置付け、各地域の特性に応じたエンターテインメント・コンテンツを積極的に提供していく方針だ。その一環として昨年7月に中国で配信を開始したスマートフォン用アプリ『拡散性ミリオンアーサー』は、配信直後のアプリセールスランキングが2位であったという。

 日本・北米・欧州での累計アカウント登録数が230万を超える『ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア』は、中国にてクローズドベータテストを実施中で、今夏正式サービスを開始する予定。運営は、盛大遊戯(シャンダゲームズ)との協業で行う。これにより、『ファイナルファンタジー』シリーズを中国本土で初めて展開することになる。

 『クロスゲート』は、完美世界(パーフェクトワールド)と協業で7月18日から既に配信を行っており、配信開始から数日でiPadセールスランキング1位、iPhoneセールスランキング4位となる好調な滑り出しを見せているとのこと。『パズルボブル』は世界での累計ダウンロード数が600万を超える人気作で、中国では奇虎360(Qihoo 360)との協業で提供する。同作の中国における配信開始日は未定だ。また、騰訊控股(テンセント)との協業で、『三国志乱舞』の提供も予定しているという。

 上記の他、PS Vita用RPG『ファイナルファンタジーX HD Remaster』と『ファイナルファンタジーX-2 HD Remaster』の繁体字・韓国語版を参考出展している。その他、“ChinaJoy 2014”と同時開催されるゲーム開発者向けカンファレンス“China Game Developers Conference”には、『ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア』のプロデューサー兼ディレクターの吉田直樹さんと、『三国志乱舞』のプロデューサー・長谷川友洋さんが登壇する。

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