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2014年8月4日(月)

『ドラゴンクエストX』2周年を祝う“DQX夏祭りスペシャル”で今後の展望がチラリ!? 4人の漫画家による熱い戦いなどもお届け!

文:えまぬえる

 スクウェア・エニックスは、“ドラゴンクエスト夏祭り”を渋谷のアイア シアタートーキョーにて8月2日に開催しました。

 このイベントは、『ドラゴンクエストモンスターズ2』の公式大会と『ドラゴンクエストX TV』の公開収録を2部構成で一緒にやってしまおうというシリーズファン垂涎のスペシャルイベント! 本記事では、後半にあたる第2部『ドラゴンクエストX TV』夏祭りスペシャルの模様をお届けします!

 なお、第1部『ドラゴンクエストモンスターズ2』公式大会のレポートはコチラを参照してください。

『ドラゴンクエストX』 『ドラゴンクエストX』
▲家族連れやチームメンバー、そして恋人等々。会場には数多くの『ドラゴンクエストX』プレイヤーが! いやー、わたしもカワイコちゃんと一緒に行きたかった(苦笑)。▲『ドラゴンクエストX』の楽しさを伝える初心者大使の4人が前説として登場。会場のファンを盛り上げてくれました。

 MCを勤めるのは“ツバキバッコス”でおなじみの椿姫彩菜さん。プロデューサーの齊藤陽介氏やシリーズの産みの親である堀井雄二氏が登壇し、2周年を向かえる本作をファンとともにお祝い。さらに、ところどころでプレゼントのじゅもんを発表するなど、ファンサービスも満点でした。

 なお、プレゼントのじゅもんに関してはコチラの記事を参考にしてください。

『ドラゴンクエストX』 『ドラゴンクエストX』
▲左からMCの椿姫彩奈さん、齊藤陽介氏、堀井雄二氏。みなさん涼しげな浴衣姿の登場となりました。……いいなぁあの浴衣(笑)。
『ドラゴンクエストX』 『ドラゴンクエストX』
▲また、ステージの隅では“釣り対決~誰が一番キングサイズの魚を釣りあげるか~”が実施。初心者大使第1期の初美メアリさんと河嶋まいこ(おかん)さん、Vジャンプ編集部の斉藤征彦さんがアストルティアの各地を巡り、先にキングサイズの魚を釣った人が勝ちとなるガチンコ対決がひっそりと繰り広げられていました。

 “新旧ディレクター三本勝負”では、バージョン2ディレクターの“リッキー”こと齋藤力氏、そしてバージョン1ディレクターで“ふじくす”こと藤澤仁が登壇。勝負に負けたほうが開発時のマル秘エピソードを語るというコーナーだったのですが、結局どちらも語ることになっていました(笑)。

『ドラゴンクエストX』
▲“ドラゴンクエストX TV”には久しぶりの出演となる藤澤氏(写真中央)が登場に、ファンのテンションも最高潮に! まだ詳しくは言えないが新しいプロジェクトに携わっているとのことです。
『ドラゴンクエストX』 『ドラゴンクエストX』
▲勝負の方法は“ジャンボジェンガ”、“観察力ゲーム”、“モンスター絵心チャレンジ”など、ゲーム本編とは関係ないもので対決してました。
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▲サービス当初のバグや実装が見送られたシステムなど今だから明かせるエピソードが多く語られました。なんでも、食べると一定時間周りの人物が水着ギャルに見える食べ物もあったとか……。な、なんで実装しなかったんだ!
『ドラゴンクエストX』
▲ボツネタなかでも一番インパクトがあったのがプクリポがバトル中にだけ八頭身になるというもの! ある意味かっこいいですね!

 続いてはニコニコ静画で応募していた“転生モンスターイラストコンテスト”の入賞者が発表。入賞したモンスターは実際にゲーム内で登場するようです。実装時期はバージョン2.3後期以降から順次とのことですが、どれだけ強くなるのか、どんなアイテムを落とすのか今から楽しみです。きせきの香水(転生モンスターに出会いやすくなるアイテム)を用意しとかなくては。

『ドラゴンクエストX』
▲審査員には本作を愛してやまない漫画家の皆さんが登場。左から久保帯人さん、地獄のミサワさん、稲垣理一郎さん、金田一蓮十郎さんです。
『ドラゴンクエストX』 『ドラゴンクエストX』
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▲モンスターイラストはいずれも高レベルなものばかり。審査員の漫画家さんたちも関心していたようでした。

 さらに、ゲストの漫画家4名は“バトルリベンジ”にも登場。これは、ニコニコ動画で放送された10時間SP“バトルトライアル”でのリベンジ企画となります。対戦相手は強力なボスが3体出現する“悪霊の神々”! 前回は策におぼれて敗退した教訓を生かし、今回は武闘家、武闘家、武闘家、旅芸人という超前衛パーティで挑みました。

若干……というかかなり無理のあるパーティー編成で、当初は苦戦をしておりましたが、根性(とアイテムの力)で見事勝利! 会場のファンを沸かせておりました。

『ドラゴンクエストX』 『ドラゴンクエストX』
▲“バトルリベンジ”にはゲスト解説としてSOPHIAのドラムスでミュージシャンの赤松芳朋さん(写真左)、そしてタレントの小倉遥さん(写真右)が登場。▲小倉さんはお手製のみずのはごろもを身に付けており、会場の男性を魅了しておりました。
『ドラゴンクエストX』 『ドラゴンクエストX』
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▲悪霊の神々との戦いでは、死亡者が続出するなか“せかいじゅの葉”を惜しまず使用してなんとか勝利! 実際のプレイにおいてはあまり参考にはなりませんが、かなりアツい戦いでしたよ!

しかし、そんな勝利の余韻もつかの間。漫画家パーティはそのまま“悪霊の神々強”に挑戦することに! まだ実装されておらず、齋藤氏や安西氏が“最強”と太鼓判を押すコインボス。さすがにあっというまに負けてしまいました(笑)。

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▲先日実装されたアトラス強、バズズ強、べリアル強が一同に集うコインボス。編成を変えて挑みましたがあえなく惨敗となってしまいました。このコインボス、我々も近いうちに戦えるのでしょうかね?

 このほかにも、ゲストのドラクエトークで盛り上がる“ドラのカラ騒ぎ”や“第2期初心者大使卒業試験”などイベントが盛りだくさん。

『ドラゴンクエストX』 『ドラゴンクエストX』
▲初心者大使第2期生のみなさん(左から)は最終課題として強ボスに挑戦! なんとか勝利して見事卒業を迎えられました。

 最後には、齋藤力氏が会場にいるみなさまの質問に答えるという“ディレクターリアルリアル夜話”が開催。そこでは、オフライン編に出てきたNPCの登場や、パーティ同盟のシステムを使った新たな遊びの構想などを匂わす発言もありました。

『ドラゴンクエストX』
▲ファンからきわどい質問が投げかけられ、堀井氏や齊藤氏の顔色を伺いながら回答をするリッキー氏。逆にその2人からの背中押しがあったことも……。

 リアルリアル夜話の後半は、今後の展望に語る“これからのDQXコーナー”。ここでは、新しいカジノゲーム“ビンゴ”の実装、プレイヤーが育てたモンスター3体で挑む新コンテンツ“バトルロード”の実装、ピラミッド8~9層までの実装など、その実装希望時期を発表しておりました。

 また、最後にはバージョン3の話も少しだけ……。現在はサブタイトルが決定しただけということですが、なんでもシリーズではお馴染みの新職業が追加されるとのこと。さらに齊藤陽介氏の口から“~~族”という発言も……。これが新たな種族の登場を意味するのか、それとも未だに登場していない“竜族”を意味するのか……。新情報が待ち遠しですな!

『ドラゴンクエストX』 『ドラゴンクエストX』 『ドラゴンクエストX』
▲新カジノゲーム“ビンゴ”は、ビンゴカードというアイテムを消費して参加するもので、カジノコインを減らすことはないようです。ギャンブルがニガテという人にはありがたいですね。
『ドラゴンクエストX』
▲“バトルロード”は、対人戦ではなく『VIII』のバトルロードに近いカタチとして、まずは1人用のコンテンツとして実装を目指しているようです。今のうちにモンスターを育てておきたいところですね。

 3時間という長丁場にも関わらず、あっという間に終わってしまった夏祭り。今後もこういったファンとふれあうイベントをやっていきたいということなので、来年の“秋祭り”の開催も期待したいですね。

『ドラゴンクエストX』

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データ

▼『ドラゴンクエストX オールインワンパッケージ』
■メーカー:スクウェア・エニックス
■対応機種:PC
■ジャンル:RPG
■発売日:2014年8月7日
■希望小売価格:4,800円+税
 
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Amazon.co.jp
▼『ドラゴンクエストX オールインワンパッケージ(ダウンロード版)』
■メーカー:スクウェア・エニックス
■対応機種:PC
■ジャンル:RPG
■配信日:2014年8月7日
■価格:4,800円+税
 
■『ドラゴンクエストX オールインワンパッケージ(ダウンロード版)』の購入はこちら
Amazon.co.jp

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