2014年8月11日(月)

森川智之さんが主人公・エメットを演じた感想は? 『レゴ ムービー ザ・ゲーム』のキャストコメント第1弾が到着

文:皐月誠

 ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメントは、11月6日に発売するPS4/PS3/Wii U/3DS用ソフト『レゴ ムービー ザ・ゲーム』について、日本語吹き替え声優によるコメントの第1弾を公開した。

『レゴ ムービー ザ・ゲーム』

 本作は、映画『レゴ ムービー』をゲーム化したタイトル。『レゴ シティ アンダーカバー』と同じくTT Gamesが開発を担当し、“レゴブロックで遊ぶようなワクワクするひらめきと、驚きが楽しめるアクションゲーム”を表現している。

 声優コメントの第1段は、主人公のエメットを演じた森川智之さんによるもの。次回は、ヒロインのワイルドガールを演じた沢城みゆきさんのコメントが公開される予定だ。

『レゴ ムービー ザ・ゲーム』

■エメット、スーパーマン他 森川智之さん

『レゴ ムービー ザ・ゲーム』

――レゴといえば“想像力”ですが、今回演じていただいたキャラクターについて、”想像力を働かせたポイント”といえばどこでしょうか?

森川 :基本的には俗っぽく、物分かりの良いキャラにならないことは心がけました。青年だけど、少年らしさ子供らしさのある、スレた感じがないように。エメットのセリフはテンポが早いし、早口なものも多いんですが、聞いていて心地よいリズムに感じられるように、「レゴの楽しさ=エメット君の楽しさ」のようなものになるように演じました。

――今回は8人のキャストで主役から端役まで全ての登場人物を演じていらっしゃいますが、これについてなにかエピソードなどあれば教えて下さい。

森川:全員一緒に集まって収録したわけではないので、共演者の方々と会ってお話する機会もなかったのですが、「LEGOムービーの主人公のエメットに決まった」後日、ニュースでその話題を見た時に、他の共演者がどなたなのかと、「8人ですべてのキャラクターを演じる」ということを合わせて知り、「マジかよ!」と「誰も断らなかったのかよ」と驚きました(笑)。

 一つの作品で何人ものキャラクターを演じること自体はなかなか無いことなので、「やってやるぜ」という挑戦感もあり、皆さん楽しんで演じていらしたと思います。

――レゴにまつわるエピソードや、体験などございましたらお教えください。

森川:自分自身としてはレゴではなく、他社さんのブロックで遊んでいたのですが、友人にレゴを持っている人がいて、横目にそれを見て「金持ちなんだな」と感じていた思い出があります。

――エメットのように、もし急に「あなたが救世主です」と言われて、世界を救わないといけないとします。まずは何をされますか?

森川:まず、とりあえず「美味しいものを食べさせてくれ」とお願いします。それを食べてから考えますね。とにかく美味しいものならなんでもいいです(笑)。

 普段食べることが出来ないようなものをテーブルにズラリと並べさせて「これを食べたら働きます」って感じですね。いざ“救世主になって頑張ります”となるともう休めなくなるじゃないですか。

 なので最初にこうやってエンジンを掛けさせてもらってから頑張ります。

●森川智之 プロフィール

 トム・クルーズ、ブラッド・ピット、キアヌ・リーブスなど数多くのハリウッドスターの吹替えを担当。もちろんアニメでも1989年から現在に至るまで数多くの作品に参加。『SLAM DUNK』の水戸洋平、『ワンピース』ではコミカルな魚人のはっちゃんと、神・エネルの2役を、『島耕作のアジア立志伝』では島耕作役を演じる等演技の幅が広い。

●エメット

 全身フツー!のミニフィギュア。毎日お気楽に暮らしている幸せモノ。

『レゴ ムービー ザ・ゲーム』

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