『ガンスト2』の第三回賞金制公式大会大阪予選は大波乱！ 優勝を勝ち取るのはどのチームなのか!?【電撃銃士隊】

文：シュー

　好評稼働中のアーケード用オンラインマルチ対戦型ダブルガンアクション『ガンスリンガー ストラトス2』。電撃銃士隊が贈るコラム記事の第125回となる今回は、8月9日、10日に行われた第三回賞金制公式大会“GUNSLINGER’S BATTLE ARENA -HOPE-”大阪予選のレポートをお届けする。

　なお、電撃銃士隊の4人はTwitterで『ガンスリンガー ストラトス2』や日々の出来事をつぶやいている。あべくん（@ABEKUN_DENGEKI）、シュー（@SHU_DENGEKI）、KYS（@KYS48）、YU（@YU_DENGEKI）のTwitterアカウントで参加しているので、そちらもぜひチェックしてほしい。

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シュー
▲関東との編成の違いやプレイスタイルの違いを知りたくて毎回来ています。やや防衛寄りの関東に対して、関西は攻めっけが強いですね。

■数々のドラマ！　チームの数だけ異なる編成に注目!!

　8月9日、10日は大阪・本町のサンライズビル大阪にて、第三回賞金制公式大会“GUNSLINGER’S BATTLE ARENA -HOPE-”の大阪予選が行われたので行ってきました。

　大阪予選には、114チーム・計400名以上のプレイヤーが参加。東京予選と比べるとブロック数が5つと少なめですが、5回戦決着のトーナメント方式は東京予選と同じ。一口に大阪予選と言っても関東や九州から参加したりとバラバラで、日本各地から幅広く集まった印象です。

■関西方面ならではのチームの組み方、キャラの採用率に注目

　大阪予選でも、ジョナサンの標準型or突撃型「ストライカー」が編成の軸となっているのがダントツで多かったですね。そのため、これに対抗するためのキャラやWPを中心とした編成を組むのですが、関東では茉莉の防衛型「フォートレス」を採用するチームが多かったのに対して、関西ではほとんど見られませんでした。代わりに多かったのがシュリの突撃型「ペネトレイター」で、奪ダウン力の高さやジョナサンの機動力を抑制するグラビティクロスボウなど相性の良さが選出の理由でしょう。

　また、鏡華を採用しているチームも目立ちました。これはジョナサンの攻撃力の高さを警戒して味方が倒されるスピードをある程度カバー、もしくはコントロールのできる回復役が欲しいとの声が多かったです。さらに関西では妙に採用率の高いξ（クシー）988。使用WPのほとんどが突撃型「センチネル」なのですが、その理由が「1人で何でもできるから」との声が。

　関東ではチームの連携力を加味してWPを選定したり、動く傾向があるのに対し、関西では個々の好きなWPを生かして組んでいるようでした。チームのコンセプト、連携力ありきでWPを決める関東に対し、個々のWPありきでチームや連携力を高めてく関西。といった感じでしょうか。

▲チームで同じ称号にしたり、おそろいのTシャツを着たりとゲームプレイ以外の部分でのこだわりを見せたチームも。

　大阪予選2日目Eブロックにいた“平平平平平平平平平平”チームは名前もおもしろいのですが、チームTシャツを自作していました。背中にはそれぞれの使用キャラと一文字ずつ増えていく“平”の字。それぞれ平（ヒラ）、平平（ヘイベイ）、平平平（タイラヘイベイ）、平平平平（ヒラタイラヘイベイ）と読むようです（笑）。きっと4人の名前を合わせて平が10個で“平平平平平平平平平平”なんでしょうね。

▲コスチュームカスタマイズもしっかりイラストに反映されていました。

　ここでは挙げきれないほどに白熱したバトルが大阪予選でもありましたが、その中で個人的に一番胸が熱くなった試合が大阪2日目Dブロック準々決勝の“ぴくぴくしてるよエアバさん”VS“くぎゅゅゅゅゅ∩・ω・∩”。

　試合のスゴさを語るには、まず“くぎゅゅゅゅゅ∩・ω・∩”チームの編成から伝えなければなりません。コスト2,100の突撃型「ストライカー」、突撃型「ペネトレイター」、掃討型「ウォーリア」と、コスト1,700の近距離型「ヒーラー」が1人と総コスト8,000なのがポイント。本来は前衛役のジョナサンが2回落ちるように総コストを調整するチームが多いのに対し、このチームはあえて回復役の鏡華が2回落ちることで鏡華の覚醒の回数を増やして、その分使用できる回復銃で前衛を生きながらえさせていく戦い方です。

　回復で前衛3人の耐久力を減らさずに受け勝つ、ある種の究極の防衛型のスタイルと言ってもいいかもしれません。この編成のすごさはそれぞれのキャラを使用したことのある人はなんとなく分かると思いますが、場合によっては被弾率の高いジョナサンを1落ちで済ませなければならない判断力の高さ、射程の短い近距離系のWPで味方同士をカバーしていく連携力、そして回復役が2回落ちるために全員の耐久力を均等に回していく技術力の高さ。それらがないと実行できない編成で、ある意味で最も『ガンスト』らしい連携力のたまものだと思いました。

　この編成に対し“ぴくぴくしてるよエアバさん”チームは、自分たちのチームにも近距離型「ヒーラー」がいたことで、あえて相手のスタイルに合わせて試合を展開。相手が回復のために下がるタイミングで自分たちも下がるという持久戦を挑み、見事判定勝ちで勝利を収めました。また、“ぴくぴくしてるよエアバさん”チームには高機動型「スキャンパー」がいたことで、近距離パワータイプのWPが多い“くぎゅゅゅゅゅ∩・ω・∩”チームの編成に対して立ち回りやすいのも功を奏したようです。機動力の高い茉莉を止める術がなく、また逃げられて回復されてしまうので非常に厄介な存在だったようです。

■突撃！　隣のオーダーメイド称号!!　in大阪予選

　前回の記事でも掲載しました出場チームだけが作れる自分たちの好きな名前の称号を作る“オーダーメイド称号”！　大阪予選でも、たくさん撮ってきました。撮影に協力してくれたプレイヤーの皆さん、ありがとうございました！

■決勝進出した5チームを紹介！

　大阪予選を勝ち抜いた5チームの情報を掲載！

▲Aブロック代表“アリアカンパニー姫路支店”		▲Bブロック代表“ファミレスわからせに来た”

▲Cブロック代表“倉敷市立○業高等学校”		▲Dブロック代表“ぴくぴくしてるよエアバさん”

▲Eブロック代表“チーム名決まらない”

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　てなところで、大阪予選のレポートは終わります。本戦まで約10日ほど。本戦では、どんなハイレベルな試合が見られるのでしょうか。今から楽しみです。それでは次回更新で！

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