2014年8月15日(金)

沢城みゆきさんが演じる上で想像力を働かせたポイントとは? 『レゴ ムービー ザ・ゲーム』のキャストコメント第2弾が公開

文:喜一

 ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメントは、11月6日に発売するPS4/PS3/Wii U/3DS用ソフト『レゴ ムービー ザ・ゲーム』について、日本語の吹き替えを担当した声優コメントの第2弾を公開した。

『レゴ ムービー ザ・ゲーム』

 本作は、2013年にTT Gamesが制作した前作『レゴシティアンダーカバー』に続くシリーズ最新作だ。制作は、引き続きTT Gamesが担当しており、本当にレゴブロックで遊ぶようなワクワク感に加えてひらめきや、驚きが楽しめる作品となっている。

 今回は、映画『レゴ ムービー』に加えて、ゲームではワイルドガールなどさまざまな役を担当する沢城みゆきさんのコメントを紹介する。次回は、レゴワールドを支配する“おしごと大王”や大人気のヒーロー“バットマン”などを演じる山寺宏一さんのコメントが公開予定だ。


■ワイルドガール、ユニキャット他 沢城みゆきさん

『レゴ ムービー ザ・ゲーム』

●ゲームではベニーやバットマンを使ってみたいです。

――レゴといえば“想像力”ですが、今回演じていただいたキャラクターについて、”想像力を働かせたポイント”といえばどこでしょうか?

沢城:まず、今回のプロジェクトで、大人の想像力、バカにできない! と思いました。子供にはない技術を持って、様々なものを創り上げていくところに、勇気をもらいました。

 次に演技する上での想像力ですが、今回のように原音があるものは、“原音のイメージに忠実に”ということを大切にしています。演じた中に、人魚のキャラクターがいるのですが、原音を聴いてみると、声がなんだか震えているんです。“水の中にいることを表現しているのか…!”と気づき、吹き替えでもそこを表現しようと頑張りました。

――今回は8人のキャストで主役から端役まで全ての登場人物を演じていらっしゃいますが、これについてなにかエピソードなどあれば教えて下さい。

沢城:8人ですべてのキャラクターを演じるというチャレンジある企画の中で、演じ分けの難しさはありますが、まずは原音の再現を心がけ、魅力が忠実に伝わるように考えています。今回のキャラクターの中では、ユニキャットが面白いキャラクターで、いつになく楽しく演じることができました。周りが皆、世界を救うことに一生懸命になっている時に、彼女だけは自分自身と本気で葛藤し戦っていたりして(笑)、とても楽しかったです。ワイルドガールも、自分でそう名乗っているように、普段はクールに装っているけれど、ルーシーとしての彼女は素直で、いろいろな表情のある魅力的な女の子だと思いました。

――「LEGOムービーザ・ゲーム」の印象はいかがですか?

沢城:私、意外にも(笑)ベニーが好きで、ゲームではベニーを使ってみたいと思いました。あとは、バットマン。映画のエンドロールでバットマンの歌が流れるんですが、その歌詞で「本当は真夜中や良心が怖い」なんて歌われていて、もう面白くて、彼も使ってみたくなりました。

――エメットのように、もし急に「あなたが救世主です」と言われて、世界を救わないといけないとします。まずは何をされますか?

沢城:まず…「(救世主になるには)何が足りないですか?」と聞きます。そして、足りないものを聞いてひとつひとつ埋めていくかなと思います。

●沢城みゆきプロフィール

 主にアニメ作品に参加。『LUPIN the Third-峰不二子という女-』というルパンアニメ最新作から峰不二子役に大抜擢。三代目・峰不二子を担当。『AKB0048 next stage』では13代目前田敦子役も担当。

●ワイルドガール

 カッコいいミニフィギュア。コワイ者ナシのワイルドな女の子。

『レゴ ムービー ザ・ゲーム』

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