Rejetからリリースされる新作を紹介していく“真夏の宴Rejet新作大特集”第6回目は、和風吸血鬼たちのシチュエーションCD『明治吸血奇譚「月夜叉」』をピックアップ！

　シチュエーションCDの金字塔『DIABOLIK LOVERS』を世に送り出したRejetが、新たに贈る吸血鬼たちの物語、明治吸血奇譚『月夜叉』シリーズが10月29日からリリース開始！　イラストは、数多くの乙女ゲームやシチュエーションCDを手がける悌太先生、主題歌は、RejetファンにはおなじみのMIKOTOさんが担当♪

■ストーリー

■キャラクター

▼錠々幻斗（じょうじょうげんと）　声：鳥海浩輔

「吸わなければ、死ぬ。だから、吸うんだよ――」

　氷のような美貌から“人斬り雪鬼”と呼ばれた、旧幕府軍に所属していた居合の達人。あまりの強さに人外の噂が立ち、戦死に見せかけ姿を消した。夜叉の一族を守るため“黎明館”を建てて暮らす夜叉たちの長的存在で、虐げられてきた夜叉の“理想郷”をつくりあげようとしている。吸血行動を控え、動物の血を吸って生き永らえている。一族のため、あなたのなかにある特殊な血が必要と確信し、仲間にすべく動く。

▼レイガ　声：下野 紘

「調子のんなよ？　別にテメェの血なんざ、何の価値もねぇ」

　アイヌ民族の血を引く夜叉で、白い狼を従えている。幻斗の力と思想に共感し、一族の自然を守るため故郷を離れた。黎明館周辺の地理を熟知しており、館の場所を提供したのもレイガである。動物たちや自分を閉じ込めることで吸血衝動を抑えてきたが、抑えがきかなくなり、故郷の幼なじみを殺めてしまった過去を持つ。主人公の血に特殊な匂いがあることにいち早く気づくが……？

▼冲方 躁（うぶかたみさお）　声：立花慎之介

「めんどうだなあ、何もかも。どうせ、死ぬ、オレもアンタも」

　元新政府の警官で、箱館戦争時代に何百人も殺してきた射撃の名手。一見健康体に見えるが特殊な病を患っており、余命は長くないと悟っている。男女問わぬ千人斬りの色狂いで、吸血衝動に対しても素直なため、自分に言い寄ってくる女を殺し吸血してきた。博識で思慮深いが、病のためか刹那的で厭世的な雰囲気があり、どこか浮世離れしている。幻斗の目指す理想郷に対しては懐疑的。

▼八城隼人（やしろはやと）　声：福山 潤

「生きるか死ぬかも、出たとこ勝負だろぅ？」

　飄々とした博奕打ちの喧嘩屋。ともに寄り添って生きてきた夜叉の妹を殺されて以来、政府軍を毛嫌いしている。任侠（ヤクザ）に囲われ暗殺者としてさまざまな悪事を働いてきた。その後指名手配され、混乱に乗じて逃げてきた北海道で幻斗と出会う。吸血衝動に悩まされながらも、それを破壊衝動へと変え生きてきたが、今まで何人もの女を吸血し殺しており、それがまた彼を苦しめている。

▼霧乃助（きりのすけ）　声：近藤 隆

「……醜女が。殺されたくなければ、オレに安易に近づくな」

　甲賀忍者の末裔である、隻眼の夜叉。戊辰戦争でそれまで仕えていた幕府を裏切り、倒幕派の“鬼の甲賀隊”として鬼神のごとき活躍をした。一子相伝で受け継がれる、青白い炎を生み出す秘術を持つ。隠密として多くの人を殺してきたが、どこかに押し殺した情がある。しかし本当に心を許した相手にしかその表情は見せず、黎明館のなかでも心を開いているのは幻斗に対してのみ。

▼四朗（しろう）　声：梶 裕貴

「いつも想うのです。何故、生きなければならないのか、と」

　激動の歴史を生きてきた、現存最古の夜叉。キリシタンで、美しい少女のような外見をしている。その実は、江戸時代初期のキリシタン、天草四郎時貞そのひと。死亡したと思われていたが、その後230年におよび歴史の影に隠れ生きてきた。吸血行為は非常に艶めかしく上手で、血を吸われた女性は身も心も彼のものになるほど。幻斗の理想を信じているが、どこか寂しげな表情を見せる。

　Rejetが贈る新しい“吸血CD”ではどんなシチュエーションで吸血されてしまうのか、今からドキドキです！

　次回はついに“真夏の宴Rejet新作大特集”最終回!!　大人気シチュエーションCDシリーズ最新作『新撰組比翼録 勿忘草』をお届けします。お楽しみに！

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