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2014年9月8日(月)

TVアニメ『キャプテン・アース』のゲーム化が決定! PS Vita『キャプテン・アース マインドラビリンス』が2015年2月26日に発売

文:電撃オンライン

 9月7日に都内のオリンパスホール八王子で開催されたTVアニメ『キャプテン・アース』スペシャルイベント“最終回目前!ミッドサマーズ・カーニバル!”。そのイベント中に『キャプテン・アース』のゲーム化が発表された。

『キャプテン・アース マインドラビリンス』
『キャプテン・アース マインドラビリンス』

 ゲーム版『キャプテン・アース』は、ミッドサマーズナイツと遊星歯車装置の学園生活を描いた、ifの物語になるという。正式タイトルは『キャプテン・アース マインドラビリンス』で、バンダイナムコゲームスからPS Vita用ソフトとして2015年2月26日に発売される。価格は通常版が6,640円+税、特装限定版が9,980円+税。

●『キャプテン・アース マインドラビリンス』ティザー動画

『キャプテン・アース マインドラビリンス』 『キャプテン・アース マインドラビリンス』
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『キャプテン・アース マインドラビリンス』 『キャプテン・アース マインドラビリンス』
『キャプテン・アース マインドラビリンス』
▲特装限定版には、本作でしか聞くことのできないドラマCD4枚組や設定資料集などが同梱される。

 この記事では、本発表が行われた“最終回目前!ミッドサマーズ・カーニバル!【昼の部】”の公式イベントレポートをお届けする。

■最終回目前!ミッドサマーズ・カーニバル!【昼の部】イベントレポート

 MBSほかにて絶賛放送中のTVアニメ『キャプテン・アース』の最終回直前のスペシャルイベントが開催された。

『キャプテン・アース マインドラビリンス』

 まずは、1期のオープニングテーマ、flumpoolの『ビリバーズ・ハイ』が流れ、MCの鷲崎健の呼び込みで出演者が登場。割れんばかりの歓声と拍手の中、出演者がそれぞれ挨拶。主人公・真夏ダイチ役の入野自由が「みなさん、楽しんでいきましょー!!」と挨拶をする中、アイ役の山本希望からは「元気、ときめき、胸騒ぎ!」と、アイドル役ならではのコール&レスポンスで会場を沸かせた。

 その後、当日会場に駆けつけることができなかった、五十嵐卓哉監督からのメッセージが鷲崎によって代読された。

 ●五十嵐卓哉監督からのメッセージ(※一部抜粋)

 8月の末に終了したアフレコですが、フィルムの方はただいまスタッフ総動員で、絶賛制作真っ最中でございます。『キャプテン・アース』という作品が、素晴らしいスタッフとキャストに恵まれ、素敵な作品になっているコトは間違いありません。“キャプテン”とは何か? ダイチが出した答えは最終回の中にあります。入野君は、当然判ってるよね?

 『キャプテン・アース』を最後まで応援よろしくお願いします。会場にお越しのみなさま、今日は最後まで楽しんでいってくださいね。

 というメッセージに出演者一同、アフレコを全話終えた今、監督からの感謝と労いの言葉に喜びを隠せないようであった。

 そして最初のコーナー“キャプテン・アース実話”に移った。キャプテン・アースにまつわる丸秘エピソードを紹介していくこのコーナー。「じつは○○なんです」という見出しを付けて、それぞれの目線で印象的なシーンや、お気に入りのシーンを振り返ってトークをしていった。

 まず最初の証言は、「じつは……外腹斜筋、縫工筋の陰影がたまらない」。答えたのは、リン役の藩めぐみ。「アカリちゃんのヘソフォルテはヘソに注目しがちですけど、じつはおへそ回りの筋肉の陰影がたまらないんです!……ちょっと分かりづらいのでスタッフさん、パネルプリーズ!」と、呼び込みの後、アカリの等身大立て看板が登場。アカリのヘソフォルテが再現できるパネルの登場し、日高も本物の“ヘソフォルテ”セリフを披露した。

 次の証言は、日高からで「じつは……アカリのヘソーはアドリブです」と、あの名シーンは台本通りではなく、日高のアフレコ現場でのアドリブが採用されたとのこと。出演者一同、その収録現場の話でも盛り上がった。

 続いては、鈴村が「じつは……糸電話のシーンはちゃんと糸電話でやってます」と、証言。作中でのソルティドッグの糸電話のシーンでは、アフレコでは実際に糸電話を使って行っていたとのこと。

 まずはそのシーンを映像で振り返り、確認。するとその後、ステージ上のモニターに“撮影:小山力也”と書かれた写真が。広末レイト役・草尾毅と、サードギー役・斧アツシ、若林音響監督が、紙コップを手に和やかにほほ笑む姿が。なんと実際に小山が収録風景を撮影していたのだ。会場も証拠写真の登場に大盛り上がりであった。

 続いてイベントは次のコーナー“あなたはどっち派、徹底討論”に移った。出題されるテーマを受けて、キャストがどちらか自分が当てはまる方に移動し、徹底討論するコーナー。まずは、“働くならどっち? 種子島基地派VS天海道派”。天海道と答えたのは工藤、鈴村。それ以外は、種子島基地であった。

鈴村「宇宙の方がすごいじゃん!」

入野「食べ物は宇宙食よりも地上の方がおいしい!」

神谷「砂浜がいい。」

 などそれぞれ、意見を交わした。結果は入場時に渡されるオリジナルうちわの裏表で、観客が判断。結果は種子島であった。

 その後も、攻撃力の高いのどっちのコスチューム?“水着VS浴衣”というテーマに男性キャストを中心に、個人的趣味も交え大盛り上がり。最後のテーマは、ジン役の内山昂輝のメッセージから出題された。“夏派? 冬派?”という出題であった。ちなみに内山自身は、8月16日に自分の誕生日があることもあり、夏派ということ。

 「キャプテン・アースはひと夏の物語ですよ!」という決定的とも思われる工藤の一言があるも、「おでんが好きだ」という入野や、「浴衣も水着も夏!」という小山の意見などもあり、会場の判断は冬という結果になった。

 そして、小山、鷲崎により告知コーナーの後、ファンのみなさんが選ぶ名シーンの映像が放映された。

 お馴染み“ヘソフォルテ”、アカリの「4人じゃなきゃダメなんだ」、テッペイの自らエゴ・ブロックを破壊するシーンなど、いままで放送された22話の中から名場面を映像で振り返り、観客も先ほどまでの和やかなムードから一転、手に汗握る名シーンに息を飲んだ。その後は、朗読劇に移った。

 まずは、シリーズ構成榎戸氏書下ろしの、キルトガング編“バースデイパーティ”。アマラ、アイ、リン、バクの4人がセツナの誕生日を祝うという、本編では見られなかった、アザーストーリーが披露された。

 続いては、ミッドサマーズナイツ編“夏休みの宿題”。ダイチ、テッペイ、ハナ、アカリ、西久保による、夏休みの宿題をテーマにした物語が披露された。

 最後は、プレミアムなゲーム化の情報がここで解禁された! 本編では描かれなかった、ifの物語になり、ミッドサマーズナイツと遊星歯車装置の学園生活が描かれるとのこと。なんと、ハナがアイドルに!? など、ここでしか観られないオリジナルストーリー満載。

(1)ハナとセツナの漫才

(2)モコとリンのチョコレート作り

(3)アマラのライブステージ

(4)ジンがダイチをカメラで撮影

 ゲーム化発表後、それぞれが来てくださったお客様への感謝と作品への思いを語った。


豊永「今日は八王子までお越しいただきありがとうございました。寡黙で不器用なバクという役を演じさせていただいて、非常に良い経験となりました。残り3話、バクがどんな活躍をするのか楽しみにしていただきつつ、最終回にご期待ください! 今日はありがとうございました。」


「今日は本当にありがとうございました。私自身すごく楽しかったです。残り3話でリンの出番が増えるといいなぁ思っています。遊星歯車装置が最終話までに勝てるのかとても不安なのですが、どうぞ最後まで応援ください!」


山本「今日はありがとうございました! 歓喜、無敵、楽しすぎー!! 3話、アイちゃんが活躍にも是非ご期待ください!宜しくお願いします。」


工藤「残り3話になってしまって寂しいですが、最後は遊歯車装置が勝てるように応援してもらえたら嬉しいです。セツナも頑張るので楽しみに」


鈴村「残り3話、あっと驚く展開が待っとるよ。また見たいと思ったらしかるべきところに手紙送ってー。いよいよキャプテン・アースも最終回となり、寂しいなと思いつつ、感慨深い思いでいます。最後は五十嵐監督が素晴らしいフィルムに仕上げてくれているはずです。是非楽しみにしていてください。宜しくお願いします。」


小山「僕ひとりのためにこんなに集まってくれてありがとう。西久保も残り3話でチューをしたところですが、それは置いといて。このイベントではこんな風におふざけもしていますが、作品はすごく真面目に全力で作っています。どうぞ最後までお付き合いください!」


日高「ほんとにお父さん(西久保)が申し訳ございませんでした(笑)。放送も残りあと3話になりましたが、もうほんと最後まで何が起こるかわかりません。私自身もドキドキ、ハラハラしています。アカリも活躍するのかなと思いますので、楽しみにしていてください!」


茅野「もう笑いが止まらなくて、朗読劇のところもすみませんでした。こんな感じで愉快な仲間たちとお送りしているキャプテン・アースですが、残り3話、続きもすごく気になっているかと思います。期待は裏切らないと思いますので、是非楽しみにしていてください。」


神谷「今日はお足元の悪い中、お越しくださいまして本当にありがとうございます。マイクに立っているとき以外は、こんな風に楽しくやってます。ひと夏の出来事、少年の成長など普遍的なテーマを描いているこの作品、きっと多くの方にご満足いただける最終話が待っていると思います。この後の放送や、ラジオでも内容を各話数を振り返る話をしているので、合わせてこちらも楽しみにしていただけたら嬉しいです。今日は本当にありがとうございました。」


入野「23話は全話の中でも一番言っても過言ではないくらい、僕も好きな話数です。今の自分ともシンクロする部分もあり、是非楽しみしていただきたいです。残り3話、ほんとあっと驚くような展開も待っていて、現在、スタッフのみなさんが最高ものに仕上げるため、全力で作業してくださっています。」


 そしてフィナーレは予告でもダイチが叫ぶ、あの決台詞で締めくくられた。

入野「アースエンジン!」

観客一同「エクスパンド!!」

 イベントは最高の盛り上がりの中、その幕を下した。

『キャプテン・アース マインドラビリンス』

■TVアニメ『キャプテン・アース』の放送概要
【放送局】
MBS:4月5日より毎週(土)25時58分
TOKYO MX:4月6日より毎週(日)23時30分
テレビ愛知:4月6日より毎週(日)25時35分(初回は25時5分~)
MBC:4月9日より毎週(水)25時35分
BS11:4月6日より毎週(日)27時00分
※放送日時は都合により変更となる場合がある。

【スタッフ】
監督:五十嵐卓哉 
シリーズ構成:榎戸洋司 

キャラクター原案:三巷文
キャラクターデザイン・総作画監督:石野聡
エンジンシリーズデザイン・メインデザインワークス:コヤマシゲト
マシングッドフェローデザイン・メカニックデザイン:柳瀬敬之 
メカニックデザイン:荒牧伸志・高倉武史
キルトガングデザイン:浅井真紀・吉岡毅
コンセプトデザイン:okama
グラフィックデザイン:草野剛
デザインワークス:齋藤将嗣

特技監督:村木靖
美術監督:矢中勝・衛藤功二
美術デザイン:高橋武之
色彩設計:中山しほ子
撮影監督:神林剛
CGI監督:太田光希
監督補佐:浅井義之
編集:西山茂
音響監督:若林和弘
音響効果:倉橋静男
音楽:MONACA・神前暁
アニメーション制作:ボンズ

【キャスト】
真夏ダイチ:入野自由
嵐テッペイ:神谷浩史
夢塔ハナ:茅野愛衣
夜祭アカリ:日高里菜
アマラ:鈴村健一
モコ:坂本真綾
西久保ツトム:小山力也
ピーター・ウエストビレッジ:坂口候一
日野リタ:名塚佳織
セツナ:工藤晴香
ジン:内山昂輝
アイ:山本希望
リン:潘めぐみ
バク:豊永利行
真夏タイヨウ:森川智之

(C)BONES/キャプテン・アース製作委員会/MBS
(C)BANDAI NAMCO Games Inc.

データ

▼『キャプテン・アース マインドラビリンス(特装限定版)』
■メーカー:バンダイナムコゲームス
■対応機種:PS Vita
■ジャンル:ETC
■発売日:2015年2月26日
■価格:9,980円+税
▼『キャプテン・アース マインドラビリンス』
■メーカー:バンダイナムコゲームス
■対応機種:PS Vita
■ジャンル:ETC
■発売日:2015年2月26日
■価格:6,640円+税

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