TGS2014のコナミブース内で、2015年発売予定のPS4/PS3/Xbox One/Xbox 360用ソフト『メタルギア ソリッド V ファントムペイン(MGSV:TPP)』の最新情報を紹介するスペシャルステージイベント“Vocation”が開催された。
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▲MCを担当したDJの森一丁さん(右)とコナミデジタルエンタテインメントの小林睦さん(左)
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同ステージには、『MGSV:TPP』で監督、脚本、ゲームデザイン、プロデュースを務める小島プロダクションの小島秀夫監督をはじめ、同・是角有二クリエイティブプロデューサー、今泉健一郎エグゼクティブプロデューサーらが登場。TGSV:TPPの新要素となるバディシステムのプレイデモを中心に、最新情報を次々と発表した。
小島監督が登場して、プレゼンテーションがスタート。過去に発売されたシリーズ作品との関連性を交えつつ、『MGSV:TPP』の舞台となる世界観を紹介した。本作のテーマは“RACE=人種”。小島監督は「人と人の争いの根本は、人と人のほんのちょっとの違い。風習や文化などの違いから争いが起きる。それが次の世代に伝わり、報復の連鎖によって集団と集団の戦闘になる」と語った。
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▲本作の世界観やテーマについて説明する小島監督。
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テーマの紹介に続いて、本作のコンセプトに“自由潜入”を挙げた小島監督。「プレイヤーが、潜入ルートや脱出経路、脱出手段など、すべてを自分で考えて決められるようになりました。そうした意味での、自由潜入というコンセプトです」と説明した。
そして、メタルギアシリーズ第1作から27年の振り返りつつ、『MGSV:TPP』のプレイフィールドの広さをアピール。そして、そのフィールドの広さによって「寂しさを感じて、誰かを連れていきたいと思う人がいるかもしれない」(小島監督)ため、新要素“バディシステム”を取り入れたという。同イベントでは、そのバディの一人である“クワイエット”が初公開された。
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▲『MGSV:TPP』のプレイフィールド(右端)と、過去のシリーズ作品との広さの比較。
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▲バディの内の一人となるクワイエット(スクリーンの左)。
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この後、小島プロダクションの是角有二クリエイティブプロデューサーと談 子昴氏が登場。談氏がTGS2014用特別ミッションのプレイデモを行い、小島監督と是角クリエイティブプロデューサーが解説を行った。
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▲是角クリエイティブプロデューサー(左から3人目)と談氏(左から4人目)
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▲馬による移動も可能。
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▲新しいスニーキングスーツを装着したBIGBOSS。
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▲スナイピングでプレイヤーを支援するクワイエット。
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▲ミッションの目的である、人質の救出に成功。
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▲ミッション内のボス敵となるヘリとの戦闘。
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▲ヘリを破壊し、クワイエットとともに輸送ヘリで脱出。
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▲見事にミッションをクリアした。
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プレイデモの後は、BIGBOSSのキャラクターボイスを担当した、米国俳優であるキーファー・サザーランドさんからのビデオレターを紹介。「スネークという大役を引き受けましたが、声も表情も一つ一つ大切に演じています。小島監督の紡ぐメタルギアの歴史に、新たな一歩を示すことができて、本当に誇りに思っています」というメッセージが披露された。
プレゼンテーションの最後は、小島監督が「非常に大きなゲームで、自由度が高く、“マザーベース”や次世代SNSのような新要素も入っているので、楽しんでもらえると思います」と述べて、締めくくった。
プレゼンテーションに続いて、TGS会場発売商品や今後発売予定のライセンス商品が、“METAL GEAR COLLECTION 2014”と題したファッションショー形式で紹介された。小島プロダクションの今泉健一郎エグゼクティブプロデューサーと、ナレーターの千石愛さんが進行役を務め、携帯電話会社のCMなどでも活躍するモデルのダンテ・カーヴァーさんも登場。イベントを盛り上げた。
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▲今泉エグゼクティブプロデューサー(右)と千石さん(左)。
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▲ライセンスアパレル商品のモデルを務めたダンテ・カーヴァーさん。
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なお、コナミブースでは、これらも含めたライセンス商品を展示中。会場発売商品は、物販コーナーのコナミスタイルショップで販売されている。
また、20、21日の一般公開期間中も、更なる新情報の発表や、異なる切り口でMGSV:TPPを紹介するスペシャルステージが開催される。メタルギアファンは、ぜひコナミブースに足を運んで、チェックしてほしい。
(C)Konami Digital Entertainment