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2014年9月21日(日)

『龍が如く0 誓いの場所』ステージでメインキャストの黒田崇矢さんと宇垣秀成さんが本作の見所や想いを語る【TGS2014】

文:ファイ

 “東京ゲームショウ2014”のセガブースより配信中の“セガスタジオ”にて、人気シリーズ最新作『龍が如く0 誓いの場所』のニコニコ生放送が行われた。本記事では、そのステージの模様をお届けする。

『龍が如く0』

 このコーナーでは、名越稔洋総合監督と横山昌義プロデューサーに加え、シリーズの主人公・桐生一馬役の黒田崇矢氏と真島吾朗役の宇垣秀成氏の4名が登壇。2005年から続く人気シリーズの最新ナンバリングタイトルである本作の見所やエピソードなどを語ってくれた。

 ステージの冒頭、『龍が如く0 誓いの場所』が本年の日本ゲーム大賞フューチャー部門を受賞したことが報告された。受賞について黒田氏は「非常にうれしい。我々は台本通りの芝居をすることですが、ゲームをかって遊んでくれておもしろいという評価をくれたと言うことだと思う」、宇垣氏は「とうとう真島が主役になりました! 龍が如くシリーズは毎回受賞しているのですが、今回主役をやって受賞できなかったらどうしようかと思った(笑)」とそれぞれ語ってくれた。

『龍が如く0』
▲左から名越稔洋総合監督、横山昌義プロデューサー、桐生一馬役の黒田崇矢氏、真島吾朗役の宇垣秀成氏

 本作の見所として、主役となる若き日の桐生と真島について、これまでのシリーズファンが知っている人とはどちらも逆の性格となっている点に追究された。今まででは渋い性格であった桐生はガラの悪いチンピラに、ぶっ飛んでいる性格の真島は礼儀正しい紳士のように見えるという。横山氏によれば、このような性格の二人が後の時代では変わってしまったのかについてよくわかるとのことだ。

『龍が如く0』
▲随所で身振り手振りを交えて作品の魅力を話してくれた。

 それ以外にも1988年という時代を考察して作り込まれており、シリーズではおなじみのミレニアムタワーはまだ建設が始まってすらおらず、これらもストーリーに絡んでくるという。タイアップの店舗も当時の雰囲気を再現し、黒田氏は「その頃をよく覚えていて空気感がすごく伝わってくる。ちょっと昔を思い出せばいいだけのことだった」と感想を述べてくれた。

『龍が如く0』
▲収録時にはまだ見ることがなかった映像を見て感想を話してくれる両名。

 本ゲームではこれまであった経験値はなく、バブル時代を象徴するようにすべてを金で解決する。桐生は不動産経営を、真島はキャバレーの経営をして金を稼ぐ。金を稼ぐ方法はほかにもあり、おなじみのバトルでも稼ぐことが可能だ。当時の最先端のアーケードゲームなども収録されているほか、『龍が如く 維新!』でも好評だったPlayStationVitaでのミニゲームとの連動もあるとのこと。

『龍が如く0』
▲後方のモニターに映っているような、セクシーなシーンを中心に非常に盛り上がった。

 男性に楽しんでもらいたいと思い、男目線で本作を作ってきた。バブルの時代を体験してきた人には懐かしく、それらの時代を知らない人にはこんな時代もあったのかと思わせる作り込みをしてきたという。今回だけですべてを語っているわけではもちろんないので、続報に期待してほしいという横山氏のメッセージでステージは幕を閉じた。

 なお、このステージはニコニコ生放送で配信されていたので、可能な人は今からでもタイムシフトで視聴することができる。見逃してしまったという人はそちらも利用してみるといいだろう。

(C)SEGA

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