2014年9月21日（日）

『ゴッドイーター2 レイジバースト』の魅力を富澤Pが解説！ “ブラッドレイジ”の操作はPS Vita TVにも対応【TGS2014】

　本日9月21日、東京ゲームショウ2014の会場から配信するバンダイナムコゲームス・ニコニコ生放送“876TV出張版”おいて、PS4/PS Vita用ソフト『GOD EATER 2 RAGE BURST（ゴッドイーター2 レイジバースト）』の紹介が行われた。

　放送では、バンダイナムコゲームス“Project G.E.”チームの富澤裕介プロデューサー、吉村広統括ディレクター、依田優一ディレクターが登場。さっそく富澤プロデューサーから“富澤Pが教える注目ポイント”と題して、『ゴッドイーター2 レイジバースト』の3つの魅力が紹介された。

■魅力その1：“螺旋の樹”を舞台にした新たな物語

　前作の最後では、1人の仲間が身を挺して“螺旋の樹”から世界の崩壊を食い止めた。本作では、その“螺旋の樹”で異変が起きてしまい、再びブラッドたちが立ち向かうことになるという。新キャラクターの“リヴィ・コレット”や新たな“アラガミ”も登場しながら、“螺旋の樹”の謎を解いていくことになるそうだ。

■魅力その2：新武器“ヴァリアントサイズ”

　『GE2』では5つあった近接武器に“ヴァリアントサイズ”が追加される。依田さんによると、ヴァリアントサイズは鎌状の神機で、リーチを可変できるためオールレンジで戦える近接武器となっているという。四角ボタンの攻撃は素早いがリーチが短く、三角ボタンでの攻撃はミドルレンジ、R＋四角ボタンでロングレンジの攻撃を使用できる。

■魅力その3：新システム“ブラッドレイジ”

　戦いの中で神機に自ら誓いを立てて、その誓いを達成することでパワーアップできるシステムが“ブラッドレイジ”だ。誓いを立てた数や難しさによって、2倍、3倍とキャラクターをパワーアップできるという。

　誓いを達成して“ブラッドレイジ状態”になると、30秒の間スタミナが減らなくなり、敵の攻撃にもひるまなくなる。この無敵時間のおかげで、バトルに起伏が生まれるという。誓いは1人でも達成できるが、マルチプレイの際はみんなで協力して達成することも可能。例えば、“30秒間に100回攻撃をHITさせる”という誓いは1人では難しいが、4人であれば達成できるかもしれない。

　1人なら自分との戦いを極めるために誓いを立てられるし、マルチであればさらに共闘を楽しめるようになる。『ゴッドイーター2』のバトルにさらに深みを与えているのが、“ブラッドレイジ”システムとのことだ。

　なお、PS Vita TVでの“ブラッドレイジ”の誓いを立てる操作はデュアルショックに対応するという。富澤プロデューサーは、TGS会場で早速プレイヤーから意見をヒアリングして、すでに改善を施しているとコメントした。

■マルチプレイに挑戦！

　百花繚乱さん、吉村統括ディレクター、依田ディレクターの3人でマルチプレイに挑戦することに。百花繚乱さんはシリーズ初体験ということで、東京ゲームショウ2014用の特別任務“ステップ1”で既存のアラガミ“ガルム”と戦うことになった。

　マルチプレイでは、依田ディレクターがヴァリアントサイズを使用。実際の動きとともに、四角ボタンでの連撃がショートソードなみに効く、三角ボタンは横なぎの攻撃がベースになっていて距離をとって戦える、R＋四角ボタンはスタミナは多く消費するが、その攻撃範囲は画面いっぱいにもなり攻撃が4HITするなど、新武器の特徴を説明した。

　ガルムにある程度ダメージを与えたところで、“ブラッドレイジ”を使ってみることに。プレイを進めると画面の左下に黄色のゲージがたまるのだが、ここを親指でフリックすることで、誓いを立てる場面になる。今回選択した誓いは、“30秒でガルムに6,006ダメージを与える”というもの。それを達成するべく、3人でガルムに怒涛の攻撃を仕掛け、見事ブラッドレイジ状態に突入！

　次は依田さんの誓いを達成することに。“攻撃を100HITさせる”、“6,006ダメージを与える”、“結合崩壊させる”と3つの誓いを選択。この誓いはガルムが逃げ出してしまったため、残念ながら失敗。難しい誓約を立ててしまうとパワーアップできないので、自分たちの力にあった誓いを立てる必要がありそうだ。続いて吉村総括ディレクターが簡単な誓いを立ててブラッドレイジ状態になり、ガルムをダウン！　それから3人で猛攻撃を仕掛け、見事ガルムを討伐した。

　マルチプレイを終えて富澤プロデューサーは、システムを知っている製作者でもプレイすると盛り上がってしまう。マルチプレイで随時生まれるコミュニケーションの楽しさが“ブラッドレイジ”にはある、とコメント。TGSではソロでの体験プレイのみだが、今後、マルチで体験できる機会を設けたいと続けた。

　最後に富澤プロデューサーは、「来年5周年でTVアニメ化も決定しています。ゲームだけではなく、アニメなどもろもろの5周年企画も頑張っていくので、楽しみにしていてください」とコメントし、イベントを締めくくった。

(C)BANDAI NAMCO Games Inc.

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