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2014年10月4日(土)

『チェンクロ』アニメDVDや400万DL記念フェスの情報が公開! アニメ試写ツアーレポ

文:マスクド・イマイチ

 セガネットワークスは、本日10月4日秋葉原UDXシアターにて『チェインクロニクル』ショートアニメ5大都市試写ツアーの東京公演を開催した。

 このイベントは、セガネットワークスがサービス展開するチェインシナリオRPG『チェインクロニクル』を題材にしたショートアニメの上映会。これまで札幌、福岡、大阪、名古屋の4会場で開催され、今回の東京公演がラストとなった。イベントにはゲームに出演している声優陣も姿を見せた他、新情報の発表なども行われた。

『チェインクロニクル』
▲全国各地をめぐり、東京へとやってきたショートアニメ5大都市試写ツアー。ゲームも第2章にあたる“絆の大陸”へと突入し好調である。

 本日の出演者は、アプリ版やアニメ版で声を演じた柳田淳一さん、藤井ゆきよさん、三上枝織さんに加え、第1回全日本美声女コンテストを受賞した“美声女”の辻美優さん、高橋美衣さん。さらに、セガネットワークスから、マーケティング担当の川村弘幸氏、宣伝担当の西村健作氏の計7名。

『チェインクロニクル』
▲左から三上さん、柳田さん、藤井さん。
『チェインクロニクル』
▲左が辻さん、右が高橋さん。全員『チェンクロ』のプレイに夢中とのこと。

 まずはアニメのメイキング映像が上映され、『チェンクロ』統括ディレクターの松永純氏や、今回のアニメ版の監督を務めたもりたけし氏、脚本を担当したQUALIAの下村健氏が、それぞれ『チェンクロ』の魅力を語った。200名以上のキャラが登場し、それぞれにストーリーが用意されている『チェンクロ』。キャラクターのかぶりがないように、かつ、そのキャラクターの魅力を引き出すための掘り下げの制作過程の苦労を語った。

『チェインクロニクル』
『チェインクロニクル』
▲ゲーム、アニメの制作秘話。200を越えるキャラクターから、今回のアニメに登場させるキャラを選ぶのも大変だったという。

 そして、お待ちかねのアニメプレミアム上映へとイベントは進行。今回は全8話中のオープニングと3話までが上映された。詳しい内容を書くことは避けるが、ゲーム中のレアリティに関係なく、多彩なキャラにスポットを当て、ゲーム同様に魅力の掘り下げがより深まるような内容になっていた。

『チェインクロニクル』
『チェインクロニクル』
▲上段の写真で光っているナックルは、オープニングのラストである下段でも光り輝いており、出演者から総ツッコミが飛んだ。
『チェインクロニクル』
『チェインクロニクル』
『チェインクロニクル』
『チェインクロニクル』
▲オープニングおよび1~3話まで。テンポよくダイジェスト気味につなぐところもあれば、キャラ1人の心情に深く食い込む話まで、多彩な魅せ方が用意されていた。

 また、メイキング映像・トークの後半では、ゲーム中のイラストでは設定されていないキャラクターの足元や背後、細部といった設定も新たに描き下ろされたことが明かされた。現在は【“万象の魔術師”アルドラ】のフィギュア化が発表されているが、登壇者からは「これだけ細部まで設定が作られているなら他のキャラもできそう!」などの歓声が上がっていた。

 さらに、各会場ごとにテーマが変わるテーマトークでは、“出演者・キャラクター”について言及。ゲーム版では、10人以上のキャラを演じる声優陣もいたが、アニメ版では2~3キャラに収まるよう登場人物や演じるキャラを調整したという。それでも複数人のキャラを演じ分ける声優陣の技量には、驚かされるばかりだった。

『チェインクロニクル』
『チェインクロニクル』
『チェインクロニクル』
『チェインクロニクル』
▲メイキング映像後半では、アニメならではの表現の難しさなどが、音響監督らの声とあわせて語られた。
『チェインクロニクル』
『チェインクロニクル』
『チェインクロニクル』
『チェインクロニクル』
『チェインクロニクル』
『チェインクロニクル』
▲アニメ制作のための膨大な設定資料。ゲーム中では描かれない部分の制作、監修にも苦労したという。

 ちなみに4話以降も順調に制作が進んでおり、その設定画なども公開。さらには、今回の『チェインクロニクル ~ショートアニメ~』のDVDが予約開始されたことも発表に。アニメイラストを使用したリンセのシリアルコードが特典で付く他、PS Vita『チェインクロニクルV』の特典も準備中とのことだ。


■DVD『チェインクロニクル ~ショートアニメ~(仮)』概要
【収録内容】
 ・第1話“プレリュード・チェインクロニクル”
 ・第2話“幸せの溢れる世界へ”
 ・第3話“聖王女の仇討”を含む全8話
【映像特典】制作者インタビュー
【特典】アニメイラストのリンセ(SSR)が手に入るスマホ版シリアルコードとPSvita版プレゼントコードがそれぞれ付いてくる。
【予約開始日】2014年10月3日~
【発売予定日】2014年12月18日
【価格】3,990円(税込)
※全国のサークルKサンクスおよびサークルKサンクスONLINEで予約受付中。

『チェインクロニクル』
『チェインクロニクル』
『チェインクロニクル』
『チェインクロニクル』
『チェインクロニクル』
『チェインクロニクル』
『チェインクロニクル』
『チェインクロニクル』
『チェインクロニクル』
▲全国のサークルKサンクスで予約実施中! アニメ版リンセのシリアルコード付きだ。
『チェインクロニクル』
▲最近のアップデートで追加された“白兎の射手”コネリ。彼女もアニメに出演するようだ。

 トークに続いては、出演者たちにもっと『チェンクロ』通になってもらうためのエキシビジョンコーナー。まず最初は辻さん、高橋さんへの“美声女チャレンジ”。これは他の会場でも行われており、数問のクイズが2人に出された。例えば「アニメ版リンセの武器で追加された設定は?」など、アニメ映像をじっくり見ないと気づかないような難問が続出。あるシーンのユリアナのセリフを当てる問題では、アニメ版ユリアナの声を演じる藤井さんが、生でそのセリフを読み上げ場を盛り上げた。さらには、主人公とフィーナを描くイラスト問題もあり、お互いにほっこりするようなかわいらしいイラストに会場から拍手が贈られた。

『チェインクロニクル』
『チェインクロニクル』
『チェインクロニクル』
『チェインクロニクル』
▲難問珍問に苦労した“美声女チャレンジ”。会場の助けも借りて、なんとか『チェンクロ』博士の称号を手に! 写真右下の主人公とフィーナでほっこり。

 さらなるエキシビジョンは、柳田チャレンジ! というわけで、今回のツアーすべてに参加している柳田さんが指定されたクエストにチャレンジし、成功すれば来場者には精霊石のプレゼントが贈られることに。柳田さんはツアー中もランク上げ、パーティ強化に励んでいたのだが、1つ縛りを設けてパーティを組んでいた。それは通称「やなパー」と呼ばれるもので、柳田さんが声を当てたキャラでパーティを組むというもの。今回の「やなパー」は“ヴェルナー”、“ムスタファ”、“ダナディ”……と同じ事務所の佐倉綾音さんが演じる“メルヴィナ”、フレンドの“アレス”の5キャラがメインパーティ。サブには“ハサン”と“主人公”を選んでいた。

『チェインクロニクル』
『チェインクロニクル』
▲今回クエストに挑戦した通称“やなパー”。“ヴェルナー”を中心に、騎士3人と僧侶が1人と、なかなかにバランスのとれたパーティだ。

 この“やなパー”に課されたクエストは、王都の城門にある“門番”というクエスト。レベル38と、第1章のストーリーでも後半に位置する。いざクエストが始まると、柳田さんがいかに『チェンクロ』を一生懸命遊んでいたかがわかる戦いに。攻撃力が高い“ヴェルナー”を軸に据えた戦いで、なんなくクリア。最後の戦闘では、マナをぜいたくに使い、必殺技の声を生で演じるという余裕ぶりも見せた(オマケで“メルヴィナ”のボイスも)。無事に『チェンクロ』のプロ、略して“チェンプロ”に近づいた“美声女”と柳田さんには大きな拍手が。

『チェインクロニクル』
『チェインクロニクル』
『チェインクロニクル』
『チェインクロニクル』
▲“ヴェルナー”の「爆ぜろぉぉ!」をはじめ、必殺技を柳田さんが生ボイスで叫ぶ! マナ運のよさも実力のうち!?

 そして、今回の会場初出しとなるゲーム最新情報。400万ダウンロード突破を記念して、10月7日15:00~14日9:59の期間に第1部の期間限定SSRキャラクターをピックアップに選定した“400万ダウンロード記念フェス”が開催。ピックアップSSRは、ユリアナ、ロロ、オルオレータ、ヨシツグで、他のSSRよりも出現しやすくなるという。

『チェインクロニクル』
『チェインクロニクル』

 さらに、サプライズゲストとしてアニメ版主題歌『REASON』を歌う“The Sketchbook”が登場し、アコースティックライブを開催。会場からの大きな手拍子とともに、イベントのエンディングを飾った。

『チェインクロニクル』
『チェインクロニクル』

 400万ダウンロードという膨大なユーザー数を抱えながら、これからも進化を続けていく『チェンクロ』シリーズ。さまざまなコラボイベントや、こまめなアップデートも行われているので、まだ遊んでいない人も気軽に冒険の旅に出てみては?

『チェインクロニクル』
▲本日の出演者たち。ユーザーだけでなく、開発陣や声優陣の『チェンクロ』への熱い想いも伝わるイベントとなった。

(C) SEGA/(C) SEGA Networks

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