2014年10月10日(金)
エープラスは3DS用ノンストップカードバトル『キルカ・ドライブ』、3DS用文芸シューティング『6×1≠UNLIMITED?(ロクイチアンリミテッド)』、PSVita用ファンタジーRPG『ロボドラ』と、3タイトルのダウンロード専用ソフトを発表した。
いずれのタイトルも、明日10月11日から徳島で開催される『マチ★アソビ』で試遊会が行われるとのこと。
エープラスはPS Vita『ダマスカスギヤ ‐東京始戦‐』や3DS『SWORDS & DARKNESS』などを手がけた開発会社。今回の3タイトルは自社での販売となる。
『キルカ・ドライブ』は従来のカードゲームとは一線を画す“ノンストップカードバトル”を実現した新時代のデジタルカードゲームのこと。
本作では、近未来の日本で“先進都市”と呼ばれている街を舞台に、『キルカ・ドライブ』をプレイする少年少女たちの戦いと成長が描かれる。
『キルカ・ドライブ』では従来のカードゲームのような“ターン制”による戦闘ではなく、リアルタイムで戦況が変化していく“ノンストップカードバトル”が実現されている。
『キルカ・ドライブ』は、ストーリーパートとカードバトルパートで構成されている。ストーリーパートでは物語が進行するだけではなく、街を散策してさまざまなキャラクターとのバトルに挑んだり、自分だけのカードデッキを作成したりできる。
『キルカ・ドライブ』はローカル通信に対応。通信プレイでは近くのプレイヤーと対戦したり、カードをトレードしたりできる。
▲メインビジュアル。毎月のおこずかいで手軽に買える本格デジタルカードゲームという設定のようだ。 |
読み物と多方向スクロールシューティングゲームが融合した“文芸シューティング”とは? 独自の世界で若い兵士と人口知能の娘たちの掛け合いが展開する。
物語の舞台は今から少し未来の日本。主人公は自衛隊情報部電域侵攻防衛課通称“電侵防”に所属する新人の隊員。電侵防とは、領土・領海・領空に次ぐ新たな領域“電域”の哨戒を目的に設立された部署である。
某月某日、最新鋭のAIを搭載した新型の電域監視プログラム“サディス”が電侵防に配備された。サディスは認識制御型の迎撃システムも備えており、脳とサディス端末を直接つなぐことで、通常ではありえないレベルでの操作を実現することができた。
しかし、認識制御を行うオペレーターは、脳と電子機器がなじみやすい体質である必要があった。
主人公は適性テストで圧倒的な数値を出して、見事オペレーターに選ばれたのであった。そして、主人公はサディスに搭載された攻撃弾制御人工知能の少女たちと協力して電域の防衛に当たることとなった。しかし、防衛任務を遂行していた主人公に徐々に異変が……。
自衛隊情報部電域侵攻防衛課に所属する新人隊員。脳と電子機器がつながりやすい体質のため、電域復旧管理装置“サディス”のオペレーターとして抜擢される。イメージは電域内での彼のアバターのため、若干美化されているとのこと(本人談)。
武器オペレーターとは、プレイヤーが操作する“サディス”の認識制御型ユニットの中枢部と連動している攻撃制御人工知能プログラム。音声対話によるコミュニケーションから、各種オペレーティングをこなせる仕様となっている。
なぜ女性のアバター、精神構造を模しているのかは、旧政府が行ったクールジャパン政策の名残らしい。また、ゲーム中にワクチン.exe(パワーアップアイテム)を獲得すると、アバターの見た目も変化する仕様は、ゲーミィフィケーションの賜物のようだ。
・通常弾:前方に弾を直線に発射する武器。
日本のサディスに古くから組み込まれていたベーシックな兵装。普通の弾ではあるが、もっとも初期に兵装として制式採用された。
・誘導弾:敵に自動的に追尾するレーザーを発射する武器。
米国の軍産複合体から日本の大手グループ企業へと卸されたグレーな兵装。追尾殲滅を目的に開発された兵装で、本国では最初期より実装と改良を重ねられた。
・火炎放射:前方へ火炎を放射する武器。
ロシアとの北方協定によりサハリンの軍事メーカーより無期限、無利子の貸与を認められた兵装。正式名称のクリェマーツィヤはロシア語で火葬の意。ブラーニャはロシア語で炎の意。
・貫通レーザー:前方にレーザーを照射し続ける武器。
目標に向かって一直線に伸びるレーザーは、まさに“光の剣”。制式採用の07Eは、共同開発のドイツ企業にちなんだEin(アイン)から付けられた。
・地雷弾:後方に地雷を設置し、弾や敵を吸い込む武器。
SWP-07E対電域害虫光子槍とは同時期に採用された姉妹兵装。制式採用の07Zは、共同開発のドイツ企業Zuvai(ヅヴァイ)から付けられた。
・爆弾:前方に爆弾を発射し、広範囲に敵を巻きこむ武器。
フランス国防省から自衛隊へOEM生産された兵装。愛称のブリジットは、ブリスターやスプレッドの爆弾を連想する語から命名された。
『ロボドラ』は、機械文明が存在しない世界を舞台に、突如世界に出現した巨大な魔物たちと戦いを繰り広げる若者たちの物語。この世界では精霊を具現化した巨大な兵器“ロボ”に乗り込み、魔物と戦うことになる。そんな世界において、主人公は旅の途中、アーデム・キングダムの王女フレアの戦闘に巻き込まれて、戦いに身を投じていくことに。
『ロボドラ』は、30話を超えるストーリーモードで構成されている。詳細は不明だが、マンガ風の演出とともにストーリーが展開するようだ。
『ロボドラ』は昔ながらのコマンド選択RPGで、誰でも簡単にプレイすることができる。選択できるコマンドには“アタック”、“ブラスト”、“ガード”などのカテゴリが存在し、カテゴリごとに相性が発生し、戦局が変化する仕組みとなる。
▲プレイヤーは入るたびにフロア構造が変化する謎の地下施設で、アイテムや装備を整えながら冒険を進めていく。 |
『ロボドラ』は、基本プレイ無料タイトル。また、配信後にはアップデートでマルチ対戦機能が実装される予定だ。
(C)APLUS
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