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2014年11月2日(日)

三木眞一郎さんと豊口めぐみさんの生アテレコも! 『アサクリ ユニティ』スペシャルステージの模様をお届け

文:喜一

 本日11月2日に東京・秋葉原ベルサールにて行われた“UBIDAY2014”の『アサシン クリード ユニティ』スペシャルステージの模様をお届けする。

 まず、ユービーアイマーケティングディレクター辻良尚氏、本作で主人公アルノ・ヴィクトル・ドリアンを演じる三木眞一郎さん、アルノの幼馴染エリス・デ・ラ・セールを演じる豊口めぐみさんがステージに登壇した。

『UBIDAY2014スペシャルステージ』

 イベントは三木さん、豊口さんが『アサシン クリード ユニティ』のオファーを受けた感想から始まった。三木さんは、最初『アサシン クリード』を知らなかったが、ゲーム映像などを見ていくうちに、ぜひやりたい! という気持ちが強くなったという。豊口さんは『アサシン クリード』を知っており、とても光栄に思ったとのこと。また、自分の声がこの作品にのったらどうなるのか、と気になったようだ。

『UBIDAY2014スペシャルステージ』
▲三木さんは忙しいスケジュールの合間を縫って駆けつけてくれた。前日に高知県で仕事をしてきたばかりだという。

■収録で印象に残ったことは?

 本作の収録で苦労したことや、印象に残ったことを聞いていくコーナーが展開。ここではゲーム収録の裏側などが2人から語られた。

 収録は、ゲームの映像を見ながらではなく、音声波形を見ながら行われたという。1度英語版の台詞が波形で流れたあとに、その尺に合わせて日本語の台詞を吹き込むというかたち。豊口さんは最初のうちこそ困ったものの、結果は慣れて収録できたようだ。三木さんは、この収録方法はゲームでは3回目と語っていた。

 また、辻氏からは声が決まってファンからの反響もよかったと話され、三木さんと豊口さんはありがたいと、それぞれ口にしていた。

『UBIDAY2014スペシャルステージ』

■ストーリートレーラーを上映。映像を見た感想は?

 本作のストーリートレーラーを会場のファンとともに見るコーナーが実施された。上映後は三木さんがアルノのアクションを収録したというような流れにノリのよさで答えており、会場は盛り上がっていた。

『UBIDAY2014スペシャルステージ』

 実際に仕上がったストーリートレーラーを観客と一緒に見た三木さんと豊口さんは映像のクオリティに驚いたようで、これが実際にゲームで動いたらすごいと口にしていた。加えて、実際に自分の声が入った映像を他の人と一緒に見るのが恥ずかしいと、それぞれ語っていた。

 「トレーラーで気になった声優さんはいますか」という問いに対して、三木さんはナポレオン演じる高橋広樹さんを、豊口さんはマルキ・ド・サドを演じる藤原啓治さんを挙げていた。

●『アサシン クリード ユニティ』ストーリートレーラー動画

■物語の舞台フランス・パリの印象は?

 続いて、本作の舞台となるフランス・パリの印象が語られた。三木さんは実際にパリを3度も訪れており、ゲーム内で現実に行ったノートルダムやベルサイユ宮殿が登場しているのを見て、とてもリアルに感じたという。ゲームで描かれていたフランス革命が起こった昔のパリと自身が訪れたパリを比較して、複雑な気持ちになったとのこと。そして、改めてパリに行ってみたいとも話していた。

 なお、辻氏からノートルダムのグラフィックは3年かけて再現されたという話が披露された。これには会場全体から驚きの声があがり、実際に行ったことがある三木さんは特に興奮気味にリアクションしていた。

■三木さん豊口さんのパーソナルな部分に迫る

 声優としての三木さん、豊口さんの個人的な部分に焦点が当てられ、会話が進んでいった。お題は「何故声優になったのか」というもの。

 三木さんは、アニメファンである姉の影響から声優の存在は知っていたが、当初バイクのレーサーを目指していたという。レーサーの夢を諦め、声優になることを決意した三木さんは養成所などに通わず、直接事務所に電話などして声優になったという。

 豊口さんはアニメがもともと好きで、声優になることを昔から決めていたという。音響関係の学校に通いながら夢を追いかける途中にオーディションに受かり、声優になったとのこと。

 続いて「昔の自分にアドバイスするなら」という質問が投げかられた。豊口さんは“アドバイスするときにいつも言うこと”として、声優のことに限らずいろいろなことを経験をすることが大切だと話していた。三木さんはこれに付け加えるかたちでコメント。「何を経験すれば」という答えを聞いていてはダメで、聞くのではなくそれを探す過程にこそ答えがある、と力強く語っていた。

■世界初公開の映像で生アテレコも!

 イベントの最後には、本作の未公開ゲーム内映像を使って生アテレコが行われた。この映像はメディアの撮影も禁止だったため、生アテレコの様子のみをお届けする。

 生アテレコ前に三木さんと豊口さんから「全力でやりますが、全力で恥ずかしいので映像を見ていてください」とコメントがあった。

 公開された映像は、舞踏会で再開したアルノとエリスの会話シーン。恐らく物語序盤だということを感じることができた。アテレコ中の2人は真剣そのもので、思わず映像に見入ってしまった。

『UBIDAY2014スペシャルステージ』
▲途中、アドリブが入り笑いが起きるシーンも。
『UBIDAY2014スペシャルステージ』
▲笑いが起きたのも一瞬。その後すぐに『アサシン クリード ユニティ』の世界へ引き戻す2人。

 生アテレコ終了後、ステージイベントの締めくくりとして2人からユーザーに向けてコメントが贈られた。豊口さんは「素晴らしい作品になっていますので、ぜひ1度体験してみてほしいです」と述べた。三木さんは「シリーズファンも、今まで知らなかった人も手にとってみてください。絶対に損をさせないクオリティに仕上がっているので!」と最後の三木さんの熱いコメントで、興奮冷めやらぬままステージは終了となった。

『UBIDAY2014スペシャルステージ』

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