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2014年11月16日(日)

『MHF-G』と『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ』のコラボが決定! “反省の宴”では開発陣の懺悔が連発!?

文:kbj

 カプコンは、サービス中のPS3/Wii U/Xbox 360/PC用オンラインゲーム『モンスターハンター フロンティアG』を題材にしたオフラインイベント“MHF-G感謝祭2014&韋駄天杯チャンピオントーナメント@PS Vita版”を、11月16日に東京の渋谷ヒカリエホールにて開催した。

『モンスターハンター フロンティアG』

 本イベントは、『MHF』のサービス開始7周年を記念したイベント。アップデートを控えた“G6先行体験会”やPC版高グラフィックス化先行体験など、今後の展開をいち早くさわれるだけでなく、“VS.クエストチャンピオントーナメント in 感謝祭2014”や“韋駄天チャンピオントーナメント@PS Vita版”など、凄腕ハンター同士が競い合う様子も確認できる。また、屋台アトラクションやPC『モンスターハンター メゼポルタ開拓記』やアプリ『モンスターハンター エクスプロア』のコーナーも用意されていた。

『モンスターハンター フロンティアG』

 “開発運営レポート”公開収録のコーナーでは、新たなコラボとして『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ』とのコラボが発表された。キャラクターの衣装に加えて、コラボ武器も登場するという。杏子の武器がランスではなくて太刀となっているのは、モーションや抜刀すると伸びるなどのギミックを考慮した結果、あえて変えたとのことだ。コラボ防具はデメリットもあるスキル“代償”が発動するが、こちらは原作のイメージを考えたため。他には“絶対防御”なども発動し、非常に強力なものになっているとのこと。

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▲フルール▲ファータ・マジーア
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▲ローレライ・リーベ▲マンサナ
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▲ラモールシリーズ▲ドルチェシリーズ
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 また、“ソウルジェム”に関連したこだわったイベントを用意しているようなので期待しておこう。

■開発運営レポート動画版公開収録

『モンスターハンター フロンティアG』

 ウェブ上で公開されている“開発運営レポ―ト動画版”の公開収録が行われ、司会を担当する声優の植田佳奈さん、宮下輝樹 元アシスタントプロデューサー、関野亮央運営プロデューサーが登壇した。

『モンスターハンター フロンティアG』 『モンスターハンター フロンティアG』

 最初に公開されたのは2014年における今後のスケジュールについて。11月19日に“G6 ”アップデートが行われた後、12月10日には“High Grade Edition”と“HR99までHLコース無料化”が実装され、12月17日には“天廊遠征録”、12月24日には“メゼポルタ迎春最2014”が行われる。

『モンスターハンター フロンティアG』

 “天廊遠征録”に関係する“天廊武器”は、攻撃力や属性などのコストをハンターが自分好みに振り分け、自由に武器を作るというもの。ガンナーであれば、リロードや反動などを変更できるようだ。性能的には強いものになると関野さんはコメントしていた。

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 G6アップデートから1カ月にスタートする“天廊遠征録”の模様が公開に。制限時間内に、フロアのクリア条件を達成して先に進んでいくことになるようだ。映像では制限時間は最初10分と表示されたが、クリアするごとに増えていくという。ギミックを利用してモンスターを討伐するケースもあれば、武器を使った方がいいケースもある。

『モンスターハンター フロンティアG』 『モンスターハンター フロンティアG』
▲意識を失ったハンターを、他のハンターが蘇生するという要素も存在。協力しながら先に進んでいこう。
『モンスターハンター フロンティアG』

 関野さんは、“Nの塊”を必要とする新たな武器として穿龍棍“カドゥケウス”を発表。Lv50に強化することで性能が大幅に上昇するだけでなく、武器の見た目が変化し、さらにエフェクトも派手になるとのこと。なお生産からLv50までの強化に必要な“Nの塊”は415個だ。この数からわかるように、生産はかなり大変なため、“G6”アップデートの1週間後にキャンペーンが行われる予定だ。

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 2015年2月には、G6中間アップデートが行われ、新たなる烈種が登場する。現在はここまでしか言えないとのことだ。

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 2015年4月ごろに予定されている“G7”のひとつとして、PC版のみではあるが、ハンターの表情が実装される。これにより、スクリーンショットをとったり、ハンター同士で交流したりするのがより楽しくなりそうだ。

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 また『MHF-G』内の人事が発表され、宮下さんがプロデューサーとなり、杉浦一徳プロデューサーがエグゼクティブプロデューサーになることが明らかになった。早速、宮下さんから“今後のMHF-G”の展望が公開された。烈種のさらに上や、穿龍棍の“天ノ型”、“嵐ノ型”やガンランスの強化などが挙げられた。そこに乗っかるかのように、関野さんからは「タイミングはまだ言えませんが、弓についても強化します」という公約が飛び出した。

■反省の宴

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 ステージに姿を見せたのは、杉浦一徳さん、ディレクターの木本龍己さん、宮下輝樹さん、関野亮央さん。G1~G5を振り返りつつ、今後の展望について語った。

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 2013年4月に満を持して行われた“G1”アップデートであったが、ハンターからの評判は散々であった。実装当時はGR1からGR2にあがるためには、ポカラドンを200頭というとてつもない数を討伐する必要があった。こちらについて木本さんは、“G1アップデート”を盛り込みすぎたただめに、テストプレイの時間が足りなかったことを詫びた。

 “シジルの上書き”について聞かれた木本さんは「もっと気軽にシジルが手に入り、どんどん付けてもらって、気にいったものがあれば上書きしてもらう」という設計にしていたことを明らかに。また、杉浦さんは“フォワード.5”が評判だったことを受けて、G1に力を入れ過ぎて開発が遅れてしまったと弁明。それが最後の調整に影響したようだ。

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 質問は、GF装飾品について。本来であればGF装備をもう少し引っ張る予定だったが、評判がよくなかったために、GX装備を早めに入れたため、GF装備の価値が下がってしまったのが、この原因だとのこと。こちらについては「今後改善したい」と木本さんは語っていた。

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 “G2”では、さまざまな要素が変更された。その中でも、ハンターを苦しめたのは新モンスターのアノルパティス。もともとは、陸、空、海を自在に移動するというコンセプトで生まれたモンスターで、G1に登場する予定だった。ただ、やはり調整不足だったため、今後はもっとしっかり仕上げていくことが宣言された。

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 “G3”ではパートナーが登場。添い寝できるのは杉浦さんの要望だったようだ。“G1”、“G2”で苦戦してそのストレスが出たのかもしれないと、苦笑しながら当時を振り返った。

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 今年4月に行われた“GG”では、オリジナルの武器種・穿龍棍が追加された。現在も高い使用率を誇っているが、スタッフからは「下方修正する!?」という話もあったが、杉浦さんは断固として拒否。現在も行われているように他の武器種を伸ばしていく方向を選択することで、答えとしたようだ。

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 先日行われた“G5”からは宮下さんと関野さんがかじ取りを始めたと、杉浦さんは告白。“G5”で実装されたパートニャーについては、杉浦さんは「これではダメだ!」と言っていたという。しかし、あまり聞き入れられずに、ハンターからクレームが来た際に「ほれ見ろ!」と思ったようだ。宮下さんは、穿龍棍に力を入れていたため、パートニャーの調整が遅れたことを説明した。

『モンスターハンター フロンティアG』
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 ここで、これまでの行いを反省してもらうために、開発者の顔に向けてクリームを付けることに。会場のハンターを代表して4人が壇上に上がり、4人の顔にクリームを塗り付け、大いに湧きあがった。3人は反省していたようだが、木本さんは「悪くないですね」とコメントし、杉浦さんから「反省しろよ!」と突っ込まれていた。

■ジョン・ジュノ氏 紹介コーナー

『モンスターハンター フロンティアG』

 会場では、これまでに見たことのない、ハンターのイラストが展示されていた。こちらのイラストを手掛けたのは、人気イラストレーターのジョン・ジュノさん。会場に登場したジョンさんは、1人のファンとしてイラストを頑張ったことを明らかにした。苦労したところについては、「既存の色味を維持しつつ、新しさを入れることが難しかった」と述べていた。

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 ジョンさんが気に入っているのは、一番『モンハン』らしいということでライトボウガンのイラストだという。杉浦さんは「(巨乳好きな)僕と同じ匂いがしますね」とコメントした。なお、見てほしい部分はリアリズムを入れつつ、デフォルメした方向性とのことだ。

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■“MHF-G”狩ると!クイズ問題編

 サプライズとして、“狩ると!クイズ”のコーナーがスタート。アトラクションの景品やPS Vita本体など、豪華景品などが当たるということで、会場のハンターは大いに盛り上がっていた。なお、ここでは問題のみを掲載して、正解は後ほど掲載するので、会場に行けなかった人も考えてほしい。

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■その他のステージイベントやコーナー

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▲『モンスターハンター メゼポルタ開拓記』は、『MHF-G』の世界観を使ったSLG。キャラクター性が前に出ているタイトルで、ゲーム性が大きく変わっている。こちらは11月27日からDMM.comオンラインゲームスでサービス開始となる。
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▲アプリ『モンスターハンター エクスプロア』は、『モンスターハンター3(トライ)G』の世界観が使われたACT。スマートフォンで4人で狩猟が可能で、『MHF-G』との連動企画も検討中とのこと。リリース時期について杉浦さんは「半そでを着る前に出したい」とコメントしていた。
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▲会場では両タイトルの試遊が可能であった。試遊したユーザーには『MHF-G』のゲーム内アイテムが手に入るコードが贈られた。
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▲“VS.クエストチャンピオントーナメント in 感謝祭2014”や“韋駄天チャンピオントーナメント@PS Vita版”では、モンスターの行動を読み切ったハンターの動きを見ることができた。
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▲新モンスター・ポボルバルムの討伐に挑戦。音を扱う、これまでに見ないモンスターと対峙したハンターの感想は!?
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▲“G6”アップデート以降に実装予定のPC版“High Grade Edition”(高グラフィックス化)をいち早く体験。『MHF-G』推奨PCにてプレイできた。
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▲ゲーム内イベント“第79回狩人祭 勝ちネコからの挑戦状”と連動したイベント“大褒賞祭”が開催された。入魂した数に応じてチケットが受け取れ、ノベルティグッズをもらえるアトラクションを楽しめた。

■“MHF-G”狩るとクイズ!正解編

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(C)CAPCOM CO., LTD. 2007, 2014 ALL RIGHTS RESERVED.
(C)Magica Quartet/Aniplex・Madoka Movie Project

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