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2014年11月20日(木)

『大江戸BlackSmith』の“女と金のシミュレーション”ぶりを解説。愛しい媛嬢に逢うため余命を燃やせ!

文:皐月誠

 日本一ソフトウェアが11月27日に発売するPS Vita用ソフト『大江戸BlackSmith(ブラックスミス)』について、余命をはじめとする主人公の各種ステータスや、基本的なゲームプレイの流れを紹介する。

 『大江戸BlaskSmith』は、江戸の遊楽都市“丹屡夜(ニルヤ)”を舞台とした“女と金”のシミュレーションゲーム。プレイヤーは余命幾ばくもない刀匠・創司となり、鍛冶業で金銭を稼ぎながら、“嬢郭”で働く女の子との逢瀬を重ね、愛を深めていく。

 本作は、鍛冶屋として働くシミュレーションパートと、そこで稼いだ金を女の子に貢ぐアドベンチャーパートの2つに大きく分かれている。基本的には、これらを交互に繰り返すことでゲームが進行していく。

『大江戸BlackSmith(ブラックスミス)』
『大江戸BlackSmith(ブラックスミス)』 『大江戸BlackSmith(ブラックスミス)』

■シミュレーションパート

 ダンジョンを探索して、鍛冶に必要な素材を採掘するパート。持ち帰った素材からは、工房にて刀や装飾品を作り出せる。また、鍛冶業以外にも街の人の依頼や賭博から収入を得ることも可能だ。ダンジョンでの行動には、後述のステータスが大きく影響する。

『大江戸BlackSmith(ブラックスミス)』
『大江戸BlackSmith(ブラックスミス)』 『大江戸BlackSmith(ブラックスミス)』
『大江戸BlackSmith(ブラックスミス)』 『大江戸BlackSmith(ブラックスミス)』

■アドベンチャーパート

 嬢郭を訪ねて、お気に入りの女の子との逢瀬を重ねるパート。愉しいひとときを過ごし、愛を深められる……はず?

『大江戸BlackSmith(ブラックスミス)』

●タッチイベント

 アドベンチャーパート中には、女の子の身体に触れるタッチイベントが時折発生する。タッチイベントの前半は、優しく触れていく“前ノ戯(まえのたわむれ)”。敏感なところへ触れて、画面左にあるハートのゲージを溜めていく。

『大江戸BlackSmith(ブラックスミス)』
▲うまくタッチすると、女の子が思わず声を上げてしまうことも。

 “前ノ戯”でハートのゲージをMAXにすると、“後ノ戯(あとのたわむれ)”というイベントに突入する。女の子の火照った身体を擦っていくと、服が透けていき……?

『大江戸BlackSmith(ブラックスミス)』
▲“後ノ戯”でのタッチは、“前ノ戯”よりもエスカレート!

■主人公のステータス

 主人公の創司には、余命や鍛冶能力など、いくつかのステータスが存在する。これらのステータスの管理は、本作のシミュレーション要素における1つの中心となっている。

『大江戸BlackSmith(ブラックスミス)』
『大江戸BlackSmith(ブラックスミス)』
▲左上の表示から、主要なステータスを確認できる。

●余命

 ゲームの進行において最も重要なステータス。主人公は、1年という余命の中で愛した女の子と添い遂げていく。余命は“ダンジョンへ行く”、“工房で刀や装飾品を作る”、“街へ行く”、“女の子に逢う”といった行動を取るたび、内容に応じて減っていく。特にダンジョンでの消費は大きく、長い時間いると寿命が2日以上減少することもある。

●技巧

 主人公の鍛冶屋としての腕前を表すステータス。この値が高いほど、効率よく武器を鍛えられる。工房で武器や装飾品を作ったり武器を鍛えたりすると、上昇していく。

『大江戸BlackSmith(ブラックスミス)』 『大江戸BlackSmith(ブラックスミス)』

●名声

 街での主人公の評判を表すステータス。商品が売れる可能性は、この値に応じて増減する。依頼の達成や街でのイベント、工房の売上によって上昇していく。

『大江戸BlackSmith(ブラックスミス)』

●運気

 主人公の運のよさを表すステータス。博打での勝敗に影響を及ぼす。また、運気が高いとダンジョンで高レアリティのアイテムを得られる可能性が上昇する。街でのイベントによって増減する。

『大江戸BlackSmith(ブラックスミス)』

●体調

 主人公の身体の調子を表すステータス。1日に工房で行える鍛冶の回数や、ダンジョンで行動できる時間に関係する。行動によって減少するが、街を訪れると回復する。余命が少なくなるにつれ、最大値が下がっていく。

『大江戸BlackSmith(ブラックスミス)』

■基本的なゲームフロー:女と金のシミュレーション

 プレイヤーは、心に決めた女の子へ定期的に逢いに行かなければならない。そのため、別れる際には次に逢う約束を交わしていく。なお、嬢郭の利用料金は女の子と逢うたびに支払う必要があり、その金額は通うほどに高くなっていく。

『大江戸BlackSmith(ブラックスミス)』
▲6月16日までに、清花へ再び逢いに行く約束を交わした。なお、約束した期限を過ぎてしまうと女の子に嫌われてしまう。丹屡夜において、嬢郭での約束は絶対だ。
『大江戸BlackSmith(ブラックスミス)』 『大江戸BlackSmith(ブラックスミス)』
▲嬢郭に提示された次回の利用料金は10,000文。一振り1,232文の刀なら、9本作って売り切らなければならない。
『大江戸BlackSmith(ブラックスミス)』 『大江戸BlackSmith(ブラックスミス)』
▲素材を求めて探索するダンジョン。行動回数に応じて、時間が経過していく。▲手に入れた素材をもとに、刀や装飾品を作っていく。1日に作れる商品の数は、入手した素材の量と主人公の体調次第だ。
『大江戸BlackSmith(ブラックスミス)』
▲ダンジョンに潜るには用心棒を雇う必要がある。もちろん、この雇用にも契約金が必要となる。
『大江戸BlackSmith(ブラックスミス)』
▲制作した品物を工房の店に陳列して、販売する。商品が売れたかどうかは1日ごとに報告される。作ったものがすべて売れるとは限らないので、種類や数量は多めに揃えておくといいだろう。
『大江戸BlackSmith(ブラックスミス)』 『大江戸BlackSmith(ブラックスミス)』
▲陳列した商品が売れるまでの間は、街に出て依頼やイベントを進行しよう。街では用心棒とのイベントが発生することもあり、親密度を上げられる。なお、一度街へ行くと1日を消費する。
『大江戸BlackSmith(ブラックスミス)』
▲約束の日になったら、稼いだ金を持って女の子に逢いに行き、嬢郭で愉しい時間を過ごそう。
『大江戸BlackSmith(ブラックスミス)』
▲別れ際、次に逢う日の約束を交わす。何度も通うと女の子との仲が深まっていき、次第に惹かれ合うようになっていく。

 本作は以上のように、主人公のステータスを維持・成長させつつ、限られた時間の中で金を稼いで女の子と仲を深めていく、“女と金のシミュレーション”となっている。

(C)2014 Nippon Ichi Software, Inc.

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