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2014年11月20日(木)

『モンスターハンター エクスプロア』体験版レビュー! 美麗な画面とアクションを両立

文:kbj

 カプコンは、2015年にサービス開始予定のiOS/Android用アプリ『モンスターハンター エクスプロア』の体験版を、オフラインイベント“MHF-G感謝祭2014&韋駄天杯チャンピオントーナメント@PS Vita版”で出展。今回はプレイした模様をお届けします。

『モンスターハンター エクスプロア』

 『モンスターハンター エクスプロア』は、探検とハンティングをテーマにしたタイトル。“お手狩る”なタッチハンティングとして開発されていた『モンスターハンタースマート』をもとに、アクション性を上げ、冒険や探検などの要素を加えて生まれ変わった作品です。

『モンスターハンター エクスプロア』 『モンスターハンター エクスプロア』

 今回の体験版では、片手剣と大剣を操作できました。操作は画面下部にある武器アイコンだけでほぼ行えます。タッチするとハンターが攻撃し、フリックすると回避行動、スワイプすると動かした方向に移動します。操作はスムーズで、快適に遊べるという印象でした。

『モンスターハンター エクスプロア』

 片手でのプレイを想定しているようで、ロックしたモンスターめがけて攻撃する仕様になっています。複数のモンスターが登場した場合には、画面をタッチするとターゲットを変えることができます。このあたりも直観的に操作できていいですね。

『モンスターハンター エクスプロア』 『モンスターハンター エクスプロア』

 ガード可能な武器の場合、下部にある“GUARD”ボタンを押すことで任意にガードすることもできます。これはモンスターの猛攻をしのぐのに役立ちそうです。さらに大剣であれば溜め攻撃も可能です。モンスターの隙を見て、破壊力抜群の一撃を叩き込むのはかなり爽快……だと思うのですが、残念ながら今回の体験版では当てることができませんでした。というのも、一緒についてくる“パートナー”が体験版仕様のために優秀すぎて、溜める隙を狙っている間に討伐してしまったからです。あまりに強力だったので、パートナーについては動きの指示をできてもいいのかもなあと、思ったほどです。

『モンスターハンター エクスプロア』 『モンスターハンター エクスプロア』

 驚きのポイントは他にもありました。大型モンスターであれば、ロックする部位を指定できるのです。今回討伐したジンオウガであれば、頭と尻尾をロックできて、攻撃を与えていくと部位破壊できました。『モンスターハンター』シリーズにある、さまざまな場所を狙っていくおもしろさは本作でも健在です。

『モンスターハンター エクスプロア』 『モンスターハンター エクスプロア』

 攻撃を加えていくと右側にあるゲージが溜まると“狩技”という大技を放てます。大剣の狩技は派手な演出とともに大ダメージを与える“業炎撃”で、片手剣の狩技はは攻撃力がアップする効果でした。どちらも演出が入るため、わかりやすい気持ちよさがありましたね。とはいえ、考えなしに使うというよりは、タイミングをしっかり見定めつつ使うものになりそうで、ここもシリーズらしい点だと感じました。

『モンスターハンター エクスプロア』

 サポートしてくれる“パートナー”以外にも、便利な要素としてAUTOモードがありました。これもとにかく優秀で、何もしなくてもモンスター討伐から採取まで本当にまるっと自動で行ってくれるほどでした。すべて自分で操作したいベテランハンターは使わなければいいですし、アクションが苦手な人や移動中に手軽に楽しみたい人は活用すればいいと思います。ワンボタンで切り替え可能なので、シチュエーションで使い分けるのもありだと思います。またAUTO中でも、一度AUTOを解除して、ロックする場所を変更してから再度AUTOにすれば、部位破壊を指示することも可能です。とはいえ、なにぶんAUTOで攻撃するので、当たるかどうかは保証できませんが……。

『モンスターハンター エクスプロア』 『モンスターハンター エクスプロア』

 とにかくグラフィックは綺麗なうえに、モーションもかなり細かく再現されていたのには驚きました。例えば、ジンオウガが雷の弾を飛ばしてきたり、ちょっと背伸びするようなモーションから叩きつけてきたりと、オリジナルそのもののアクションを繰り出してきます。他にも、連続攻撃を回避でキャンセルすることや、連係途中でガードすることも可能! アプリとして、爽快感とアクション性、そして手軽さが絶妙なバランスで成り立っていると感じました。

『モンスターハンター エクスプロア』 『モンスターハンター エクスプロア』

 物語としては、秘宝というお宝を巡るメインストーリーがあり、ややベタな悪役が登場するなど盛り上がりそうな展開を期待できました。さらに、4人同時でのマルチプレイにも対応しているということで、今からサービスインが楽しみです。

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※画面は開発中のもの。

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