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2014年11月28日(金)

PS Vita版『百花繚乱エリクシル』が2015年春に発売! 先輩&ロリ姉の新ヒロイン2名が追加

文:キャナ☆メン

 加賀クリエイトは、PS Vita用ソフト『百花繚乱エリクシル~Record Of Torenia Revival~』を2015年春に発売する。価格は、限定版が8,800円+税、通常版が6,800円+税、ダウンロード版が6,000円+税。

『百花繚乱エリクシル~Record Of Torenia Revival~』

 本作は、PCゲームブランド・AXLから2013年4月に発売された恋愛ADV『百花繚乱エリクシル』を、PS Vita向けに移植したタイトル。辺境の地へ左遷されてしまった新米巡察使が、赴任先での村おこしを通じ、美女たちと恋愛を繰り広げる物語が描かれる。新要素として、攻略可能ヒロインが2名追加され、新シナリオやイベントスチルの追加も行われる。新ヒロインのシナリオや既存シナリオの修正は、原作スタッフの長谷川藍さんが担当するとのこと。

『百花繚乱エリクシル~Record Of Torenia Revival~』
▲新規イベントスチルの1枚。

■PS Vita版の新要素
(1)攻略ヒロインの追加
 原作ヒロイン5名に加え、新規ヒロインとして、主人公を指導した先輩巡察使“シュンラン・シンビジウム”と主人公と同じ施設出身のロリ姉護衛騎士“セロシア・ヒユ”が攻略可能になる。

(2)大貴族“トリロバ卿”の立ち絵追加、演出面の強化
 主人公を左遷した大貴族“トリロバ卿”の立ち絵が追加される。また、カットイン演出強化など、演出面がパワーアップする。

(3)シナリオの大幅加筆
 新ヒロインシナリオの収録と原作版シナリオの修正に合わせて、シナリオが大幅に加筆される。執筆は、原作版を手がける長谷川藍さんが担当する。

(4)イベントCGを多数追加
 加筆シナリオ、修正シナリオに合わせて、新たなイベントスチルを多数収録される。新規スチルの原画は原作スタッフの瀬之本久史さんが担当する。枚数は、30枚以上の予定。

(5)新規OP曲&ED曲を収録
 PS Vita版専用のオープニング&エンディングテーマを新たに収録する。新ヒロインである“シュンラン”と“セロシア”のED曲も2曲追加される。

■ストーリー

 帝国の威信を一身に背負い、帝国の耳目として地方領主を監督する権限を持つ“巡察使”は、領内の孤児を集めて帝国が直接育成する機関で育てられる施設で特に優秀な成績を収めたものだけが就くことのできる栄誉ある地位であった……建前上は。法的には皇帝の代行として行政、徴税、裁判等を独自に行う権限を持つ巡察使は帝国が安定するための屋台骨と言われているが、残念ながら、現実は閑職である。

 帝国を構成する多くの地方領主は巡察使を煙たがっており、よほど大規模な不正でもない限り、巡察使がその職権を行使することはないのが慣例となり形骸化が進んでいるのだ。そして皇帝の威信があるとはいえ巡察使自信は貴族ではない為、政治力で圧迫されることも多い。

 主人公である新米巡察使は、巡察使になって3年目。いきなり何もない辺境の巡察への着任を命ぜられてしまう。直前の研修任務で、大貴族の風情蓄財をあっさりと証拠完備で発見して皇帝に報告したことで大貴族の恨みを買い、やっと1人で任地に赴けるようになったばかりなのだが、地方に飛ばされてしまったのだ。期待された任務を果たした途端に訪れた不幸に、本人は意気消沈したが、皇帝自身から「……すまん」と言われたことで、「自らが帝国を救わなければならない」と情熱を持つに至る。

 しかし、現実は何もない牧歌的な辺境を巡察しろという任務。彼は“めざましい成果をあげて、帝国に返り咲き帝国を立て直す”という大望を胸に、最初の任地に赴く。ところが、そこにいるのは人なつっこい村人達と、ぼろぼろの城に住む気位の高いお姫様だった。歓迎されざる客である巡察使は、みんなに溶け込むことができない。当初税収を増やそうとしたり、隣国との密通を疑ったりする主人公だが、次第に村人たちの本当の暮らしと温かい心根に惹かれていく。ただただ、真面目に任務のために動く主人公の気持ちが伝わり、打ち解けていくにつれ、自分のような孤児を生む帝国末端の現状を理解することになる。

 そして主人公はこの村を立て直して村人達を豊かにし、“今までの倍、税金が払えるようにしてやる!”という、村人たちが苦笑いするしかない目標の為に奔走することになる。村人達も彼に協力して村おこしが成功していくにつれ、今度は“主人公を村に引き留める”という意志の元に一致団結し、領主の娘を始めとする村の美女たちが頑張ることに。

波乱万丈のラブラブアドベンチャー、ここに開幕!

【イベントスチル】

『百花繚乱エリクシル~Record Of Torenia Revival~』 『百花繚乱エリクシル~Record Of Torenia Revival~』
『百花繚乱エリクシル~Record Of Torenia Revival~』 『百花繚乱エリクシル~Record Of Torenia Revival~』

【新規ヒロイン】

シュンラン・シンビジウム/声:伊藤静
『百花繚乱エリクシル~Record Of Torenia Revival~』
『百花繚乱エリクシル~Record Of Torenia Revival~』

 主人公を指導した先輩巡察使。直属の上司。とても厳しい。「お前は巡察使に向いていない。高級官僚になれるのに」と言い続け、一見巡察使として主人公を認めていないように思えるが、実は、裏で主人公が首にならず、左遷程度で済んだのは彼女の説得のおかげ。今までもこっそり主人公の窮地を救っているが、それを絶対に言おうとしない。堅物で腐敗とは馴れ合わない、民のための巡察使でありたい主人公を陰で支えている。

セロシア・ヒユ/声:矢作紗友里
『百花繚乱エリクシル~Record Of Torenia Revival~』
『百花繚乱エリクシル~Record Of Torenia Revival~』

 シュンラン付きの護衛騎士。ちびっ子ロリキャラだが年上。主人公たちより何年も前に、騎士になっている先輩。巡察使を目指していたが、アンドロメダ同様に、巡察使試験で失格して護衛騎士になった。失格した理由は、成績ではなく、身長。(容姿があまりにも子どもで巡察使として信用されないと判断された)ブルームに好意を持っており、本当は護衛騎士として、ブルームの左遷についていきたかった。なので、アンドロメダをライバル視して、寄ると触ると喧嘩になる。

【登場キャラクター】

マーガレット
『百花繚乱エリクシル~Record Of Torenia Revival~』

 主人公が派遣された地方領主の娘。いつも気を張りながら自分の治める民のことを気遣う姫は人気者であり、常に高慢な態度を取るが、その裏側の優しさをみんなが知っているため“姫に怒られるのはご褒美”とみんなが思っている。声優は、石井ゆかりさん。

アンドロメダ
『百花繚乱エリクシル~Record Of Torenia Revival~』

 主人公の護衛として同行している美しい女剣士。主人公の幼なじみであり、頼りになる相棒だが、「この間までおねしょしてたくせに」とか「簿記と法律以外は全部私の方が優秀だったのに」とか言われれ、扱いは難しい。ヤキモチ焼きである。声優は友永朱音さん。

カトレア
『百花繚乱エリクシル~Record Of Torenia Revival~』

 年齢不詳で超美人な村のマドンナ。年齢の話をされると、危険なスイッチが入ってまう。主人公や他のヒロインたちにとっても頼りになる人物で、当初、みんなが主人公を追い出そうとする中、主人公に親身になってくれる最初の理解者でもある。声優は、飯野ユウさん。

バジル
『百花繚乱エリクシル~Record Of Torenia Revival~』

 地方教会のシスターにされたことを不満に思っている腹黒な女の子。しかし、本質的にはいい子なため相乗効果的にドジっ子となり、比較的しっかりものぞろいのヒロインたちから、いいようにコントロールされてしまっている。声優は、儀武ゆう子さん。

ジャスミン
『百花繚乱エリクシル~Record Of Torenia Revival~』

 歌うのが大好きな村長の孫娘。城に行くのが好きで、マーガレットをよく手伝っている。都から来た主人公に興味を持ち、当初の追い出し作戦では村側で頑張りつつも、主人公やアンドロメダに都のことを聞きたがる。声優は、武石あゆ実さん。

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