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2014年12月9日(火)

世界観を一新した『シャイニング・レゾナンス』レビュー! テーマの歌と戦闘が融合した爽快バトルにハマる

文:L

 セガから、12月11日に発売されるPS3用ソフト『シャイニング・レゾナンス』のレビューを、シリーズをプレイするライター・Lがお届けします。

『シャイニング・レゾナンス』

 いよいよ発売を迎える『シャイニング・レゾナンス』。人気RPG『シャイニング』シリーズの最新作にして、世界観や物語、キャラクターを一新している他、多彩な新システムも取り入れられている期待&注目作です。

 物語やキャラクターは別の記事で紹介するので、今回はバトルを中心に盛りだくさんなシステムを紹介します。プレイしてわかったおもしろさ、魅力をお届けできればと思います。

■アクション性が高いバトルの基本をチェック!

 バトルだけでも特徴的な要素が多数用意されている本作。シンボルエンカウント形式で、4人パーティのリーダーを操作して、バトルフィールドを自由に駆けめぐりつつ、○ボタンの通常攻撃・アタックと、△ボタンの特殊攻撃・ブレイクアタックに、フォース(いわゆる必殺技や魔法)を使い分けて戦っていきます。……こう書くと意外にノーマルなRPGだと感じるかもしれません。が、それは気のせいというもの。

『シャイニング・レゾナンス』 『シャイニング・レゾナンス』

 まずシンボルエンカウントですが、フィールドをうろついている敵キャラクターのシンボルに接触するとバトルが開始されます。まあ、当然というか、ごく普通ですね。でも、本作ではシンボルに接触すると、そのままシームレスにバトルに突入! 通常フィールドがバトルフィールドに早変わりします。その際、敵の背後から気づかれずに接触すると、敵が行動を開始するのが遅くなる“アドバンテージエンカウント”が発生する確率がアップし、逆に味方が敵に背後から接触されるとこちらが不利な“リスクエンカウント”が発生しやすくなります。

 敵はただうろついているのではなく、こちらを見つけると襲いかかってきます。敵の視界に入るとあっさり見つかるのはもちろん、背後から近づいても“音”で発見されるので、有利に戦闘を開始するのは意外に難しいです。なんというかMMORPGをプレイしているような気分を味わえます。実際、ボス戦でボコボコにされた後に、拠点の海楼都市マルガに戻る時などは、戦闘になったら全滅=ゲームオーバー確定という状況のため、超ドキドキしながら移動するハメに。スリル満点でした。ダッシュで移動すれば、自分からぶつかるヘマをしなければ、敵を回避するのはラクなんですけど、これはトップシークレットです!

『シャイニング・レゾナンス』 『シャイニング・レゾナンス』
▲敵シンボルに接触すると通常のフィールドがバトルフィールドになり、敵の仲間が出現してバトルスタート。近くに別のシンボルがある時は、敵が“リンク”して複数の敵パーティとのバトルになることも。ここらへんもMMORPGチックです。

 次にメインディッシュとなる実際のバトルですが、パーティのリーダーを操作してバトルフィールドを駆けめぐりつつ、○ボタンなどで攻撃して戦うのは、アクションゲームを遊んでいるような感じでかなり楽しいです。○ボタンを連続して入力すると、キャラクターによっては爽快なコンボを決められるうえに、“アタック”のどこからでも“ブレイクアタック”を使用できるのもいい感じ。ぶっちゃけてしまうと使用しても連続ヒットするとは限らないのですが、連続攻撃のどこで“ブレイクアタック”を繰り出すかを考えながら戦っていると、オリジナルのコンボを考える楽しさを味わえます。また、操作するキャラクターによって、戦い方がガラリと変わるのも楽しいです。

『シャイニング・レゾナンス』 『シャイニング・レゾナンス』

 なお、アクション性が高いといっても、ずっと敵を攻撃し続けられるわけではありません。“アタック”と“ブレイクアタック”を使用するとAP(アクションポイント)が減少。APは□ボタンで“ガード”していると回復しませんが、基本的に“アタック”などを行わなければ時間ともに回復します。つまり、敵を攻撃したあとは、必ずAPの回復を待つことに。ちなみに、待つというとテンポが悪そうなイメージですが、ご安心を。ムダに待つ必要はありません。敵を攻撃してAPが減少したときに頼りになるのが、MPを消費して放つフォースです。フォースは“アタック”などと違って使用してもAPが減少せず、さらに“アタック”と違うために、使用中もAPが回復するというオマケ(?)つき! もちろん、APが減っていなければ使えないわけではないので、まずフォースで攻撃してから“アタック”などを行うのもアリでしょう。

『シャイニング・レゾナンス』 『シャイニング・レゾナンス』
▲“アタック”と“ブレイクアタック”を組み合わせて攻撃。また、フォースはキャラクターごとに多彩なものを習得し、最大4つまでセットできます。敵に攻撃をヒットさせるとMPが回復するため、“アタック”などとフォースは相性バツグン。▲敵に“ブレイクアタック”とフォースの攻撃を当て続けると、行動不能になる“ブレイク”状態にすることが可能という要素もあるので、なるべくセットで使うのがよさそうです。

■変身や演奏などバトルの独自システムは満載

 バトルには他にも多彩な要素があります。その1つが、主人公・ユーマがドラゴンに変身する“竜装変化(トランスフォーム)”。これはユーマを操作している時しか使えませんが、能力が大きくアップするだけでなく、他の味方のフォース使用時の消費MPを減少するなど、強敵との戦いで非常に頼りになります。が、実は変身中は徐々にMPが減っていくことに加えて、“暴走”して操作不能になり、敵味方を区別なく攻撃するようになる可能性も。まさに諸刃の剣で、使うのをためらいそうな感じですが、ちゃんと救済措置(?)も用意されています。

『シャイニング・レゾナンス』 『シャイニング・レゾナンス』

 危険な一面もある“竜装変化”を安全に使うためのシステムが“B.A.N.D”です。ユーマの仲間は楽器でもある武器・竜刃器(アルモニクス)を使う竜奏騎士(ドラグナー)。そして“B.A.N.D”は、竜奏騎士にして歌巫女でもあるキリカの“聖印歌(ルーンソング)”に合わせて彼らが演奏することで、“APの回復速度がアップ”といった多彩な効果を得られるというもの。

 ぶっちゃけ、コレだけでも便利なのですが、“B.A.N.D”にはさらなる利点もあります。実は“B.A.N.D”中は“竜装変化”で“暴走”しなくなるうえに、ドラゴンでの攻撃のすべてで敵を“ブレイク”可能に。“B.A.N.D”の発動には“アタック”などでたまる“BPMゲージ”が必要ですが、“B.A.N.D”と“竜装変化”のセットは、強敵との戦いの“切り札”というか“必須”といってもいいカモ?

『シャイニング・レゾナンス』 『シャイニング・レゾナンス』
▲竜への変身と演奏はセットがいい感じ。また“B.A.N.D”はキリカをセンターにしておくと、ボーカル曲が流れ、衣装が変化する要素も。▲誰をセンターにするかによって演奏中の効果が微妙に変わるので、効果を重視するかキリカの衣装を取るかで悩みそう。個人的にはセンターはつねにキリカですが!

 バトルの注目要素は、まだまだあります。正直、ここですべてを紹介するのは不可能なほど。とりあえず、竜刃器の性能を変化させる“チューニング”と、バトル中に仲間がサポートしてくれる“共鳴(レゾナンス)”、さらに仲間に指示する“コンダクト”などは絶対に知っておきたいところですね。

 まず“チューニング”は、ユーマの竜鳴剣と竜刃器の性能を、“魔力を上げる”や“攻撃に追加効果を付与する”というように変化させるもの。キャラクターごとに複数用意されていて、特定のクエストをクリアすることで変更できる種類が増えていきます。例えば、攻撃の威力を上げるものと速度を上げるものでは、戦っているときの感覚がかなり異なるので、操作感が自分にマッチしているものにするか、ややクセはあるけど変化する性能を重視するかで悩みそうな予感。まあ、特定の“チューニング”でなければ倒せない敵はいない……と思うので、好みで選んでOKでしょう。

 次に“共鳴”は、各キャラクターの個性や特徴を表す“パーソナリティ”の組み合わせで結ばれる“キズナ”により発生。これが起きると、バトル中に各種能力を上げたり、回復してくれたりという、仲間の援護を受けられます。援護の効果は“キズナ”の種類によって変化する他、“キズナ”を深めることで発生確率がアップします。なお、“パーソナリティ”の変更や発生している“キズナ”の確認は、相関図のような“キズナダイヤグラム”で行えます。“キズナダイヤグラム”は、自分で各キャラクターの配置を変えられるので、文字どおり相関図を作る楽しみも味わえるのがポイントかと。

『シャイニング・レゾナンス』

 最後の“コンダクト”は、仲間に「回復して」といった指示を出すもの。本作は、バトルで操作するのはパーティのリーダーで、他の仲間はオートで行動します。そのため、ボス戦などでは“回復優先”などの指示が非常に重要。ダメージを受けてほしくない時は“攻撃禁止”という最終手段もアリです。なお、この指示にはパーティ全体用の“コンダクト”と、各キャラクター個別の“ソロ・コンダクト”の2種類が存在。“コンダクト”は戦闘中ずっと効果を発揮するのに対し、“ソロ・コンダクト”は単発で“コンダクト”に関係なく効果を発揮します。

 つまり、その気になれば“攻撃禁止”の中、特定の仲間にフォース攻撃を行わせるといったことが可能。アクション性が高い本作ではやや難しいのですが、パーティ全員を操作するコマンド選択式のRPGのように戦うことも不可能ではないのです。いや、個人的には不可能ですケド!

『シャイニング・レゾナンス』 『シャイニング・レゾナンス』
▲マルガの“調律工房”でしか変更できないものの、ザコ敵戦とボス戦で“チューニング”を変えるという使い分けも有効。また、選んだ“パーソナリティ”しだいで“キズナ”が生まれる“キズナダイヤグラム”もユニークです。

■特徴が異なる各キャラクターを一挙公開!

 多彩な要素がある本作のバトル。その一番のポイントは誰をリーダー=操作キャラクターにするかで戦い方などがまったく異なってくるところでしょう。実際、主人公ということで基本的にユーマをリーダーにしていますが、ボス戦などでユーマが戦闘不能になって他のキャラクターを操作する場合、どう戦うのがいいのかわからず困ったこともありました。というわけで、ここでは各キャラクターの特徴を紹介!

 ただ、主人公のユーマ以外は、そこまでやり込めていないので、あくまで印象程度に考えておいてください。やり込むことで使い勝手が変わってくる可能性もあるので!!

『シャイニング・レゾナンス』

 ユーマは、攻撃力の高さと攻撃範囲の広さが特徴。“チューニング”によっては素早い連続攻撃が可能で、かなりの爽快感を味わえます。フォースも、発動が速い範囲攻撃の“ラウンドスラッシュ”に、相手がダウンしているとダメージがアップする“クエイカースマッシュ”など、使い勝手のいい技がそろっています。竜に変身すると、攻撃速度的には大きな差はないのですが、未熟な“プログレス体”では通常の移動速度がかなりダウンするかわりに、APを消費しない高速ダッシュが使用できるように。さらに、パワフルさは大幅にアップ!

『シャイニング・レゾナンス』

 ソニアは、素早い突き攻撃がメインで、“敵から狙われやすくなる”といった仲間を守る技を習得するのが特徴。物語の途中で竜奏騎士として真の覚醒をするとドレスアップが可能になるのも魅力です。ただ、ドレスアップはソニアをセンターにして“B.A.N.D”を発動する必要があるようなので、キリカのドレスアップが見られなくなるというワナもアリ。この二択は個人的に厳しい!

『シャイニング・レゾナンス』

 キリカは、回復&補助魔法を多く習得する、パーティの頼れる回復役。肉弾戦は苦手なものの龍翼弓 コトノカグラによる遠距離攻撃が可能なので、回復魔法などを使って減ったMPを遠距離からの“アタック”で比較的安全に回復できるのがいい感じ。ただ、攻撃力は低いので、ダメージはあまり期待できない感じです。“B.A.N.D”でセンターにした際の効果に便利なものが多く、ドレスアップがあるのもうれしい!

『シャイニング・レゾナンス』

 リンナは、風属性のフォースが得意な魔法使い。攻撃魔法だけでなく、回復&補助魔法も習得するので、攻撃以外でも活躍してくれます。魔法使いなので接近戦は苦手なのですが、キリカと違って通常攻撃が遠距離攻撃ではないため、MPを回復するには肉弾戦を挑む必要があるのが困りもの。ユーマやソニアが狙っている敵を、横から安全に攻撃するといったテクニックが必要かも?

『シャイニング・レゾナンス』

 アグナムは、爆炎の魔術師だけに炎属性の魔法が得意。そのうえ、ユーマほどではないものの、フォースも含めて肉弾戦もイケるのが特徴です。反面、リンナのように回復魔法は習得しないので、攻撃役兼回復役として活躍するのはムリそう。フォースによっては“跳ぶぜ!”、“響かせるぜ!”など名称がストレートなのも魅力!?

『シャイニング・レゾナンス』

 マリオンは、龍眼砲 バルモニウムによる遠距離攻撃が特徴。通常攻撃は威力が特別高いというわけではないですが、フォースは技によっては強力です。さらに接近戦用のフォースも習得。ただ、メインは遠距離攻撃なので、敵に接近されないように戦う必要があるかと。なお、大砲を持った攻撃役と思わせて、実は貴重な戦闘不能を回復する魔法を習得します。遠距離攻撃がメインで敵に近づくことが少ない=ダメージを受けることが少ないので、強敵戦で頼りになる予感。

『シャイニング・レゾナンス』

 レスティは、龍牙槍 フェングルートを使った接近戦が得意なうえに、回復魔法なども習得する万能タイプのキャラクター。さすがはエルフの王国の騎士団長といったところでしょうか。いわゆる勇者タイプな感じで、ある意味では、ユーマより主人公らしい感じ。ただ、武器が槍で攻撃の多くが直線的ということもあり、個人的には肉弾戦はユーマのほうが戦いやすいです。ここはあくまで個人的な感想なので、個人差はあるかと思いますが。

■バトル以外の要素も充実! 2人きりの“ナイトイベント”にドキドキ!!

 さて、バトルを中心に本作の魅力的な要素の数々を紹介してきましたが、当然のことながら、バトルの他にも注目要素は盛りだくさん。仲間との夜の会話が楽しめる“ナイトイベント”から、冒険に役立つ“錬金工房”、住人からの“依頼”など、主にマルガの街で味わえる要素をピックアップして紹介します。

『シャイニング・レゾナンス』 『シャイニング・レゾナンス』

 まず“ナイトイベント”は、街にいる仲間を□ボタンで“見つめる”と発生。お断りされることもありますが、OKしてくれたあとに宿屋で“休む”と2人きりで夜の会話を楽しめます。これにより仲を深めることができ、場合によっては“デート”の約束をできることも。

 この“デート”は、約束をした後に“見つめる”とスタート。2人で一緒に街中を移動できるうえに、特定のポイントではイベントも発生します。ちなみに、この“2人で移動”というのがポイント。通常、街の外はパーティ全員で移動しますが、街の中はユーマ1人で移動します。そのため、文章でも写真でも伝えるのは難しいというか不可能なのですが、2人で移動できるというのは非常にスペシャルなことなのです!

『シャイニング・レゾナンス』 『シャイニング・レゾナンス』

 しかも、2人で移動するときはダッシュは不可能という特別仕様。もう、イロイロたまりません!! あ、ちなみに“見つめる”はフィールドで休む“キャンプ”でも可能です。操作するのはユーマですが同性のアグナムやレスティを“見つめる”ことも可能です……個人的にはキリカLOVEですが!!

『シャイニング・レゾナンス』 『シャイニング・レゾナンス』
▲見つめて約束した後、休むことで夜の会話が発生。仲よくなっていくにつれて見つめた時の反応も変わっていくので、まるで恋愛ゲームを遊んでいるような感覚に。
『シャイニング・レゾナンス』 『シャイニング・レゾナンス』
▲2人で移動することのスペシャル感を伝えられないのが残念。ぜひ実際にプレイして味わっていただきたい! 街中に点在するポイントではイベントも発生します。

 街にある“錬金工房”や“キャンプ”では、材料を用意することで各種アイテムやスキルピースの作成が可能です。仲間に指示を出す余裕もないほどのピンチでは、アイテムは最高の回復手段なので、それをお店で買わずに作成できるのは意外に重要です。

『シャイニング・レゾナンス』 『シャイニング・レゾナンス』

 スキルピースは、“チューニング”にあるスロットにはめることで攻撃力が上がるなどの、さまざまな効果を得られるもの。この効果も、能力アップだけでなくブレイク効果を高めるものもあり多彩なので、いろいろ作ってセットしておきたいところ。なお、お店で買えるスキルピースもありますが、貴重品は“錬金工房”でしかゲットできない点もポイントです。

 クエストは、マルガの住人はもちろん仲間からも受けられます。“特定の敵を倒す”、“アイテムを持ってくる”など、さまざまな種類がある他、複数回受けられるものであれば、クリア後に宿屋で休めば、すぐに受けられるのもうれしいところ。クエストによっては、クリア時にレアな報酬をゲットできます。

 なお、クエストを受けられる場合、依頼者に専用のアイコンが表示されるので、受けられるかわからない状態で住人と会話することにはなりません! このアイコンは、ストーリーが進行するイベントの発生場所や、イベントが発生する住人など、さまざまな場面で専用のものが出現する親切設計になっています。

『シャイニング・レゾナンス』 『シャイニング・レゾナンス』
▲“錬金工房”では、材料とお金を用意することで、高性能なスキルピースや貴重なアイテムを入手可能。ただ、作成可能なアイテムとして表示されてはいるものの、物語を進めなければ材料を入手できない場合もアリ。▲クエストは、巨大モンスターを倒すものから“探索ポイント”でアイテムを採取するものまで、その内容はさまざま。複数受けることも可能なので、受けられるものはすべて受けてOKです。

■簡単には遊び尽くせないボリューム満点! この冬の注目RPG!!

 把握するのがたいへんなほど多彩な要素がある本作。例えば、天候の“天象”やいわゆる“ガチャ”の“ラッキーエッグ”などもあります。霧だと“アドバンテージエンカウント”を狙いやすいこともあり、できれば知っておきたい要素です。まだ配信前なので詳細は不明ですが、街にはダウンロードコンテンツに関係すると思われる住人もいたりして、ホント、どれほどの要素があるのかわからないほど。しかも、それだけ内容が充実しているといっても、物語を進めるだけならばストーリーアイコンがある場所を追いかけていればOKと、親切で遊びやすいのがたまりません。また、それぞれの要素も少しずつ増えていくので、「多すぎてわからない!」とはなりません。

 ただし、じつは本作はかなり“ガチ”なRPGで、ザコ敵はともかくボス戦はしっかりレベルを上げてから挑まなければあっさり負けることもあるほど。アクションゲームさながらに戦いつつ、状況に応じて指示も出すというのは意外に忙しい&難しいので、非常に遊び応えがあるRPGといっていいでしょう。RPGが好きな人はもちろん、難易度が低めの“ぬるゲー”は物足りないという人にもピッタリの作品かと。ちょうど冬休みも迫ってきているので、ゆっくりじっくりプレイするのがオススメです!!

(C)SEGA

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