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2014年12月30日(火)

歴代キャラが集結する『エンペラーズ サガ』のカオスなストーリーをまとめて紹介!

文:ごえモン

 時空を越えて歴代の『サガ』キャラクターが集結するiOS/Android/フィーチャーフォン用RPG『エンペラーズ サガ』。GREE版の配信から2年が経過し、3代にわたって描かれてきたオリジナル皇帝の物語もクライマックスを迎えました。

『エンペラーズ サガ』

【サガ最新作の情報も掲載中】

 私は『エンサガ』プレイ歴1年ほどの新参皇帝ではありますが、本作の魅力の1つに“オリジナルのキャラと歴代の『サガ』キャラが集まってつむがれる、ごった煮&カオスでちょっぴり変なストーリー”があると勝手に思っています。

 ぜひ、一度『サガ』ファンにストーリーを体験してほしいのですが、配信から2年が経ち、もうすぐ第3章が完結します! ……なんて言われると、今から始めるのはなかなか敷居が高いと思うんです。

 というわけで、皆さんにこれまでのストーリーを簡単に紹介していきます。連載第1回では、第1章“白銀の皇帝篇”最初のイベント“灼熱!大密林の火術要塞!!”~4回目のイベント“惨劇!最終皇帝、誕生の時”の内容を私が独自に要約してお届け!

【エンペラーズ サガのあらすじ】

 舞台はさまざまな世界が入り混じった世界“カオスポリス”。何者かに封印を解かれた“破壊するもの”により、世界は未曾有の危機を迎えていた。“破壊するもの”が放った“闇”に侵された七英雄の1人・グジンシーは、バレンヌ帝国にあるアバロン城を襲撃し、ソウルスティールによって皇帝・ラァトゥムの命を奪う。ともにクジンシーと戦っていた息子の“白銀の皇子”は、伝承法によって“白銀の皇帝”に即位する。

 闇に侵されていなかったロックブーケの助力により、“白銀の皇帝”とシティシーフの“キャット”はなんとか逃げ延びるも、バレンヌ帝国は滅びてしまう。“白銀の皇子”は、祖国の復興と“破壊するもの”の撃破を目指し、立ち上がった。

■各イベントの展開をかいつまんで紹介すると……

・【01】灼熱!大密林の火術要塞!!

 四魔貴族・アウナスと相打ちになった雪だるまを救うため、次元転移装置を使って過去の火術要塞を目指す。

・【02】純白!氷銀河の雪だるま!

 雪だるま救出ストーリーの後編。

・【03】血闘!七英雄とともに!

 アバロン城襲撃の前夜に飛び、七英雄と協力して“破壊するもの”の目覚めを止めようとするストーリー。

・【04】惨劇!最終皇帝、誕生の時

 クジンシーがアバロン城を襲撃した理由や“破壊するもの”の封印を解こうとする敵のバックボーンが明らかに。

■第1章のメインキャラクターを紹介

『エンペラーズ サガ』
▲白銀の皇帝(主人公):父である先王を殺され、即位した若き皇帝。“破壊するもの”の目覚めによって、カオスに囚われた世界に生きる。
『エンペラーズ サガ』
▲キャット:シーフギルドのリーダー的存在である女盗賊。正統派の義賊を目指している。
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▲ロックブーケ:七英雄の1人。男を誘惑し、味方につける力を持つ。七英雄の1人・ノエルの妹。
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▲エメラルド:皇帝に代々仕える宮廷魔術師の1人。ジェラールに火の術法を伝授した。

■第1章“白銀の皇帝篇”プレイバック(第1回)

【01】灼熱!大密林の火術要塞!!

 多次元の世界が混ざってしまった“混沌の世界”を元に戻すためには、“破壊するもの”を撃破しなければならないとロックブーケは語る。しかし“破壊するもの”を倒すためには、四魔貴族・アウナスと相打ちになった“雪だるま”の存在が必要不可欠とのこと。白銀の皇帝たちは、ヒラガが偶然発明した“次元転移装置”を使って、過去の次元の雪だるまを救いに向かう。

『エンペラーズ サガ』
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 歴史を変えるために過去にやってきた白銀の皇帝たち一行は、罠にかかったゴブリンを助けたりしながら、ジャングルの最奥にあるという火術要塞を目指す。しかし、何者かの呪いによってジャングルが迷いの森と化していた。このままでは全滅を免れない。ロックブーケは、過去に火術要塞を攻略したカーソン姉妹(エレン、サラ)を次元転移装置で送り、皇帝たちを救う。

『エンペラーズ サガ』
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 カーソン姉妹の助言によって妖精から正しい道を教わった一行は、道の途中で“サラの髪飾り”を発見する。エレンによると、かつてサラが落としたものだという。だとしたら、過去の次元のエレンたちはすでに要塞にたどり着いているかもしれない。もしかしたら、雪だるまはすでに……。

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 助けられ、“キャット大好き軍団”を結成したゴブリンたちにピンチを救われたり、アウナスの幻術によって作られた雪だるまの罠を見破ったりしながら進み、ついに一行は火術要塞にたどり着く。急ぎ最深部に向かった皇帝たちを待っていたのは、永久氷晶によりアウナスと相打つ雪だるまの姿だった。

 雪だるまを救えなかった皇帝たちは、再び次元転移装置に乗り込み、雪の町へ向かう。今度こそ彼を救うために。

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【02】純白!氷銀河の雪だるま!

 白銀の皇帝一行は、雪の町で出会った雪だるまに家臣となってほしいと頼むが、断られてしまう。去ってしまった彼を追いかけると、猛り狂うドラゴンと戦闘中の雪だるまを発見。戦闘によってボロボロになりながらも、彼は魔物にさらわれた恋人を救うために戦っていること、自分1人の戦いであることを告げる。

『エンペラーズ サガ』
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 雪だるまは命がけで大切な人を守ろうとしてる。彼が求めない限り、その戦いを奪うことはできない……。そう一行が思案しているうちに、再び雪だるまが姿を消してしまった。そんな時、突如として氷銀河を炎が包み込み、別の雪だるまたちを熱で溶かしてしまう。なんと、“混沌の世界”に存在するアウナスが、次元転移装置を使って白銀の皇帝たちを追ってきていたのだ。

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 再び見つけた雪だるまは、アウナスの炎によって今にも消えてしまいそうな状態だった。彼はさらわれた恋人のことをあきらめないと言いつつも、もしも自分が消えてしまった場合は恋人に“忘却の水”を飲ませ、自分との記憶を消してほしいと懇願する。

 白銀の皇帝は、そんな彼にただひと言「力を貸してくれと言え!」と伝える。少しの迷いを見せた後、彼は白銀の皇帝に助力を請う。その申し出を待っていた皇帝は、永久氷晶を使って雪だるまを回復。ともにアウナスを撃破して恋人を救う。そして、“破壊するもの”を倒すために雪だるまと一緒に別の次元へ旅立った。

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【03】血闘!七英雄とともに!

 “闇”に侵されたクジンシーによるアバロン城襲撃の前日。“破壊するもの”の目覚めを阻止するため、七英雄はアビスの核(コア)へ赴いていた。しかし、あと一歩のところで“破壊するもの”の復活を企む何者かに敗北してしまったという。ロックブーケは、白銀の皇帝が加われば奴に勝てるかもしれないと、一行をクジンシーによるアバロン城襲撃の前夜に送った。

『エンペラーズ サガ』
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 “破壊するもの”が封印されている“最果ての洞窟”に送られた白銀の皇帝たちは、ロックブーケの助言のもと、洞窟内で散り散りとなった七英雄たちを捜すことに。無事にノエル、ボクオーン、スービエを仲間にし、クジンシーとも出会えた白銀の皇帝だったが、アバロンを襲撃し、父を殺したクジンシーを許せないでいた。しかしこの次元のクジンシーは、まだ“闇”に侵されておらず、父も殺されていない。そうロックブーケに諭され、不満を飲み込み、復讐よりも過去改変を優先することに。

『エンペラーズ サガ』
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 クジンシーによれば、“破壊するもの”を目覚めさせようとする魔物の名は“黄金の帝王”。“破壊するもの”を目覚めさせようとする理由は不明だが、奴の目覚めによって世界が混沌に落ち、時空が歪められ、あらゆる者の自我と記憶が壊されてしまうという。

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 次に出会ったのは、七英雄の将・ワグナスだった。彼は、洞窟内で黒焦げになっていたゴブリンの死体を見て、デイブレードという名の大剣が放つ“太陽光線”によるものだと見抜く。デイブレードを装備できる者は、この世に1人だけだというが……。

『エンペラーズ サガ』

 ダンターグを仲間にし、再び七英雄が集結した。しかし、“破壊するもの”が目覚めるまで一刻の猶予もない。七英雄たちは一体化し、“黄金の帝王”を止めるために先に洞窟の最深部へと向かう。去り際に、「エメラルド、キャット……“黄金の帝王”と同じ次元に生きたお前たちなら、奴の正体と力が解るはずだ」という言葉を残して。

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 七英雄に追い付くと、そこで待っていたのは一体化した七英雄を退けた“黄金の帝王”だった。エメラルドは、“黄金の帝王”の正体が別次元の“最終皇帝”だと知って衝撃を受ける。“黄金の帝王”は、神が生み出した存在は神のもとを離れれば暴走する。白銀の皇帝の顔を見に来ただけで、今は殺さないという意味深な言葉を残してその場を去った。一行は、“破壊するもの”の復活を阻止するため、“黄金の帝王”よりも早く最深部“アビスの核(コア)”にたどり着くことを目指す。

『エンペラーズ サガ』
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 重傷を負いながらも、クジンシーとワグナスは“黄金の帝王”の強さの秘密が七英雄と同じ“吸収の法”だと気付く。姿が変わっていないことから、七英雄をも超える能力であり、数万の魔物の力を潜ませているかもしれないという。

 絶望的な進軍を続ける一行を“破壊するもの”が放つ闇の瘴気が襲う。闇の瘴気は普通の人間では耐えられないほどの猛毒となり、キャットを仮死状態にしてしまった。そして再び現れた“黄金の帝王”は、“破壊するもの”を目覚めさせるためには七英雄の力が必要であり、そのために自分が吸収したこと、目覚めを止めようとしていた七英雄こそが封印を解くカギだったことを明かす。

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 闇の瘴気が漂う中で進軍を続けていると、エメラルドまでも仮死状態となってしまう。ノエルによれば、2人の命は長くは持たないが、“吸収の法”を使って闇だけを取り込めば助かる可能性があるかもしれないという。ノエルの考えを否定するスービエとダンターグだったが、グジンシーは未来で白銀の皇帝の父を殺した罪を償うと言い、2人の闇を吸収してしまった。

『エンペラーズ サガ』
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 闇に侵され、正気を失ったクジンシー。これが、アバロン城襲撃に至る経緯だったのだ。白銀の皇帝は、自分の無力こそが父を殺した原因だったことに苦悩するも、すべての元凶だとわかった“黄金の帝王”を必ず倒すと決意を新たにした。しかし時すでに遅く、“破壊するもの”が目覚めてしまう。“黄金の帝王”は再び「今は殺さない」という言葉を残して、一行の前から姿を消した。

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【04】惨劇! 最終皇帝、誕生の時

 “黄金の帝王”は、かつて残虐なる七英雄を倒して世界に平和をもたらした救世主“最終皇帝”だった。そんな彼がなぜ“破壊するもの”を目覚めさせたのか? 白銀の皇帝たちは、“黄金の帝王”の過去を暴くため、別次元にある“浮遊城”へと向かった。

『エンペラーズ サガ』
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 “浮遊城”は、過去を暴かれたくない“黄金の帝王”の術によって時空が歪められていた。いずれ、時空が吹き飛び一行もろとも消滅してしまうという。急ぎ“浮遊城”の上層部へと進むと、別次元の“キャット”と出会う。彼女は、“最終皇帝”が“破壊するもの”を目覚めさせようとする“邪神”を倒すため、優秀な家臣を集めていること、“浮遊城”が“邪神”との決戦の地であることを白銀の皇帝たちに告げた。

『エンペラーズ サガ』

 過去の体験により、別次元の“キャット”の言葉が信じられない一行。そんな時、“黄金の帝王”の術が発動し、時空の消滅までのカウントダウンが始まった。空間に亀裂が走り、世界は色を失う。そして、白銀の皇帝の意識が肉体を離れ……気付くと、“邪神”を倒そうとする“最終皇帝”の肉体に意識が宿っていた。

『エンペラーズ サガ』
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 別の肉体に宿った白銀の皇帝が見たものは、強い絆で結ばれた“最終皇帝”と家臣たちとのやり取りだった。この次元の“最終皇帝”は、仲間を大事にし、平和を願い、“邪神”を倒そうとしている。こんな人間がどうしてあんなことを? 白銀の皇帝は戸惑いを覚えていた。

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 “最終皇帝”が豹変した理由はすぐに明らかとなる。“邪神”を倒すために集めたはずの家臣が皆殺しにされたのだ。彼は自らを救世主だと過信した結果を恥じ、力を求めた。“邪神”を討って暗黒の力を吸収し、さらには“破壊するもの”の力までも吸収しようと目論んでいた。

『エンペラーズ サガ』
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 “浮遊城”の最上部にたどり着くと、“最終皇帝”は“邪神”の力を吸収して“黄金の帝王”となっていた。“黄金の帝王”はあらゆる次元に存在し、数多の邪悪な魔物を吸収しながら力を高め、完全に覚醒した“破壊するもの”を取り込むことで、創造神をも超える力を手に入れるのだという。白銀の皇帝に自分の目的を告げ、“黄金の帝王”は一行の前から姿を消す。白銀の皇帝たちの本当の戦いが、今始まろうとしていた。

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