小野友樹さんのちょっと切ない幼なじみエピソードも掲載! 『SACRIFICE Vol.2ユキ』インタビュー完全版
不思議な世界“SACRIFICE(サクリファイス)”で、6人の幼なじみととびきりピュアな初恋を体験できるシチュエーションCD『SACRIFICE』。シリーズ第2弾で芹河ユキを演じた小野友樹さんの収録後インタビュー完全版をお届け♪ 誌面に掲載しきれないほど、作品への思いを熱く語って頂きました!
――ユキや物語について教えてください。
器用そうに見えてなかなか素直になれないユキですが、本当はとても素直な子なんです。主人公と再会できてうれしいはずなのに冷たい態度をとるなど、それにはちゃんとした理由があります。それはお話のなかで描かれていくので、ぜひCDを聴いていただきたいですね!
大人ぶった態度をとっていますが、根っこは本当にいい子で、いい意味で子どもぽいなと思いました。ちょっと背伸びして無理してしまうところも含めて、愛しいキャラクターでした。
――物語の舞台となる「SACRIFICE」という世界観についてどう思いますか?
このプロジェクトの立ち上げのときから、“ゆーたくII”とRejetさんとのコラボということで、世界観設定をいっしょに作らせていただいたりしていましたが、とてもメッセージ性のある世界だなと思いました。詳しくは言えませんが、シリーズを最後まで聴いていただけると「SACRIFICE」の秘密が少しずつ明らかになっていくと思います。最後まで追いかけていただけるとうれしいです。
――「SACRIFICE」の住人は、主人公に触れられないですが、そのあたりの切なさはいかがでしたか?
もどかしさみたいなものを感じますよね。触れられないことにも理由があって、それでわかってしまうこともいろいろあるので……。本当は言ってしまいたいですが、今は言えないんです。「とにかく切ない! なぜなら!?」というのをお楽しみに(笑)。
――今回、キャスティングにもかかわっていることと、ドラマパートではほかのキャスト様と収録されたそうですが、ご一緒されていかがでしたか?
ぜひ一緒に! ということで、みなさまに声をかけさせていただきました。快く引き受けていただけたので、うれしかったです! スケジュールの関係もあって、6人全員が揃うことは難しかったですが、何人かの先輩とは一緒に収録することができて本当にありがたかったです。それぞれのキャラクターに、まさにコレだ! という感じで声をあてられていました。
大好きなみなさまにお願いして、一緒にお仕事ができる、こんなに幸せなことはないです。声優冥利に尽きるなと思いました。このCDを聴いていただいて、ファンの方にも僕と同じように「このキャスティング最高だよね!」と感じていただければなと思います。
――ご自身がキャスティングにかかわった、キャラクターの声を聴いてイメージ通りでしたでしょうか?
今の段階では浪川さんの演じるアランと、下野さん演じるユージンしか聴けていませんが、ユージンは「もうやめてくれー!」というくらいカワイイです(笑)。アランは、浪川さんがこれ以上ないほどにバシッと決めてくださいました。こういう雰囲気でとお願いはしていたのですけれど、そこを越えていただけて本当に素晴らしかったです! 楽しく収録させていただきました。
――「サクリファイス」は犠牲という意味ですが、最近犠牲にしていることはありますか?
し、脂肪……? 犠牲というか、ダイエットしているだけですけど(笑)。スイーツを食べることを我慢して、ダイエットしています。そこそこ成果も出ております。
――では、間食はしていませんか?
しています(笑)。ただ、多少減らしてはいます。昨日もそうでしたが、我慢できないときは一気に食べちゃうので気を付けないといけません(笑)。自転車にも乗っているので、そこで運動を取り入れています!
――幼なじみのエピソード、憧れなどありますか?
幼なじみはいないのですよ。全力であこがれます!! 親が転勤族だったので、引っ越すたびに幼なじみであったであろう友だちともかかわりがなくなってしまって……。小さいころだと携帯電話もないですし、連絡手段が難しいですよね。
――『SACRIFICE』は幼馴染たちが主人公にラブレターを送っていたことがカギとなる作品ですが、ご自身の手紙にまつわるお話があればお聞かせください。
限定版のフリートークでも触れましたが、僕が引っ越したときに初恋の女の子と何度か手紙のやりとりをしていました。そのとき、2往復目の手紙で「私にも好きな人ができたんだ」って書いてあったんですよ(笑)。今にして思えば、どういう意図のメッセージだったんでしょうね? 忘れてくれということなのか、また別に意味があったのかはわかりません……。
――ちなみに、ラブレターを書いたことはありますか?
ラブレターはないですね! 手紙交換止まりです。そういえば、いとことも手紙のやりとりしていました! 手紙を通してドラゴンボールのカードを交換していました。
――手紙といえばファンレターもいただくことが多いと思いますが……
そうですね。たくさんいただいているので、ありがたいです! 少しずつではありますが、ちゃんと読んでいますよ。この間はちょうど半年前にいただいたお手紙を読みました。じょじょに追いついていっています。
――最後に、発売を楽しみに待つファンへメッセージをお願いします。
今回、ゆーたくIIとRejetさんとのコラボということで、『SACRIFICE』という作品を一緒につくらせていただきました。すべてのお話それぞれに、隠された秘密や、キャラクターの魅力が描かれていくので、1つと言わず全部聴いてほしいです!
役者も僕と拓也でお願いしたみなさまなので、シリーズを追いかけていただけるとうれしいです。すべて聴いていただけると、次の展開が待っているかもしれませんよ?(笑) また違った形の『SACRIFICE』をお見せできるかもしれないので、ぜひ聴いてください!!
(C)2014 Rejet
データ