2014年12月25日(木)
十階堂一系先生が執筆する、電撃文庫『十三矛盾の魔技使い(ソルヴァナイト)』の紹介記事をお届けします。
“魔技”――それは世界を変える技術。
その最先端を走る学園の首席称号“ソルヴァナイト”こそは、魔技の世界のトップ層であることを、最上の魔技使いであることを、何より雄弁に証明する。しかし、本年の学年最優秀生徒たる順位を得た生徒が――十三人も!?
さあ、たった一人だけが勝ちぬけられる泥試合が始まる。十三の矛盾が激突する、生き残り競争が始まる。才能が集う驚異の世代“上澄みの集中”。その真のトップを巡って、天才たちの天災的な大乱闘が、今始まる――!
魔力による学園バトルが読みたいという読者に、オススメの新作ノベルがこちら! 舞台となるのは、魔技(マギ)と呼ばれる奇跡の能力を習得する日本屈指の超エリート校――ソルヴァ三道魔技学園。この学園では学期末テストの最優秀者を“ソルヴァナイト”として称え、数々の特権を与えています。ところが、今年の1学年は“上澄みの集中”と呼ばれるほど天才達が集っており、満点を出した生徒が13人も……。
そこで校長が取った行動は、13人の生徒を直接戦わせ、真のソルヴァナイトを1人選出しようというもの。13人は特殊な屋外グラウンドを戦場に、マジックガン(魔銃)とお得意の魔技を1つだけ使ったバトルロワイヤルに挑みます。
友達同士、ライバル関係、恋愛感情、上昇志向……。さまざまな人間関係と思惑が絡む中、誰がどのような方法で最後の1人まで生き残るのか。華麗な魔技と頭脳バトルに注目です!!
また、本作は13人の視点で描かれたモノローグで物語が進んでいくのもポイント。登場人物たちがバトルに挑む心境がストレートに伝わってくる構成になっています。お気に入りのキャラクターを応援しながら読むのもオススメです!
13人の登場人物の行動が影響し合い、バトルが進んでいく本作。生徒たちの性格がそのまま魔技のチョイスにも反映されており、真のトップを選ぶバトルロワイヤルを盛り上げてくれます。限定された空間の中に多くの学生たちが押し込められ、総当たり戦が避けられない状況下。よく知った同級生13人だからこそのアクシデントもあり。
電撃文庫ファンとしては、男子生徒に交じって戦う女子生徒6人の活躍にも注目!! 奥ゆかしい大和撫子の雪流奈々(ゆきながれなな)、巨乳すぎて男子の視線を集める八切なつめ(やつぎり)、茶髪ギャル系のツンデレ少女・沢里十二衣(さわりかさね)、好きな人は束縛したい系の西間天狐(にしまてんこ)、寡黙なクールビューティーの給黎敬人(きゅうれいけいと)、内気でオドオドしている小動物系の小牧柚(こまきゆう)……。
この豊かすぎる個性!! 戦いの結末とは別に、女の子同士の交流も気になります! 口絵にある下着をまとった6人のピンナップポスターをチェックして顔を覚えてね♪
(C)十階堂一系/KADOKAWA CORPORATION 2014
イラスト:雛咲
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