『大逆転裁判』ステージでイケメン弁護士“亜双義一真（あそうぎかずま）”がお目見え！ 日本の法廷も初公開

文：まり蔵

　本日12月20日、千葉・幕張メッセで開催されている“ジャンプフェスタ2015”のカプコンブースにおいて、2015年発売予定の3DS用ソフト『大逆転裁判 －成歩堂龍ノ介の冒險－』のスペシャルステージが開催された。

　イベントには、本作のプロデューサーである小嶋慎太郎さんとディレクターの巧舟さんが登壇。『大逆転裁判』の概要を説明した他、実機を用いたデモプレイを披露した。

▲小嶋慎太郎プロデューサー（写真左）と巧舟ディレクター（写真右）。

　本作の舞台は、現在から100年ほどさかのぼった明治時代。巧ディレクターによると、「裁判のシステムができた始まりの時代です。新しい何かが始まるドラマチックな時代ですね」とのこと。舞台の説明に続いて、登場キャラクターの紹介が行われた。

▲本作の主人公・成歩堂龍ノ介（なるほどうりゅうのすけ）。とある事情で弁護士を目指す留学生だ。

▲未熟な龍ノ介をサポートする法務助士の“御琴羽寿沙都（みことばすさと）”。

　小嶋プロデューサーが今回の目玉と言うキャラクターが、世界的に有名な探偵“シャーロック・ホームズ”。「いつかホームズさんと仕事がしてみたいと思っていた」と語る巧ディレクターは、「なかば勝手に企画書に書いてみたら、ホームズさんがいらっしゃってくださいました」と話し、観客を笑わせていた。また“アイリス・ワトソン”については、「ホームズファンの方は言いたいことがあるでしょうけど……（巧ディレクター）」、「でも『大逆転裁判』ということで！（小嶋プロデューサー）」とそれぞれコメントしていた。

▲言わずと知れた世紀の大探偵“シャーロック・ホームズ”。

▲医学博士で文学にも精通する天才少女“アイリス・ワトソン”。

　ここで、新たに公開されたばかりのキャラクター“亜双義一真（あそうぎかずま）”の紹介に。大学生にして弁護士でもある優秀な司法留学生の亜双義は、「どこにいても風が巻き起こる熱い男（巧ディレクター）」で、成歩堂を助けてくれる頼もしい大親友とのことだ。

▲風にたなびく赤いハチマキがカッコイイ“亜双義一真”。

　キャラ紹介が終わると、巧ディレクター自身が実機をプレイしながらゲームシステムを解説。本作は、事件現場を操作して証拠品や証言を集める“探偵パート”と、証拠品や証言を駆使して証人の矛盾を突く“法廷パート”の2つで構成される。巧ディレクターは「自分で証拠品を集めて裁判で活用する、セルフサービスのようなシステムです」と説明していた。

　今回巧ディレクターがプレイしたのは、初公開となる日本の法廷でのシーン。とある容疑をかけられた成歩堂を、亜双義が弁護するという場面だ。「当然、成歩堂は無罪なんですけど……」と話す小嶋プロデューサーに対して、巧ディレクターは「ちょっと～、ネタバレは困りますね～」と突っ込んでいた。

▲成歩堂が容疑者となり、亜双義が弁護を務めるこの裁判、なぜか“極秘裁判”とのこと。成歩堂は何をやらかしたのか……。

▲検事席には、いつもおなじみのあの人が裃（かみしも）姿で登場。

▲今回の法廷の証人は、軍人と骨董屋。証人尋問では複数のキャラクターから話を聞くことに。

▲成歩堂とホームズが2人で推理する“共同推理”というシステムも用意されている。

　ステージの最後には、「名探偵と弁護士の化学反応が楽しめます。年明けからどんどん情報を出していきますので、楽しみにしていてください（小嶋プロデューサー）」、「ゲームのほうは今最終調整をしていて、今日も心ここにあらずといった感じです。ぶっちゃけ大変ですが頑張っていきますので、応援よろしくお願いします（巧ディレクター）」と2人からメッセージが送られた。

▲ステージ終了後に、成歩堂、寿沙都、ホームズの掛け合いが楽しめるスペシャル映像が上映された。

▲カプコンブース内では、『大逆転裁判』の試遊をすることができる。本日は整理券制となっていて、午後には配布が終了していた。

■“ジャンプフェスタ2015”開催概要
【開催日】2014年12月20日、21日
【時間】9：00～17：00（最終入場は16：30）
【場所】幕張メッセ　国際展示場・展示ホール1～8（千葉県千葉市美浜区中瀬2-1）
【入場料】無料、自由入場制

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