『VF3tb』大会“3on3 ミカド杯”で悟李羅が2連覇を達成。この男はやはり強い！

文：ゴロー

　本日12月21日、都内の高田馬場ゲーセン・ミカドで3D対戦格闘ゲーム『バーチャファイター3tb』の3on3大会が開催されました。

　前大会と同様、懐かしの面々が集い、異様な空間と化していたミカド。お祭り気分で参加する人もいれば、大会当日まで調整して仕上げてきた人もいて、試合内容からその差が如実に表れていました。ちなみに自分も、強そうなチームにほぼ飛び入りみたいな形で参加しています。

●『バーチャファイター3tb』3on3大会 ミカド杯（エントリー20チーム）

　大会は、まず3チームブロックで予選を行い、決勝トーナメントに出場する8チームを決めます。前大会覇者の悟李羅☆影助率いる“プリクラ”をはじめ、ちび太率いる“パロパロファミリー”や闇よだれ率いる“シングル先生”が、予選で敗れてプレーオフ行きといった波乱も。

　また、エントリーリストを見て気づいた人もいるかと思いますが、今大会にふ～どやこえどといった『バーチャファイター5 ファイナルショーダウン』のトッププレイヤーも参加しています。『VF3tb』を最近やり始めたという2人が、どんなプレイを見せてくれるかにも注目が集まりました。

▲予選は、1位なら問答無用で決勝進出、2位にも敗者復活のプレーオフで這いあがるチャンスがあります。

▲気になるふ～ど＆こえどの実力は、かなりのものでした。知識こそあまりないものの、『VF4』から培ってきた勝負強さは健在。ふ～どに至っては、あの闇よだれを倒しています。

▲電撃オンラインの編集長も、旧知の仲である闇よだれ＆矢永と組んで、密かに参加しています。たまには息抜きしないとね。		▲自分の所属する“ぼったくられのプロ”は、りかちゃん＆けんしろうのおかげで決勝進出。あいもかわらずチームメイトの足を引っぱるオレって……。

　決勝トーナメントは、すけるとんvsザ・ゲリラの身内対決や全大会決勝戦と同じ悟李羅☆影助vs闇よだれなど好カードが目白押し。そんな激戦をくぐり抜け、見事決勝に上り詰めたのは“サザンクロス”と“プリクラ”。“プリクラ”は悟李羅☆影助の『VF3tb』大会2連覇がかかっています。

▲自分らの“ぼったくられのプロ”は、チームメイトの奮闘もむなしく準決勝敗退。2人とも、こんなダメダメなオレと組んでくれてありがとう！

　“サザンクロス”vs“プリクラ”の決勝戦は、不調だったエドモンド鷹嵐がここにきて大爆発。こえど、ダビを立て続けに倒し、大将の悟李羅☆影助を引きずり出します。

▲独特なプレイスタイルと数々の発言で、会場を湧かせていたエドモンド鷹嵐。昔からそうですが、『バーチャ』の大会って実力云々だけでなく、会場を味方につけるかどうかも重要な気がします。

▲悟李羅☆影助はここ一番でとてつもない集中力を発揮し、人間技とは思えないプレイでギャラリーを驚かせます。

　エドモンド鷹嵐がそのまま優勝を持っていくかと思われましたが、悟李羅☆影助の粘り強さが光って3タテを阻止します。ここから悟李羅☆影助の怒涛の快進撃が始まり、マスク・ド・ヒジテツ、ザ・ゲリラを立て続けに破ってまさかの逆転勝利。“プリクラ”の優勝と同時に、悟李羅☆影助が『VF3tb』大会2連覇を達成しました。

▲エドモンド鷹嵐のプレイと発言がチームメイトの集中力を切らせたのか、マスク・ド・ヒジテツとザ・ゲリラの動きにキレがありません（笑）。

▲優勝を果たして勝利の喜びを分かち合う“プリクラ”。

▲敗北をエドモンド鷹嵐のせいにする“サザンクロス”。

　ビートライブCUPほどではないにしろ、たまにはこうしたユルい大会も和気あいあいとしていていいものです。次回の『VF3tb』大会についての告知はされませんでしたが、今後もなんらかの形で続いてくれることを期待しましょう。

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